内格の格局のとり方

格局=命式のタイプ

「格局」=「命式のタイプ」を大雑把に知りましょう。
月支にある通変星に注目です。
月支にある通変星を「中心星」とも「元命」とも言って「○○格」と、定めます。
取り方のルールは。格局は8種類に分類されます。
・食神格
・傷干格
・偏財格
・正財格
・偏官格
・正官格
・偏印格
・印授格

内格の分類

月支は、命式の部分で母の場所にあたります。育ての親からの影響がどのようなものか?どんなタイプに育っているか?ということを大まかに見る占い方法です。
また、格の通変星が傷ついていないと、運勢上順風満帆であったり、運が良かったりします。
格局は、これから運勢を見定める一つの目安となります。
1 ・月支の本気が、天干に透干すれば、それが格局になります。
2 ・月支の蔵干中にある干が透干すれば、それが格局になります。
3 ・月支蔵干中にも、透干している五行がなければ、月支中の本気を有力視します。そして、中期、余気が命式中で強く、有力であれば、それらをとって、格局を定めます。
4・比肩、劫財は、基本的には八格には入りませんが、どうしても取る格がなければ、比肩を建禄格、劫財を陽刃格としてとります。

例 題


時日月年
丁庚甲甲
丑寅戌申

↓↓↓↓
蔵干
癸戊辛戊
辛丙丁壬
己甲戊庚
1.戌月の蔵干は、辛、丁、戊です。
2.本気の、戊土は、透干していたら、偏印格ですが、透干していません。
3.丁火が、時干に透干しています。この場合は<b>「正官格」です。


己甲癸己
巳子酉卯
  ↓
  庚
  辛
1.酉月の蔵干は、庚、辛です。
2.酉月の蔵干中に、透干しているものはありません。
3.酉月の蔵干中、本気の辛をとって「正官格」とします。


丙壬丙甲
午寅子寅
  壬
  癸
1.子月の蔵干は、壬、癸です。
2.本気の、癸水は、劫財ですから、「月刃格」とします。


辛壬丁乙
巳午丑丑
  癸
  辛
1.丑月の蔵干は、癸、辛、己です。
2.本気の、己土が透干していたら、正官格ですが、透干していません。
3.丑月の蔵干中の、辛金が時干に透干しています。
4・中気の、辛金をとって、「印綬格」とします。

内格の一覧を参考にする


内格格局の一覧参考表です。
そうなりやすい・・と、いう傾向です。

甲日生まれ
子月 蔵干癸を取って、正印格とします。
丑月 己が透干、正財格。癸の場合は、印格。辛の場合は正官格。透らない場合は有力なものをもって、そのどちらかを定めます。
寅月 甲が本気でそれを格ととります。建禄格とします。
卯月 劫財で、陽刃格とします。
辰月 戊が透干、偏財格、癸が透干、印授格。両方とも透干していない時はどちらかを選ぶ。
巳月 丙が透干、食神格。庚が透干、偏官格。戊が透干、偏財格。透らない時はその内有力なものを選ぶ。
午月 丁が透干、傷官格。己の場合は、正財格。透らない時はその内有力なものを選ぶ。
未月 己が透干、正財格。丁の場合は傷官格。透らない時はその内有力なものを選ぶ。
申月 庚が透干、七殺格。戊の場合は、偏財格。壬の場合は、偏印格。透らない場合は、その内の有力と思われる一つを取って格を定めます。
酉月 正官格にとります。透干していなくとも、この格にとります。
戌月 戊が透干、偏財格。辛の場合は、正官格。丁の場合は、傷官格。透らない場合は、有力と思われる一つを取って格を定めます。
亥月 壬が透干、偏印格とします。もし、壬が透らなくとも、偏印格と取ることが定石であります。

乙日生まれ
子月 偏印格とします。
丑月 己が透干、偏財格。辛の場合は、偏官格。癸の場合は偏印格。透らない場合は、このうちの有力なものを選んで格を定めます。 寅月 戊が透干、正財格。丙の場合は、傷官格。透らないときは、そのいずれかを取って格を定めます。
卯月 劫財で、刃格とします。乙禄
辰月戊が透干、正財格。癸の場合は、偏印格。透っていないときは、そのうちの有力なものをもって、格を定めます。
巳月 丙が透干、傷官格。庚の場合は、正官格。戊の場合は、正財格。透らないときは、そのうちの有力なもの。
午月 丁が透干、食神格。己であれば、偏財格。透らないときは、そのうちの有力なものをもって格を定めます。
未月 己が透干、偏財格。丁であれば、食神格。透らないときは、このうちの有力なものをとって定めます。
申月 庚が透干、正官格。戊であれば、正財格。壬であれば、印授格。透らないときは、そのうちの有力なものをとって定めます。
酉月 蔵干の辛をとって、偏官格。
戌月 戊が透干、正財格。辛の場合は、偏官格。丁の場合は、食神格。透らない場合は、そのうちの有力なものを選んで定めます。
亥月 印授格にとります。

丙日生まれ
子月 癸をとって、正官格とします。
丑月 己が透干、傷官格。辛、正財格。癸、正官格とします。透らない場台はそのうちの一つを選んで、格を定めます。
寅月 甲が透干、偏印格。戊の場合は、食神格。透らないときは、その一つを選んで格を定めます。
卯月 印授格。
辰月 戊が透干、食神格。乙は、印授格。癸は正官格とします。透らないときは、そのうちの有力なもの。
巳月 建禄格。巳月月をもって丙禄とします。
午月 己をとって傷官格。
未月 己が透干、傷官格。乙は、印授格。透らない場合はそのうちの有力な一つを選んで、格を定めます。
申月 庚が透干、偏財格。戊であれぽ、食神格。壬であれば、偏官格。透らない時はそのうちの有力な一つを選んで定めます。
酉月 辛をもって、正財格とします。
戌月 戊が透干、食神格。辛が透干、正財格。透らない場合は、そのうちの有力な一つをもって定めます。
亥月 壬が透干、偏官格。甲が透干、偏印格。透らない場合は、このうちの一つを選んで格を定めます。  

丁日生まれ
子月 偏官格にとります。
丑月 己が透干、食神格。辛の場合は、偏財格。癸の場合は、偏官格とします。透らない場合は、そのうちの一つを選ぶ。
寅月甲が透干、印授格。戊の場合は、傷官格。透らない場合はどちらかを定めて格ととります。
卯月 乙をもって、偏印格と定めます。
辰月 戊透干、傷官格。乙の場合は、偏印格。癸の場合は、偏官格。透らない場合はそのうち一つを選んで格を定めます
巳月 庚が透干、正財格。戊の場合は、傷官格とします。透らないときは、そのうちの一つを選ぶ。
午月 建禄格。午月をもって丁禄とします。
未月 己の透干、食神格。乙の場合は偏印格。透らない場合は、そのうちの有力と思われる一つをとって格を定めます。
申月 庚が透干、正財格。壬の場合は、正官格。戊の場合は、傷官格。どれも透らない場合は、そのうちの有力な一つ。
酉月 偏財格。
戌月 戊が透干、傷官格。辛が透干、偏財格。透らないときは、そのうちの一つを選んで格を定めます。
亥月 壬が透干、正官格。甲の場合は、印授格。透らないときは、そのうちの一つを選んで格を定めます。


戊日生まれ
子月 正財格とします。
丑月 癸が透干、正財格。辛の場合は、傷官格。透らない場合は、そのうちの一つを選んで格を定めます。
寅月 甲が透干、偏官格。丙の場合は、偏印格。甲も丙も透らないときは、そのうちの一つを選んで格を定めます。
  卯月 正官格にとります。
辰月 乙が透干、正官格。癸の場合は、正官格。透らない場合は、そのうちの一つを選んで格を定めます。
巳月 建禄格。巳月月を戊禄格とします。
午月 印授格。
未月 丁が透干、印授格。乙の場合は正官格。透らない時は、そのうち一つを選んで格を定めます。
申月 庚が透干、食神格。壬の場合は偏財格。もし庚も壬も透らない場合はそのうち一つを選んで格を定めます。
酉月 傷官格とします。
  戌月 辛が透干、傷官格。丁の場合、印授格。透らない場合は、その一つを選んで格を定めます。
亥月 壬が透干、偏財格。甲の場合は、偏官格。透らない場合は、そのうちの一つを選んで格を定めます。

己日生まれ
子月 偏財格とします。
丑月 丑月 辛が透干、食神格。癸の場合は、偏財格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
寅月 甲が透干、正官格。丙の場合は、印授格。透らない場合はそのうちの一つを選んで定めます。
卯月 乙をとって、偏官格辰月 乙が透干、偏官格。癸の場合は、偏財格。透らないときは、そのうちの一つを選んで定めます。
巳月 丙が透干、印授格。庚の場合は、傷官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで定めます。
午月 建禄格。午月を己禄とします。
未月 乙が透干、偏官格。丁の場合は、偏印格。透らないときは、そのうちの一つを選んで定めます。
申月 庚が透干、傷官格。壬の場合は、正財格。透らないときは、そのうちの一つを選んで定めます。
酉月 辛をとって、食神格とします。
戌月 丁が透干、偏印格。辛の場合は、食神格。透らないときは、そのうちの一つをとって、格を定めます。
亥月 壬が透干、正財格。甲の場合は、正官格とします。透らないときは、そのうちの一つをとって格を定めます。

庚日生まれ
子月 傷官格
丑月 己が透干、印授格。癸の場合は、傷官格とします。もし己も癸も透らないときは、その一つを選んで、格を定めます。
寅月 甲が透干、偏財格。丙の場合は、偏官格。戊の場合は、偏印格にとります。透らないときは、そのうちの一つを選ぶ。
卯月 正財格とします。
辰月 戊が透干、偏印格。乙の場合は、正財格。癸の場合は、傷官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
巳月 丙が透干、偏官格。戊の場合は、偏印格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
午月 丁が透干、正官格。己の場合は、印授格。透らない場合は、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
未月 己が透干印授格。乙の場合は、正財格。丁の場合は、正官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
申月 建禄格、庚禄とします。
酉月 月刃格、劫匁とします。
戌月 戊が透干,偏印格。丁の場合は、正傷格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
亥月 壬が透干、食神格。甲の場合は、偏財格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。

辛日生まれ
子月 食神格。
丑月 己が透干、偏印格、癸の場合は、食神格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
寅月 甲が透干、正財格。丙の場合は、正官格。戊の場合は、印授格。透らないときはそのうちの一つを選んで、格を定めます。
卯月 偏財格
辰月 戊が透干、印授格。乙は、偏財格。癸の場合は、食神格。透らないときはその一つを選んで、格を定めます。
巳月 丙が透干正官格。戊の場合は印授格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
午月 丁が透干、偏官格。己の場合は、偏印格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
未月 己透干、偏印格。丁の場合は、偏官格。乙の場台は、偏財格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
申月 壬が透干、傷官格。戊の場合は、偏印格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
酉月 建禄格。辛禄格
戌月 戊が透干、印授格。丁の場合は、偏官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
亥月 壬が透干、傷官格。甲の場合は、正財格。透らないときは、その一つを選んで、格を定めます。

壬日生まれ
子月 劫刃とします。
丑月 己が透干、正官格。辛の場合は、印授格。透らない場合は、そのうちの一つを選んで、格を定めます
寅月 甲が透干、食神格。丙の場合は、偏財格。戊の場合は、偏官格。透らない場合は、そのうちの一つを選ぶ。
卯月 傷官格
辰月 戊が透干、偏官格。乙の場合は、傷官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
巳月 丙が透干、偏財格。庚の場合は、偏印格。戊の場合は、偏官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
午月 丁が透干、正財格。己の場合は、正官格。透らないときは、その一つを選んで、格を定めます。
未月 未月 己が透干、正官格。丁の場合は、正財格。乙の場台は、傷官格、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
申月 庚が透干、偏印格。戊の場合は、偏官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
酉月 印授格
戌月 戊が透干、偏官格。丁の場合は、正財格。辛の場合は、印授格。透らないときは、そのうちの一つを選ぶ。
亥月 建禄格 壬禄格とします。

癸日生まれ

子月 建禄格 これを癸禄とします。
丑月 己が透干、偏官格。辛の場合は、偏印格。透らない場合は、そのうちの一つを選んで格を定めます。
寅月 甲が透干、傷官格。丙、正財格。戊の場合は、正官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
卯月 食神格
辰月 戊が透干、正官格。乙の場合は、食神格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
巳月 丙が透干、正財格。戊の場合は、正官格。庚の場合は、印授格。透らないときは、その一つを選んで、格を定めます。
午月 丁が透干、偏財格。己の場合は、偏官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで格を定めます。
未月 己が透干、偏官格。丁の場合は、偏財格。乙の男合は、食神格。透らないときは、そのうちの一つを選ぶ。
申月 庚が透干、印授格。戊の場合は、正官格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
酉月 偏印格
戌月 戊が透干、正官格。丁の場合は、偏財格。辛の場合は、偏印格。透らないときは、そのうちの一つを選んで、格を定めます。
亥月 傷官格




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