四柱推命の原書、参考文献、書籍について

四柱推命はじめの一歩

四柱推命の「原書」といわれている大切な本は
「渕海子平」「滴天髄」「窮通宝鑑」「子平神詮」「三命通会」「神峯通考」「命理約言」
などがあげられます。
漢文が苦手でも、日本の和訳本がいくつかでていますから、一度目を通してみると良いと思います。

現代の四柱推命に影響を及ぼしている本は、「子平真栓」「滴天髄」「窮通宝鑑」「神峯通考」とされていますが、その中でも、「滴天髄」はすごく哲学的な内容で、読むと考えさせられます。
最高原書といわれているそうですが、短い漢詩文で、謎めいた言葉が羅列されていますから、注釈も人によってまちまちです。

パメラ館の先輩方から
「子平真栓は、遠近法、立体感などの絵のバランス見る事、人の目に訴える感覚。」
「窮通宝鑑は絵の具を使っていつの季節のを絵かをあらわすのに似ています」
「この3種類の原書を感覚的に表現すると、さしずめ、滴天髄はキャンパスでいうところの木炭で構図を書き込むような感じ」
と、おっしゃっていてなるほどなぁと思いました。

★国内の原書オススメ本としましては
竹中利貞先生の本は原書に忠実に翻訳されていますよ。
 ◎訳註 窮通宝鑑 竹中利貞
 ◎訳註 子平真詮 竹中利貞
 ◎訳註 滴天髄 竹中利貞 ※滴天髄は絶版となっていましたが、再版されました。
 ◎滴天髓輯要 緒方泰州  ※緒方先生の解釈がわかりやすいです。
 ◎子平真詮考玄評註  武田考玄  

 □鴨書店   114-0034 東京都北区上十条4丁目8-1 03-3909-8699
 □中尾書店 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目2番14号 06-6271-0843

漢文が得意な方でしたら、Wed上で、無料で原書が読めます。占例も豊富です。
 □福山堂 http://www.fushantang.com/1010/j1009.html
 
★占例の豊富さは台湾書
台湾書などを見ていきますと、実際の例題が豊富で、感心させられます。
日本ですとプライバシーが気になるところです。自由な雰囲気を感じさせます。

滴天随原文


天道 欲識三元萬物宗,先觀帝載與神功.
地道 坤元合德機緘通,五氣偏全定吉凶.
人道 戴天履地人爲貴。準則吉兮凶塞悖。
知命 欲與人間開聾瞶,順悖之機須理會.
理気 理承氣行荳有常,進兮退兮宜抑揚.
配合 配合干支仔細詳。定人禍福興災祥。
天干 五陽皆陽丙為最,五陰皆陰癸為至.五陽從氣不從勢,五陰從勢無情義.
甲木參天,胞胎要火,春不容金,秋不容土,火熾乘龍,水蕩騎虎,地潤天和,植立千古.
乙木雖柔,?羊解牛,懷丁抱丙,跨?乘猴,?濕之地,騎馬亦憂,藤蘿?甲,可春可秋.
丙火猛烈,欺霜侮雪,能煆庚金,?辛反怯,土?成慈,水猖顯節,虎馬犬?,甲來焚滅.
丁火柔中,?性昭融,抱乙而考,合壬而忠,旺而不烈,衰而不窮,如有嫡母,可秋可冬.
戊土固重,既中且正,靜翕動闢,萬物司合,水旺物生,火燥喜喜潤,若在坤艮,怕沖宜靜.
己土卑濕,中正蓄藏,不愁木盛,不畏水旺,火少火晦,金多金明,若要物昌,宜助宜幇.
庚金帶?,剛強為最,得水而清,得火而?,土潤則生,土乾則脆,能勝申兄,輸於乙妹.
辛金軟弱,温潤而清,畏土之疊,樂水之盈,能扶社稷,能救生靈,熱則喜母,寒則喜丁.
壬水通河,能洩金氣,剛中之德,周流不滯,通根透癸,沖天奔地,化則有情,從則相濟.
癸水至弱,達於天津,龍德而運,功化斯神,不畏火土,不論庚辛,合戊見火,化象斯眞.
地支論
陽支動且強,速達顯災祥.陰支靜且專,否泰毎經年.生方怕動庫宜開,敗地?沖子細裁.支神只以沖為重,刑與害兮動不動.暗沖暗會尤為喜,彼沖我兮皆沖起.旺者沖衰衰者拔,衰者沖旺旺神發.
干支論
陽順陰逆之説。洛書流行之用、其理信之也、其法不可執一、故天地逐需精粋者昌、天地乖需混乱者亡。不論有根無根。倶要天履地載。天全一気、不可使地徳莫之載。地全三物。不可使天道莫之容。陽乗陽位陽気昌。最要行程安頓。陰乗陰位陰気盛。還須道路光享。地生天者。天衰怕冲。天合他者、地旺喜静。甲申戊寅。眞為殺印相生。癸丑庚寅。他坐両神興旺。上下貴呼情協。左右貴乎気協。始其所始。終其所終。富貴福寿。永平無窮
形象論
兩氣合而成象,象不可破也.五気聚需成形。形不可害地。獨象喜行化地,而化神要昌.全象喜行財地、需財神要旺、形全者宜損其有餘、形缺者宜補其不足.
方局論
方是方兮局是局,方要得方莫混局.局混方兮有純,行運喜南或喜北.若然方局一齊來,須是干頭無反覆.成方干透一元神,生地庫地皆非福.成局干透一官星,左邊右邊空碌碌.
八格論
傷官食神正財偏財正官偏官正印偏印是也。
財官印綬分偏正,兼論食傷格局定.影響遙?既為虚,雜氣財官不可拘.
体用 道有体用。不可以一端論也。要在扶之抑之得其宜
精神 人有精神。不可以一偏求也。要在損之益之得其中。
月令 月令乃提綱之府。譬之宅也。人元為用事之神。宅之定向也。不可以不卜。
生時 生時及帰宿之地。譬之墓也。人元為用事之神。墓之穴方也。不可以不辨。
衰旺 能知衰旺之眞機。其於三命之奥。思過半矣。
中和 既識中和之正理。而於五行之妙。有能全焉。
源流 何處起根源。流到何方往。機括此中求。知来亦知去。
通関 関内有織女。関外有牛郎。此関若通也。愛邀入洞房。
官殺 官?相混來問我,有可有不可
傷官 傷官見官果難辨,可見不可見.
清濁  一清到底有精神。管取生平富貴眞。澄濁求清清得去。時来寒谷也回春。満盤濁気令人苦。一局清枯也苦人。半濁半清猶是可。多成多敗度晨昏。
真仮 令上壽眞聚得眞。假神休要乱眞神。眞神得用生平貴。用假終焉碌碌人。真仮参差難弁論。不明不暗受?遭。提綱不興真神照。暗処尋真成有真。
剛柔 剛柔不一也, 不可制者,引其性情而已矣.
順逆 順逆不齊也,不可逆者,順其氣勢而己矣.
寒暖 天道有寒暖,發育萬物,人道得之,不可過也
燥湿 地道有燥濕。生成品彙。人道得之。不可偏也。
隠顕 吉神太露。起争奪之風。凶物深藏。成養虎之患。
衆寡 強衆而敵寡者。勢在去其寡。強寡而敵衆者。勢在成乎衆。
震兌 震兌主仁義之眞機。勢不兩立而有相成者存。
坎離 坎離宰天地之中気。成不獨成而有相持者在。
六親論
夫妻 夫妻姻?宿世來,喜神有意傍妻財.
子女 子女根枝一世傳,喜神看與殺相聯.
父母 父母或興與或替,?月所關果非細
兄弟 兄弟誰廢與誰興,提綱喜神問重輕.
貴賤貧富吉凶壽夭論 
何知章 何知其人富,財氣通門。何知其人貴,官星有理會.何知其人賤,官星總不見.何知其人吉,喜神為輔弼.何知其人凶,忌神輾轉攻.何知其人壽,性定元氣厚.何知其人夭,氣濁神枯了.
女命 論夫論子要安詳。気静平和婦道章。三奇二徳虚好話。咸池駅馬半推詳。
小児 論財論殺論精神。四柱和平易養成。気勢悠長無斷喪。関星雖有不傷身。
才德 德勝才者,局全君子之風,才勝德者,用顯多能之象. 
奮欝 局中顕奮発之機者。神舒意暢。象内多沈埋之気者。心欝志灰
恩怨 兩意情通中有媒,雖然遙立意尋追,有情郤被人離間,怨起中間死者灰
閑神 一二閑神用去麼。不用何妨莫動他。半局閑神人閑着。要緊之場作自家。
従象 從得真者只論從,從神又有吉和凶.
化象 化得真者只論化,化神還有幾般話.
仮従 眞從之象有幾人。假從亦可發其身。
仮化 假化之人亦多貴。孤兒異姓能出類。
順局 一出門來要見兒,見兒成氣轉相?,從兒不論身強弱,只要吾兒又遇兒.
反局 君頼臣生理最微。児能救母洩天機。母慈滅子関頭異。夫建何為又怕妻
戦局 天戦猶自可。地戦急如火
合局 合有宣不宣。合多不為奇
君象 君不可抗也,貴乎損上以益下.
臣象 臣不可過也,貴乎損下益上.
母象 知慈母恤孤之道,方有瓜?無疆之慶.
子象 知孝子奉親之方,始能克諧大順之風.
性情 五気不戻。性正情和。濁乱偏枯。性乖情逆。火烈而性燥者。遇金水之激。水奔而性柔者。全金木之神。木奔南而軟怯。金見水以流通。最拗者西水還南。至剛者東火転北。純生之機。遇撃神而抗。逆生之序。見閑神而狂。陽明遇金。鬱而多煩。陰濁蔵火。包而多滯。陽刃局。戦則逞威。弱則怕事。傷官格。清則謙和。濁則剛猛。用神多者。情性不常。時支枯者。虎頭蛇尾。
疾病 五行和者。一世無災。血気乱者。生平多疾。忌神入五臓而病凶。客神遊六經而災小。木不受水者血病。土不受火者気傷。金水傷官寒則冷嗽。熱則痰火。火土印綬。熱則風痰。燥則皮癢。論痰多木火。生毒鬱火金。金水枯傷而腎經虚。水木相勝而脾胃泄。
出身 巍巍科第邁等倫。一個元機暗裏存。清得盡時黄榜客。雖存濁気亦中式。秀才不是塵凡子。清気還嫌官不起。異路功名莫説輕。日干得気遇財気。
地位 臺閣勳労百世傳。天然清気發機權。兵權解豸弁冠客。刄殺神清気勢特。分藩司牧財官和。清純格局神気多。便是諸司并首領。也從清濁分形影。
歳運 休囚係乎運。尤係乎歳。戦冲視其孰降。和好視其孰切。何為戦。何為冲。何謂和。何謂好。
貞元 造化起於元。亦止於貞。再肇貞元之会。胚胎嗣続之機

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