宿命について。運命について。決まっているようで決まっていない・・?

運命と宿命の違いについて


運命と宿命は違うのです。
宿命というのは本人の生まれもった素質や環境など、変えがたい運勢のことを指します。
運命と言われるものは、一歩先の運で、自分で気がついたり、選び方によって変えることができます。

宿命の枠は、ご先祖様や両親の影響からはじまって、本人の育ち方から能力から、いつ頃に、どれくらい出世するのか?どんな人と結婚するのか?などです。
使う占いも違いまして、宿命は主に「命術」によって見ていきます。

運命は自分で変えられる運のことで、その人の生き方、やり方しだいでどんどん変化していきます。
例えば、風水環境を整えて良い気が入ってくると運が向いてきたり、良い人と付き合うと環境がガラリと変わってしまったりといったものです。

だけど、そんなに簡単に思い通りにならないのは「宿命」が影響を与えているからです。
わたしは、命術が専門ですが、宿命は背負っている業に通じ、前世にも、あの世にも通じているように思います。
そういう所が、とても面白いといいますか、大変に興味ぶかくて、見ていて飽きない。
宿命は絶対そうなります、と、いうものと、そうなる傾向があります、という違いがあり、絶対そうなるものは、やはり変えがたいように思います。
その人の宿命を無くすことはできませんが、その影響力からできるだけ逃れるように、災いを軽減させたり、良い時期が訪れるのを狙って立場を向上させたりする事はできますし、本人の業そのものを落とすことは出来るようです。
宿命を知ることを、君子知命の学とされていますが「それをすれば、この世での約束事が果たせる」ということは、けっこうすごい事なんじゃないかな、と思います。

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