十干夜話

みなさん、十干を語りましょう。


自分の日干他人の十干の法則性を探してみました。
驚くほど法則性が見つかるはず、ご自分の日干を読んでみてください。
※ごめんなさい。乙木さんのデータが集まりませんでした。 とある仮説

「友人や近くにいる人の十干は集まる傾向があるようですねぇ。」
「陽干の人と、陰干の人たちとはどうも行動範囲が違うような気がしますね。」

「陰干は陰干同士、陽干は陽干同士で、集まっていませんか?それと、親子の干支って似ているみたいですね。」
「自分の命にない五行の人は、理解するのに時間が掛かる気がします」
「自分の命に多い五行の人は、なぜか相手の考えることや気心が知れる感じです」
「庚・丙・辛は知人や友人には少ない気がします。壬・己・戊・乙・癸は、友人知人に多いのでよく分かりますね」

  甲さんの証言
甲さんとは、同じ目線で、距離感もいい感じな気がしますね。実は1番、安心するのは甲の人だったりします。
おともだちがいないです。
自分から積極的に働きかけてる気がします。火の人から、好感を持たれてるような気配を感じますね。
丁さんの知人は走馬灯のように楽しませてくれる人ですね。自他ともに喜ぶ素直なタイプが多いような気がしますね。
親しみ易さ、ちょっかいの出し易さがあります。
戊さんには文句を言いやすいんですよね。洞察力があり本質を見抜く人なのですが、山だから体を動かさない様な気がします。知り合いの戊さんには、良い感化を受けました。
己さんは、少しもの足りない感じかな。どうも合わない人が多いみたいです。
とても、存在感があります。緊張して背筋が伸びる関係ですね。
それに縁もあるようで、なぜか周りは庚さんだらけです。いつも庚さんは自分に対して保護者の立場に立っています。
どうも、辛さんを保護してしまう感じです。辛さんはしてもらって当然という態度。それなのに「困っていることはありませんか」と言わずにおれない関係ですね。ちょっと、イヤミを言われることもありますし、人の嫌がることを好んでわざとされたりね。けど、意外といい人なときもあって、騙されてしまうんですよ。
壬さんは、周りに居ませんでした。友達が少ないからかな。関りたくない人がいます。
癸の人は任せられる人っていう感じがします。
他干の証言
甲さんはですね。間違いを犯さない・・と、いう訳ではないと思うのですが、あんまり悪びれた態度がないですね。どこか「純粋まっすぐ」だと思います。何となくですが漱石の「坊つちやん」をイメージさせます。目に見える結果が出てナンボっていう人が多いのかな。よく答えよりも解答にいたるプロセスの方が大事だ、っていいますけど、甲の人にとっては、プロセスがどうであろうと結果が出てはじめて、価値があると思うのではないかと見ています。その分、甲の人が出してくる結果はあいまいさがないので説得力があります。

他干の余談
甲と言えば一つは木材ですが、建築用として限れば、真直ぐで暴れなくて(狂いの少ない)節(枝の痕)の無いものが喜ばれます。主に檜・杉・松等の針葉樹ですね。広葉樹は曲ったり、狂いやすいので加工が大変ですが、模様がとても美しいです欅など。
最近はアジアから輸入木材がたくさん入ってきていて、日本従来の木材はおされ気味なんだそうですね。黒檀などの高級南洋材は特に硬くて良質ですが、これは甲木にとってうれしい湿土に育ち、日の光も浴びているからでしょうか。
強度のスギ&ヒノキ花粉症持ちとしては(日本からスギがなくなってくれると)うれしいのですが。杉等は他の草木の為にも少し間伐しても良いような気がしますが、コストが結構かかるのか、人が居ないのかなぁ。数年後には花粉の出にくい杉が出てくると聞いています。


丙さんの証言
志の高い方が多いと思います。地道に努力をしている方も多くてそこに憧れます。時々、何気ない励ましをくれる方が多いと思っています。(あまり深い関わりは求めて来られない感じです。付かず離れずが良いようです。)
向こうから積極的に関わってくる印象があります。相談事が多いのはこの干の方です。何故か守ってあげたい感覚になります。(弱そうな感じですが、意外に芯は強い感じです。)
一緒に遊ぶと一番盛り上がり楽しいです。でも、周りからは浮いた感じになってしまいます。しかし、ケンカをした時はお互いに激しい面が出ます。(お互いにマイペースですので、ずっと一緒の関係よりもたまに会って盛り上がるのが一番良い感じです。)
親しみやすく感じます。色々な事に興味を持っていて、そんな所が惹かれます。一時期深く関わって、距離を置いて、また暫くして関わる、そんな関係の方が多いです。(寂しがりなようで、自由人なようで・・・掴み所がない感じもします。)
すごく頼りになるというイメージを持った方が多いです。リーダーには的確かなと思います。一度仲良くなると関係を大切にしてくれる方が多いです。(仲良くなるまで、慎重になられている感じがします。しかし、大きな器を感じます)
温かいイメージを持つ人が多いです。その上、粘り強い努力家で、その様な面に尊敬しています。男性の方では束縛をしてくる方が多いように感じます。(一定の距離を持たれている感じがします。私の方が操縦されていそうな感じもします。)
元気が良く、行動的なイメージで、話口調もポンポン早い方が多いです。結構、ポンポン物を言う所は似ていると感じますが、つい、一言多くなってしまう所もあり、傷つけているのでは・・・と思ってしまします。(私から見ると凄く親しみやすく、何となく気になる存在であります。)
縁があるみたいですが、向こうから声を掛けてきてくれる方が多いです。割と神経質な方が多いですが、何事もセンスの良さを感じます。線が細くて品の良い方が多いです。(女性は美人の方も多いです。物知りな方も多く、意見を聞きたくなります。)
頭の良い方が多く、クールで大人を感じます。その様な所に憧れを感じます。が、怒らせると怖くて改善が難しいので、一番気を使うタイプかもしれません。(知識の泉的な存在で、結構、発想や考えがユニークで楽しい存在でもあります。)
物静かで謎めいた雰囲気があります。時々何か言いたそうな感じがしても、何か分らないそう感じます。いつも控えめだと感じます。(距離を置かれている雰囲気を感じます。2人きりになるとお互いに感覚とノリが違ってどうしたら良いのか分らなくなる事も)

丁さんの証言
甲さんは、好印象ですね。私に親切です。働き者が多いです。
乙さんは気が合うんですが、どうも本心を言ってくれない様な気がします。
丙さんはそこそこ合うんですが、手段方法で最後は意見が割れてしまいますね。
丁さんの考えは、生理的に理解できます。とても信頼できますね。本心が言えるんです。
戊さんにも本心が言えるんです。
わたしから見ると、己さんは、呑気です。
庚さんは、自分の信念を曲げません。強い人ですね。表面は親切にしてくれます。
辛さんは、想像できない所で傷ついている様ですね。デリケートな人みたいです。
壬さんは、強い人が多いです。信念を曲げません。表面は親切にしてくれるんですが、どうも私の事は苦手みたい。
癸の人とはとても相性が良いです。

丁さんの証言
わたくし丁は、いつもメラメラしています。灯火として、周囲の事は気にかけますね。庚さんも強そうだけれど、自分も相当な頑固者だとおもいますね。芯はしっかりしていると思うのですが。火の特徴として、もっともっとと燃えようとすると、冷静さが欠落します。うんちく的になったり、悩んでもメラメラする分、反動が来たりするんですね。そんな時は、あたふたと悩みますが、自滅的発想はしないですね。

他干からの証言
丁さんは、どうも浮気モノ、が多い様ですね。一途に燃えるのですが、風向きが変われば火がうつりますから、「あれれ?」と拍子抜けさせられてしまう。変わり身の早さは天下一品ですね。丁さんは、少量の水をかけた時など逆にカッとなって燃え上がることがありますね。その他にも、燃え尽す、飛び火する-違う場所にささっと移動、消え失せる-鬱状態と、色々な表情を見せてくれますね。

他干からの証言、その2

丁さんは、せっかちな人が多いですね。いつもそんなに急いでどうするの?急がば回れなんですけどね。そして、突然暴走する時がありますね。特に感情が爆発すると周りが見えなくなって止まらない様子です。周囲の人は、人達はおろおろするとか、説得するか、自然に収まるのを待つかですね。そうですね。丁の人達の落ち込んだ状態には参りますね。一体それ程まで落ち込むにはどんな事があったのだろう?と思うほど後ろ向き状態。昨日までは火傷するくらいの焔かと思えば、今日は幽霊でも似合いそうなくらいの何とも淋しい火に、ってことになったりしています。見ているとこっちまで欝に陥る程になる事があります。だけどあまり同じ状態は続かないかな。長引く事は少なくて、元に戻ると胸を撫で下ろします。

他干からの証言、その3
丁さんの気分が安定している時は、安らげますね~。太陽(丙)は毎日出るものだからついつい当たり前になってしまうのですが、丁の人の良い状態の時は、冬でなくても、寒い夜なんかに、一本のローソク、焚き火を見つめている様で、じわじわと暖かさが内面に染み込んで来るかのように、優しさを感じます。若い男女ならロマンチックな気分にもなるかもしれませんね。

他干からの提案 
丁さんにとっての理想は"丁"寧であること。それと、"丁"度良い状態で在ることですね。後、外見も、丁稚や丁年(二十歳)からみて、気が若く、金のような老成した感じの人は少ないですね。

戊さんの証言
甲さんは、かわいいというより、おいおい大丈夫かって感じかな、ちょっと放っておけないと思わせるところがありますね。何となく寄ってきてくれるので、どうも好かれている様な気がするんですよね。
乙の知人はあんまりいないのだけど、乙の人は結構マニアックなこだわりをみせるような気がします。乙の方って、意外と思い込みというか、偏見を持っている人が多いです。特にポリシーを持っているという訳ではないのですが、テリトリー以外の話には乗って来ないですね。
「ちょっと、何も考えていないかも・・」と、思わせる丙さんですね。あまり友人の数は多くないです。
それと、丁火の人達も、そういうところがあります。
丁火さんは、尊敬できる人が多いですね。地味にコツコツするでしょう。それに、丁さんが困った時は「協力要請」の連絡が来るのですが、大抵たやすい事なので、良い関係が続くのです。逆に、わたしが悩んでいる時は、答えは余り的確でなくても、一生懸命アドバイスしてくれますので、なんかなごみます。
戊さんのお友達は多いですね。考え方が似ているような気がして、とても安心できます。仲良くなるまでは、時間がかかりますが、一度仲良くなると長く続きますね。
己さんは、例えば社会的に地位のある人でも、どこか一途といいますか。あぶなっかしく感じますね。つい、あれや、これやと、気にかけます。山を崩して畑を作っていますので、甲は居なくなりますし、水を大量に使うわ、拘束されるわで、やっかいな間柄だと思うんですが
庚さんとは、急速に親しくなったり親友のような関係になりますね。そして、人生上で、いつも大きな影響をうけます。庚の人は頼り甲斐があるんです。庚さんと、自分はどこか似ている視点を持っている様な気がします。協力し合う、という感じの間柄になりますね
辛さんの友人は、戊が口を出すことをすごく嫌うみたいです。辛が次に動こうとしていることと、戊が当然のごとく行動することの質は全然ちがいます。思いやる気持ちが大切なんですね。
壬さんは、みんな豪快で大きな事を言うのが好きですね。
癸さんの知人は少ないですね。すごく頭の良い人が多いけど、こちらが霞んでしまうような気もします。

戊さんの証言
どうも、基本的に深く考察する仲間が多いような気がするんですよね。人によっては、宗教的な信念を持っている人もいますね。哲学的になるとか、じっくり考えるので、少し鈍感に見えることもあるかもしれませんけど、色々と考えているんだな、と思ってください。土なので、隠す行動、秘密性をもったり、長い間熟成させることは得意です。


他干の人の賞賛
戊さんは、すべての始まり(地球)に思えてきます。相生関係の中でも、そもそも戊土に鉱石が埋まっている状態になるには、火(マグマ・火山活動)と水(海水)による冷却の双方を必要として初めて実現したことを考えると、土生金は相当のエネルギーが必要な偉業の様にも思えてきますね。金生水、水生木、木生火、火生土はいずれも日々の生活で目にする機会が実際にある一方で、土生金だけは見ることがないという事実も、この相生関係はどうも滑らかでない感じがします。


己さんの証言

甲さんとは、楽しく愉快に話せるんですが、後で良~く考えてみると、なんとなく馬鹿にされているような気がしないでもないんです。リーダーシップは認めます。それに、何でも安心してまかせられる人ですね。でもね。ちょっと独善的でしょうかね。甲さんのフォローは己土の役目なんです。
乙さんは、なんとなーく、苦手な人が多いんですよね。何が嫌いなのか。それがわからないんですね。しかし、乙さんは近寄って来てくれるんですよね・・。少し空しさを感じたりしますね。
丙さんは、いっしょにいて、とても和みます。ミーハーな部分があって、みなさん化粧映えはピカ一ですね。
丁さんのお友達は多いですね。明るい丁さん、暗い丁さんもいますが、いごごちは最高。話題も豊富ですし話が合います。気をつかわなくても良い間柄で、お互い害なしが本当のところかもしれません。
数えてみると戊さんのお友達も多いですね。戊さんには、いつもおんぶにだっこ。親分肌で頼れます。甘えられる人ですし、尽くしてもらえるんですよね。わたしが、ご機嫌伺いしたりします。
己同士。考え方が同じで分かり合える関係です。グループがちがっていても、なぜ集まって、お互いを癒しあっています。好きですね~己。惹かれあいます。猫可愛がりしてしまうこともあります。
庚さん。どうも行動範囲が違うみたいですね。自分とは接点はないけれども、どうも庚さん同士は、仲良くなるみたい。そういう姿を見ると、磁石をイメージしてしまいますね。
辛さん。ちょっと憧れて眺める存在です。なんか綺麗なんですよね。適度におしゃべりしますが、さりげなく気も使いますね。庚辛さんって完璧なんです。完璧すぎておもしろくないのかな。思わぬ弱点を知ると嬉しくなります。
壬さんは、情の厚いお友達ですね。心配性と猜疑心が強いので共感する部分は少ないですが気配りなど、見習うところは多いです。一つのことに集中するパワーと、予定を綿密に立てるとこはずば抜けていますね。やや攻撃的で敵に回したくないかな。
息の長いお友達ですね。遠くに転居してもメールをくれたりします。どうも癸さんは、人付き合いが苦手っぽいです。それに、変わり者が多いですね。思索しすぎるところもありますね。そういう所も素敵に見えるのですが。あと、ある意味ピュアですね。新興宗教にはまっちゃった人もいます。

己さんの証言
自分の食傷を考えますと、湿土生金とは言いましても、田んぼや畑が鉱石をつくるのはありえない事に気がつきました。戊から放出された後の土や砂と考えれば、砂鉄のことかと自分で納得がいきます。砂鉄なら海岸や河口どころか、いたるところにありますよね。さらに砂金(辛)は川底の土を川の水(壬)でゆっさゆっさと洗えば産出できそうです。自分の本来の姿って、壬癸で洗われたから、庚辛がでてきた!よりも、草木を育てたい、万物を育みたいのが己土の心底ではないのだろうか?そんな風に考えたら土生金の関係も、少し辛い関係に思えてきましたね。

他干の証言

己さんって、皆、すごく素直といいますか・・どっちか極端に傾いたり、単純な人が多いように思いますね。それで、案外怒りっぽい!質素な人達。根は真面目でコツコツしたところがあります。パッと怒って、何かあるとすぐにケローっと忘れるんです。ちょっと純粋で子供っぽく見えますね。こちらも、フォローできるところはしますが、出来なければそっとしておくしかないかな、と、いう感じでしょうか。


庚さんの証言
まっすぐの人達ですね。自分を疑うって事は無いような。人の面倒見はとても良いですよね。この人よくここまで人の世話が出来るな~と感心して調べると甲さんでした、という事が多いですね。こちらが仲良くしたいと思うが、どうも、相手は距離を置いてる感じがします。どんなに大変でも文句を言わずにしっかり義務と仕事をこなしますよね。形而上的な話題にほとんど興味を示さない。肉体派も多い。それと、目に見える結果が出てナンボっていう人が多いと思っています。よく答えよりも解答にいたるプロセスの方が大事だ、っていいますけど、甲の人にとっては、プロセスがどうであろうと結果が出てはじめて、価値があると思うのではないかと見ています。その分、甲の人が出してくる結果はあいまいさがないので説得力があります。
乙さんとは、どうも、畏怖される関係みたいですね。友人にはなれない事が多いですか。サンプル少ないのですが、どこか可愛らしいですね。でしゃばる人はあまり見かけません。怒っていても怖さを感じないです。ただ、内側から発する強さ、というか粘り強さは感じますね。
丙さんとは、対等に付き合える関係でしょうか。切磋琢磨しあう感じ。明るいが意外と凝り性だったりする人々ですね。
丁さんは、人当たりも良いですし、受け答えが柔らかい人達ですね。相槌を打つのが自然に出来る人が多く、話しやすいです。人の話を聞くのが上手いように思いますが、感情面で暴走することがあります。たぶん発火点を超えると爆発してしまい、自分も消耗してしまうようです。
畏怖or尊敬されているように感じますね。戊さんは、主従関係を軸に人間関係を捉えている印象ですね。そして、ひとりで思いつめてしまうサイクルに入ることが多いように見えます。
 
庚同士、考えていることが同じすぎて、一緒にいるとダラダラしがちでしょうか。仕事もはかどらなかったりしますね。最終的には自分さえ良ければいいというところがやはりあります。
庚辛の人たちはその仕事を好きか嫌いかが露骨にパフォーマンスに影響すると思っています。
壬さんとは知的に通じ合うものの、ときどき対立しますね。仕事ははかどります。本人に攻撃する気がなくても理知が勝ちすぎて敵を作っている人たち。水行の人と自然に付き合ってしまう感じです。
癸さんとは、特に気が合いますね。内面的に話が合う関係。メールで形而上的・芸術の話をしたりね。
おとなしくみえるが息の長い思索が出来る人たちだと思いますよ。文章は上手ですね。一緒に外に遊びに行くわけではなく、内面を吐露しあうみたいな関係ですが分かり合えるという意味で一番しっくりくるのは癸さんなんです。

他干の証言 庚さんの成り立ち
庚の原点は、鉱山、鉱石という原型の形から始まるのですが、山は自分が庚を産み出す事に、当初は気がつかないのだと思いました。戊が庚を自分の分身として見なすのは、恐らく自分の強さの源となる火源、マグマなどの地質の一部でもあり、山の構成に欠かせない、大切な岩の一つですね。いつのまにか、鉱石となって鉄の性質を持ちはじめた庚は、冷えて固まり、周辺の土との境に空洞と水分を作り、山から離脱していくのですが、その時になって始めて、庚は鉄として別の働きをし始めることに気がつきます。鉄は山の寿命、山の質にとても密接に関わっていて、鉱山は良く水を出すそうですが、木の生えにくい山となるそうです。 
 

辛さんの証言

それがですね。甲さんが周囲にいないんですよ。
乙さんとは、はっきりしない関係になりやすいのかな。こちょっと気を使っちゃってるかな。れが、案外ズルズルしちゃってね。いやー。乙の女性とは腐れ縁になりやすい気がします。
丙さんには、憧れがありますね。丙贔屓と言われそうですが、丙さんで印象悪い人は居ませんでした。ちょっと欲目で見てしまいます。ストレートな人ですね。
丁さん、話やすさはピカいちですね。腹を割ってお話しできます。不思議さんが多いですね。つかみ所がないような。丁さんは丙さんとは違って揺らぎと、意外性があります。話してみると、自分の根っこの部分をグッと掴んで来る感じでしょうかね。(切磋琢磨系)。独特の空気が有るように思います。
戊さんのお友達も多いですね。親友だったり、影響しあうみたい。戊さんも、不思議さんが多い気がする。つかみ所が難しいですね。自分が出しづらくなる感じもありますし、一緒にいると、楽できてしまう気がします。
己さんとは、はっきりしない関係になりやすいんですよ。
わたしの方が、ちょっと攻撃的になってしまうのかな。己さんは、甘えん坊の人が多くて、自己保身の気持ちがあるように感じます。
庚さんは周囲にはいないですねぇ
辛さんとはウマが合いますね。持ちつ持たれつの間柄なんですよね。
壬さんは結構ストレートな人ですね。どうも、丙さんと一緒に行動することが多いみたい
癸さんは、理論家ですし、穴を指摘してくれるので、仕事していて頼もしいです。自分より広い視野で見ている雰囲気がありますね。

辛さんの証言
わたしは、繊細そうで気使いもするけど、結局は自分の思った通りの行動をとってしまう方ですね。けっこう強情な部分もあって、炭火でいぶられても簡単には根を上げない部分があります。貴金属はその人に使われてこそ輝く場合もあるわけで、かわいがってくれると言うか、必要とされる時に喜びを感じてしまうのかもしれませんね。
他干の人の証言
辛さんは、ちょっと洗練されていますから、その部分には憧れと羨望を持っていますね。
ことさら他人の評価や視線を気にしますし、プライドが高く、自分の価値が下がることを大変に嫌うみたいだから、粗雑な扱いをしないことが一番ですね。いつも、自分はキラキラ綺麗に輝いていたい、という想いがあり、石ころと一緒に見られるのは嫌うひとです。


壬さんの証言
甲さん。とてもうらやましく見えますね。とても好感が持てる人。自分にないものがある人。しっかり者で頑張り屋さん。弱音や心の底を吐露しないので、つかみにくいといえばつかみにくい。お説教されたりすることもあります。
乙さんは、けなげな人ですよね。控えめでおとなしい印象。なんとなく、やさしげで、見守って応援したくなる人。あまり話題を提供してくれないので話しにくいですが、嫌な感じもありません。なんとなく気になります。
丙さんは、無邪気な人に見えます。上からモノを見てる人。丙の方は、意識して避けてるような気がしないでもないです。
丁さんは、ちょっとオチャメな人。ひょうきんな人。おしゃれな人も多いですし、尊敬しております。私が知らないことをよく知っている人。丁さんは、好きなものを布教するのが大好きですよね。適度に離れている分には仲良くできるものの、親密になってくるにつれ、何か「合わない。攻撃したい」と感じるようになり、攻撃してしまう前に離れる、といったような関係が多いです。丁さんを見ると非常にムラムラするのです。メラメラとムラムラ、一文字違うだけなのに、ちょっと爽やかさにかけてしまうのですが。ムラムラ感というのは、単に「苦手。嫌い」というのとは違って、どちらかというと愛もこもってるんだけど、ちょっと危険な欲望。ウンウンと話を合わせながらも気がつくと心の奥で、なんともサディステックな思いを抱いていることが多々あります。(壬さんの告白メールをいただきました^^)
全く違う性質を持った人。動じない人。母性が強くおおらかですよね。わたしとの繋がりをとても大切にしてくれるし、内心は寂しがりやさんですね。好きなものが似ていることが多い。いろいろな話ができて楽しい。好感が持てる人。情の厚さに、たびたび救われています。
戊さんと似ているんですが、もう少し庶民的な印象ですね。堅実な人。
庚さんは、いざという時に頼りにできる人ですね。頑張りやさんで、負けず嫌い。信念のある人。相談できる人。こぼれ話ができる人。腹を割って対等な関係で物を言い合うことができました。
結構惹かれる相手。遊んでいて楽しく、話をしていて楽な人。自然と仲良くなっていますね。辛さんは、基本的には、気遣いで頑張って、疲れちゃう思いやりのある人なのかな。お話していると、自然と内面の話だとかシリアスな話に。お互いそういう話が好きなのでとても楽しいです。
同じ壬の人とは、気が合います。でもたまにわからない人。
価値観が似てる人。癸さんとの共通点はせっかちで、一箇所に納まってられないと言うところです。前に進まずにはいられない、と言う点で非常に共通してます。

壬さんの証言
壬の人はマイペースの人が多い様ですね。しっかりしている様でも、どっか抜けてるのも、水の性質なのかもしれませんね。接する相手によって態度を変えたりすることも良くありますね。心に水位があるのなら、確実に人によって水位を変えています。ある人には明るく陽気に話題を提供する側。物静かな聞き役、笑いのネタの応酬の関係、嘆き合いの関係。その人に合った自分を作り出しているような気がします。本当の自分がなんなのかよくわからなくなったり、人付き合いにしんどさを感じてしまうのかな、とも。壬の性格にはバリエーションがあって、ひょっとしたら、同じ一人の人でも今こちら側から見た面とはまったく別の一面を持っているのかもしれないですね。
他干の証言
壬さんの特徴、己が好き。群れるのが好き。なんのために群れるかというと己正官のためですね。役職につくのも好きな様ですね。社交家ですが詰めが甘いです。

他干の証言2
壬さんは、理論家で切れ者ですね。経験論的に曖昧にモノを語っていたりすると、理論で正しくバッサリ切ってくれる、ある意味有り難い存在です。そのために、意図しない敵を作りがちに見えます。ただし、そのことでウジウジ気にしたりしません。堂々としてます。たしかに二人とも役職を与えると嫌がらずにホイホイやってくれます。皆が役職を嫌がって手を挙げる人がいないときは、こういう人がいると役立ちます。
壬さんの考察3
壬は支流が大海へ流れつくように、水滴も寄せ集って雲になりますものね。同化したい、という気持ちがあるのでしょうか。壬の人は、一般的に社交上手といいますか。お話しが上手ですよね壬は下へ下へと流れて一ヶ所に集まります。群れるのが好きなのは自然なのかも。無意識に方円の器に従っているんですね。
水の干の人は、一番見立てが難しく、形の変化もおおくってバリエーションが豊富。夏月、財星大過の沸騰している水なんかは、地に下がって、集まって流れていく普通の状態の水よりも、はじめに、蒸散し、空に上がって見えなくなる現象が先ですね。後に庚辛に冷やされて雨雲となって地に戻るのでしょう。

癸さんの証言
筋が通っている人は頼もしく、接していて気持ちが良い。身旺であっても、人情味があって、配慮ができる人が多い。しかし、偏るとすぐ歪み醜さが如実に現れる傾向があるかな。
おちゃめ★だが、したたかで頑張り屋。しかし、馬力には乏しく、粘り強さと諦めが共存している。逆境をパワフルに克服していくような覇気は感じない。
これぞ単細胞の極み。発想や行動の仕方が、瞬間的で短距離走型。明るく華のある雰囲気が楽しい。自分の欲望に忠実な人。しかし、割と他人や周囲には、深い入りせず、遊牧民的なポジション。
思考回路は結構複雑で、いろいろと考えるみたいだが、いざ行動するときは、割と近視眼的で衝動で動いている。丙のような、思い切りの大胆さ、行動力には及ばない傾向。感情面で揺れが大きく、瞬間的に怒ったり、凹んだりと見かけの温和な感じとは裏腹に、内面の心理的動きは不安定で激しい。
まぁ、総じて言えば、戊さんは素朴で単純で感覚に根ざした分かりやすい発想をするタイプが多いように感じます。頑張って背伸びして難しいことをしようとしてても、その思考回路というか発想自体は非常にシンプルですね。火星が多く、同気の根が多い場合は、(夏月の場合)外面をことさら飾る傾向が強いです。実際の中身以上に背伸びして虚栄を張ろうとする傾向があります。自分が世界の中心になっている的な感覚に近いですね。対人関係においては、わが道を行く、他人に関せず、的な傾向になります。水が多く、火気を得ず、戌未がない場合は、逆になります。(冬月の命)とことん周囲や他人に合わせる(振り回される)傾向になりますね。発想は、ネクラ型で消極性が強く、やや妄想癖の傾向を帯びるようです。人当たりは夏月の命と異なって、大変ソフトになります。
己はそもそも、そんなに自己主張が激しい干でもなく、大人しく縁の下の力持ち的な雰囲気があるのですが、(受け入れることで自らも繁栄して豊かさを増していく安定性を持つ星)この金旺タイプに限っては、非常に先鋭で自己主張と攻撃性がきついですね。
その激しさは夏月身旺の場合の割り切った頑固さとはまた違うものがあって、見ていて痛々しさを伴い、自分の身を削ってしまう不安定さが特徴です。
火を多く得て、戊あるとき、やはり頑固になります。基本的に、他人や周囲に関せず、わが道を行きますね。あまり他人に対して、興味や関心をもたないようです。どーでもいいし、うっとうしい、と思っている傾向です。
庚はあまり周囲に多くないです。概して、激しさがあって殺伐とした威圧感がある方が多い。考え方や発想に情が通わない機械的で、一貫したごり押し傾向が見られる。あまり周囲に好まれるタイプではないが、なにか事が起きたときや混乱して収拾がつかないときには、一定の理屈や考え方からブレないので意外と役に立っていることも。損な役回りかもしれませんね。
考え方は似通う部分があるが、やはり情に通わないというか機械的で杓子定規に考えすぎるところが少し異質に感じる。基本的に、周囲からどう思われるかという評価や視線で自分の行動が決定されている部分が多く、意外と自分自身の欲求や自由な発想を認識することは苦手かもしれない。知性やセンスの良さには光るモノを感じる。
豪快で面白みがある。じっとしていないので見てるぶんには飽きない。何を考え、何をするか、全く予想がつかない場合が多い。気がよく、大らかで、人情味もあるので、嫌われるタイプではないだろう。
壬もバリエーションの幅が大きい。が、総じて、気分屋。弱くなると、動きが停滞する傾向が如実な気がする。
知性的に物事を把握しようとする傾向が強い。自分の世界観を持った、落ち着いた大人びた人が多い気がする。あまり積極性や自己主張は激しくない人が多く、自分の世界を静かに守っている的な雰囲気がある。侘び寂び的なしみじみとした枯淡の感性を持っている傾向があるように感じる。

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