運命を感じる時について

なんとなーく、感じる! 
      「運命」の力。いったい、運命ってなんでしょう?
      もちろん、運命への感想も、年齢とともに変わってくるわけでして。
      以前、テレビの調査番組を見ていたら、お年よりになると信心深くなり、約80%の人が神様、運命、宗教や見えない世界に肯定的になる、という結果を出していました。
      これからの希望に満ち溢れた人と、経験を重ねて人生の酸いも甘いも知り尽くした人では、感想も変わってくるわけですが、目に見えない、科学や常識ではありえないことがらを、なぜ?感じるようになるのでしょう。
      それは、ほとんどの人が、経験を重ねるごとに思い知ることがあるからです。
      たとえば、順調に人生を送ってきた人が、人生の後半に入って苦労ばかりしているようだ。
      学生時代、あんなに輝いていた人が、なんだか別人のようになり、不思議な気持ちになる。
      不幸な幼年期を送ってきた人がチャンスを掴み、人もうらやむような生活を送っている。
      引越しした人や新築した人が突然不幸になってしまった。
      付き合う人が変わったとたん運が向いてきた。
      などなど。そんな、気づきに至った時に、人は目に見えない力に対する驚きの気持ちや畏怖の念が沸いてくるものだと思います。
努力とか才能とか無関係に、ぐいぐい人をひっぱる「運」というもの。
      これがわかる人は、ちょっぴり「ワビサビ」を知ることにも通じているのかもしれません。
      
      大人になればなるほど、なんとなくわかってくる。
      知れば知るほどに奥が深い。
      説明しにくいけど感覚でわかってくる世界観。 
      それが占いの世界なんです。

