大アルカナについて

小アルカナのカップ　CAPの解説

ワンドのカードは、精神世界、思想、知性、意志の実現に関わりがあります。
カップのカードは、恋愛、感覚、感情全般に関わりがあります。
ソードのカードは、運動、闘争、進歩、秩序の確立に関わりがあります。
ペンタクルのカードは、富、社会、ビジネス、物質的安定に関わりがあります。

	カップの１ 意味:豊饒、恋愛、幸福、歓び、富、満足 逆位置:一方的な思い、片思い、進展しない愛、変更、損 [恋愛] 正位置:愛のはじまり、新しいスタートがはじまる。 逆位置:偽りの恋。一方的で不安定な気持ち。進展しない恋愛。 [仕事金運] 正位置:知り合いを通してチャンスに巡りあう。疑問が解けてスムーズに進む。 逆位置:見込みのないものに時間を浪費する。後悔。
	カップの ２ 意味:愛、セックス、友情、結婚、協力、共感、結合、契約 逆位置:別離、セックスの不一致、気まずさ、満たされない [恋愛] 正位置:一対一のお付き合い。愛とセックスが満たされる。相性の良さ。 逆位置:別離、離婚、セックスの不一致。満たされない愛、気まずさ。形だけの付き合い。 [仕事金運] 正位置:パートナーシップ。援助を受ける。良いコミュニケーションの確立。 逆位置:印象の変化。不都合な事実。不一致な点ばかりが目立つ。
	カップの ３  意味:問題解決、結論、実現、調和、ペット、交流、回復 逆位置:遅延、浮気、行きすぎ、早産、不調和 [恋愛] 正位置:問題が解決していく。友達や社会的な活動から楽しい生活がはじまる。 逆位置:邪魔されて目的が達成できない。ルーズな恋愛。浮気、セフレ、悪友。 [仕事金運] 正位置:自己啓発、ペット。結果がついてくる。コネを通して仕事が入ってくる。 逆位置:感情的になり目的が見えなくなる。自己反省の時間が必要。
	カップの ４ 意味:倦怠、不満、嫌悪、横槍あり、欲望 逆位置:発見、改革、新規展開、アイディア [恋愛] 正位置:飽きがきてつまらない。のけ者にされたような気分になり関心が薄れる。 逆位置:新しい切っ掛けをつかみ理想に近づく。やり直しがきく。協力者に恵まれる。 [仕事金運] 正位置:健康状態が思わしくなくやる気がそがれる。不満がつのって根気がなくなる。 逆位置:突然の幸運から素晴らしい変化が訪れる。活気が出てくる。
	カップの ５ 意味:損失、少ない遺産。失望、再検討、わずかな期待、散財、後悔 逆位置:家柄の良さ、希望、復活、清算、協力 [恋愛] 正位置:損をする相手とかかわってしまう。期待がはずれてがっかりする。 逆位置:家柄、先祖。復活の可能性がでてくる。願いが実現しはじめる。 [仕事金運] 正位置:減額、損失が出てしまう。障害が出る。交換条件を出されて再検討する。 逆位置:新しい協力者の出現。こだわりを捨てることによって復活。採算がとれる。
	カップの ６ 意味:郷愁、過去、感傷、弱さ、過去の影響 、記憶 逆位置:希望、再開、環境の変化、未来、目覚め [恋愛] 正位置:幼なじみや昔からの知人との関わり。郷愁にひたる。大切なものを守りつづける。 逆位置:希望、未来に向けての変化が訪れ成長する。恋のチャンスが訪れる。 [仕事金運] 正位置:昔のやり方にこだわりすぎて停滞する。手に入らないものを求めていく。 逆位置:新しい可能性が広がり積極的になる。斬新に思えるアイデアが当たる。
	カップの ７ 意味:夢想、願望、空想、欲求の多さ、夢、理想、迷い、願望が大きい、無力、混乱 逆位置:目的達成、具体性、ビジョン、意思、真面目 [恋愛] 正位置:夢見がちで決断できない。理想が高すぎて現実的ではない。白昼夢にひたる。 逆位置: [仕事金運] 正位置:迷い、悩んでいるうちに流されていく。解決策が見つからず逃げ出したくなる。 逆位置:目的が絞られていき生産性が向上していく。事態は明瞭になり進む道が決まってくる。
	カップの ８ 意味:衰退、放棄、関心が薄れていく。撤退、中途挫折、未達成の願望 逆位置:目的の達成、新たな意識、古い物を捨てる [恋愛] 正位置:内気で引っ込みじあんな態度。興味が薄れ途中で投げ出してしまう。 逆位置:幸せな恋愛、諦めていたことが実現し愛をえる。 [仕事金運] 正位置:現状が役に立たないことに気がつく。何か他のことに興味が向いて動きだす。 逆位置:既成概念を捨てて事態は好転する。トラブルは解消されて企画が通っていく。
	カップの ９ 意味:願望成就。成功､達成､満足、長寿、喜び 逆位置:失敗、未完成、不完全、劣等感、不満 [恋愛] 正位置:満たされた愛。努力してきた分の埋め合わせを得られて満足する。 逆位置:利用され不当な扱いを受けている事に気がつく。不満が溜まり悩む。 [仕事金運] 正位置:成功。物質的に満たされていく。やり遂げる。同等の価値あるものが手に入り満足する。 逆位置:自己満足にひたり手を抜いてしまう。張り合いが感じられずその方法が見つからない。
	カップの １０ 意味:リラックス、幸福な家庭、やすらぎ、家族の絆 逆位置:退屈、フラストレーション、制限、見せかけの幸せ [恋愛] 正位置:心から安らげる付き合いができる。安住の地。支えが得られて安定できる。 逆位置:みせかけの幸福にいざこざが起こる。つまらなくなり相手を疑う。 [仕事金運] 正位置:グループ、組織で力を出し合い成功に導かれる。それが次の自信につながる。 逆位置:現状維持が難しい。抱えすぎていて制限されてしまう。助けが得られない。
	カップの王 人物像　正位置:男性のカード。聖杯の王子は好奇心にあふれ知識があり保護しようとする人物。公平、博愛。義理堅く責任感も強い。流行に乗ることチャンスを逃さない。技術者、芸術家、宗教家。責任感が強く公平な考え方をする。 立場が向上し経済的な自立ができる。 人物像　逆位置:男性のカード。二重人格でモラルに欠如している。自分本位になってしまい非常識。スキャンダラスでだらしない人。今までの信頼を裏切る。誤解、悪徳。強欲、詐欺、悪徳 支えが得られないのに自分を過大評価して取り乱す。
	カップの女王 人物像　正位置:女性のカード。カップの女王は優しく献身的で奉仕の精神にあふれている。面倒見のよさがありボランティアを好む。家庭的でありのんきな反面、精神的な分野、研究、オカルトに興味を示す。 意味:人気があり詩や音楽、芸術的なセンスで注目を浴びる。霊感。 人物像　逆位置:女性のカード。 わがままでひねくれている。気まぐれに周囲を振り回してきまま。ころころ意見を変えるトラブルメーカー。 意味:家庭の不和。不安定ではっきりしない状態。支えがなく溺れてしまう。
	カップの騎士 人物像　正位置:青年のカード。カップの騎士はロマンチストで情熱があり恐れを知らない。チャンスを目前に早急に事をすすめる。気前が良く機嫌が良い。誘い合い、プロポーズする。 意味:抜擢されて夢に近づく。愛情、友情に触れてパワーを得る。 人物像　逆位置:青年のカード。夢想家、好事に耽溺してしまい先走る。不正、期待が頭脳を曇らせてしまうため突飛な行動をとる。 意味:情熱だけで先走ってしまい選択を誤る。誘惑、陰謀、みせかけ。
	カップの王子 人物像　正位置:少女のカード。カップの王子は、まだか弱くかわいらしさと真剣な態度で人を引き付ける。本質を見抜くようなところがあり洞察がするどく細かい。やわらかく大人しく従順。純粋でけなげ。学問、SF、ニアメ、コミック、子供。 意味:不安定な状況の中から答えを見つけていく。試験に通る。やすらぎ 人物像　逆位置:少女のカード。 愛着が強くて甘えたがる。嘘、誤魔化しが多くて自分で決められない。任せられない。弱さが全面に出てしまう。 意味:自分に自信がなく怖い。準備不足で追いつかない。