気になる占い師達がたくさん!占い師の悲哀を感じたお話。

気になる占い師さん達がたくさん  パメラの個人的な体験談です♪

幼いころから占いフリークの私は、当時、群馬県内のほとんどと言っても良いほどの占い師に見てもらいました。いまだに占ってもらうのは好き。
もちろん、凄腕のちゃんとした占い師がいいのは皆さんと同じだと思うんです。
いろいろな術者とのご縁の中で、この人はすごいな!と思うことも時々ありました。
その中で忘れられない占い師さんや、興味深いエピソードなどをいくつかご紹介したいと思います・・
こういう話を書けば、世の中まだまだ捨てたものじゃない。何がしかの真実はある、という事はわかっていただけると思います。

占い師も被害を受ける?!高崎中央銀座の占い師さんの話

みなさんこんばんは。
今日お話しする占い師さんも私が若かりし頃から相談したり、なじみの深かった占い師さん。
今から思えば良く当たっていたのかも。
こんな風にHPを作ったり、私が占い師をするようになったのも、十代の感受性強い時期に出会ったこのおじさんの影響かなっ?て思うこともあります。

でも、別に占いを教えてもらったわけでもなく、技を受け継いでいるわけでもなく、ただ、当たった~とか、すごかったな~とか、感激を味わったぐらいなのですが・・

まだ若かりし、18歳ぐらいのころ。当時流行りのちょっと狸顔をした、A子ちゃんと、姉御肌で、2年くらいお付き合いしている彼氏がいるB子ちゃん。
この3人で、みんなの恋愛運を占ってもらおう!という話になりました。
高崎の中央銀座にある当たると評判の「中銀占いおじさん」のところに占いに行ったんですね
うすぐらい路地裏に入っていきますと、明りを燈した俳優の天本英世みたいな神妙ないでたち、いつもお客さんを待っている占いおじいさんがいます。
みっけ♪ と、いうことで3人でコロコロ占ってもらいにいったんですが・・・・


その内容がですね。大変にそっけないもので、わたしはしっかりと覚えているのですが
まずは、かわいい系のA子ちゃん。
 「はじめましてぇ♪よろしく、お願いしまぁす♪」
「はじめまして。うーん。貴女は10代で恋愛してはいけない人ですね。とても痛い思いをするみたいですよ」
 「え。なぜ?」
「若いうちはチャラチャラしてはいかんよ。働いて地味にすごしなさい地味に。結婚は24歳を過ぎたころ。いいね!」
 「・・・・」「ワタシ・・・、今の彼と結婚しようと思っているんですが」

「あ、それ、うまく行かないから。彼をひきずって他の縁もダメになるよ。とにかくダメ。ダメ。それだけー。。次。次」
 「・・・・」

次に、姉御肌のB子ちゃんの番になりました。 

 「恋愛どうでしょうか?」

「ううむ。あなたが付き合っている彼。この人は仕事もしなければ、浮気も好きでしょ?」
 「はぁぁ?ぜんぜん、そんな事はないっすよ!」
「あなたは一途。相手は浮気♪ そのうち女囲うよ!とにかくダメ―。」
 「・・・ま、まさか。彼に限ってそんなこと・・」
「そんな男と早くに別れるこったー。やめとけやめとけ。ハイ、それだけー。次、次」
 「・・・」
と、いうものでした。

次は私の番でした。
「よろしくお願いします!」

「ふむ。あなたは恋愛より仕事を優先するようになる。特殊な、ヒジョーに特殊な分野に走る。あんたは玉の輿まではいかない、まずまずの結婚をして幸せになるじゃろ。ハイおしまい。」
という信託をいただいてしまい、私だけが救いがあるようで申し訳なさが先にたって。
いちまつの気まずさと共に3人の占いイベントは終わりになりました。


それからしばらくして、A子ちゃん、B子ちゃんと会ったとき、雑談まじりに衝撃の告白を聴くことになりました。
腹の虫のおさまらないA子は、その中央銀座のおじいさんの所に怒鳴り込みにいったそうです。
しばらく落ち込んでいたのですが、実は相当に!2人は怒っちゃったんですね。

 「良く考えたんだけどおじさんの占い違っているわ。」
「彼もついて来てくれたの。その場でハッキリ言ってくれたからすっきりしちゃった。 」
 「わたしも一緒になってそれは違うだろ!と言ってやった。おじさんびっくりしていたわ!」

などと言います。
さらにB子も言いました。

 「それでよし!わたしも、べらんめいで怒鳴りつけてやったわ。彼と一緒にね!」
 「机をバンって叩いたら、あのジジイ後ろにひっくり返って、灯篭が倒れてあわあわしていた!あっはっは」
と、いいます。


わたしは、おじいさんがひっり返った様子がありありと脳裏に浮かんできて、心底心配になりました。
今から思えば、たしかに占い師のおじいさんはズバリといいすぎた感もあって、相談者を傷つけることはあったかもしれません。
たぶんね。二度あることは三度ある、ということで、こういう事はしょっちゅうあっただろうと推測します
占いは下手をすれば恨まれる。
おじさんはそんな人に恨まれてまで、なんで占いなんかしているんだろう?
神妙に考えてしまったのを覚えています。



後日談-
その後、可愛い系のA子さんはその彼と付き合いつづけて別れることになりました。
その時に、体というより・・心をやられました。いまは違う人と結婚していますが、自分から過去の話を持ち出してケンカになるそうです。
B子は、その彼とめでたくゴールインしたようです。
そして数年後に子供をもうけたあと離婚。裁判になりましたが長引いたそうです。
直接の原因は彼の浮気でした。

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