占い師のインチキとは？？
皆さんこんばんは。
昨今、マスコミで取りざたされている「占い師のマインドコントロール」
世間では「占い師の詐欺事件」が後を絶たないみたいですね？
こういうのを見ると「占い師って怖いなぁ」という印象を持たれる方も多いかもしれません。
だけど、パメラはまだマインドコントロールするような占い師さんを見たことがないんですね。
巡り合った占い師さんは、みんなどっか堅物で融通の利かなそうな研究家肌の人ばかり・・。どちらかというと真面目で、どこか世間知らずの雰囲気を漂わせているような気がするんですよね？
まあ、わたしもかなり世間知らずだから良くないのかも知れませんが、口八丁手八丁で詐欺を働くというのはすごい技術です。
いったいどういう占い師なんだろうと、過去を振り返ってみると、そういえば、今から２０年ぐらい前かな。
まだまだ若かりし頃のお話し 
当時、地元群馬で、気学講習会というのがありまして。
なんでも、印相(印鑑の良し悪し)を説明してくれるというので、ちょっと勉強してみようと思い参加したんですね。
参加者は三名しかいませんでしたけど。。その時、隣に座った男の人と少しばかり話をして、なぜか山形の出身とのこと。
群馬県の地理はまるで知らないし、帰り道に迷ってしまうかも知れないというので、じゃ、帰り際に、地図で道を教えましょう、お茶でもしましょう、という話になりお茶を飲みながら色々とお話しをしたんです。
それで話の内容なんですが
「お疲れ様でした。今日の気学講習会は印鑑の説明でしたね」
「そうですね。これならば印鑑を売るのは簡単です」
と、いいます。
「あら。そうですか。一度の講習では良くわからないし、印鑑を使ってみて効果があるかどうかを調べないとね」
「はい。もう、だいたいわかりました。この講習で自信がでましてイケそうです」
と、いうではありませんか。
なんだか、話がかみ合わないので
「あの。。ところで気学はどの程度勉強されたですか？印相は九星気学の考え方を取り入れていますよね？」
と、尋ねると
「いやだなぁ。パメラさんは (-v-」
あっはっは、と笑われます。
「・・・」
「もしも聞かれたらね。こー言えばいいんです。貴女はこれを買わないと完全に不幸になりますよ？と、言うんですよ。」
「・・・」
「今しかありません！占いでそうに出ているのですから、もう間違いありませんっ！」
「・・・」
「いや。違う、切り込み方がイマイチだな。あなた幸せになりたいんですよね？だったら今買うしかないですね。象牙の印鑑は限定ひとつだけです」
などとバリエーション豊かに、実演販売してみせるではありませんか。
なんだか占いの話が出来なそうだったし、奇妙だったので、その時はあたりさわりなく挨拶をして帰ってきましたけど。
今から思えば、この人はその筋の人かもしれませんね。
その後、その人が占い師になったのか、印鑑販売の業者になったのかは不明ですが、しかし、あの演技にひっかかる人がいるんでしょうかね？
内容があんまりにも浅いからです。
わたしは、かなり珍しい種類の人だと思いましたけど。
たぶんね。
占い師が怖いというより、人間が怖いんだと思います
皆さんも気をつけてくださいね。