四柱推命の占い方は複数あります

四柱推命の占い方は用神取得法の違い

四柱推命の違いについて四柱推命には、占い方が沢山あります。

1.神殺や、十二運を使って占いをしていく方法
2.通変星の相剋で鑑定していく方法
3.格局を中心に見ていく方法
4.五行のバランスで鑑定していく方法
5.日干(十干)での占い方法

この順番は、古典から近代にかけての命式研究の結果でもあり、古くは神殺、格局をとる方法、通変星を見る方法。
近代では、五行の相剋バランス、十干から見ていく方法などがあります。

どの方法を取るにしても、十干、十二支、五行、相生相剋の法則には変わりなく、全て重ね合わせて鑑定するとか、全部を重ねて鑑定する人など、流派や占い師によって様々のようです。

1・2・3の方法は、五行の相剋、神殺、通変星、格局を使った占いで
「このようになります」「こういう傾向があります」
と、いって当てる占い方です。

動物占いは12運のみを使った占い方ですが、良く当たっているでしょう。
天冲殺占いや、通変星からの読み方も、自分はなんとなく、そういう傾向があるな、と、納得いただけると思うのです。
当たるんですが、大雑把なくくりでの統計的な占い方となります。



下記ふたつ4・五行バランスから用神を導いて占う 5.日干(十干)での占い方法
 の占い方は、「用神(ようじん)」と言われる開運星を活用して、運命を改善させていこうとする方法となっております。

四柱推命の鑑定結果が占い師によって変わるのはここからです。
術者の世界観、命式への考察。開運へのアプローチ法が、そのまま占い技術に直結しています。

また、このふたつの方法の違いは

3は、扶抑用神、病薬用神、調候用神、専旺用神という風に、生年月日ごとにそれぞれの用神取得法を使います。
それは、命式の五行バランスを調和して五気を循環させることが、運を良くする方法として採用され、日主に対して、五行がそろっていれば、いろいろな部分で有利だということが推測できます。

全体主義的な考え方に対して、4は、五行バランスというよりも、日干に対して有利な五行、不利な五行を振り分けて、用神を取得します。
五行が揃っていなくても良く、日主は、本人そのものですから用神から遠ざかってしまえば、本来の目的が達成できないので不幸を感じ、用神が近くにあって我が物となれば、幸福を感じられる、という、個人に肉迫した捉え方をしています。

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