議会活動平成20年12月議会グリーンベル21について一般質問をしました。多くの議員が三井生命からの寄附を受入るべきとの立場で質問をする中で、寄附を受け入れるべきではないとの立場で質問をしました。 この3ヶ月後、沼田市は寄附を受け入れないことを決め、三井生命に回答しました。 質問と市長回答の要旨は以下の通りです。 ・寄附は受け入れないで、今までのような支援を継続した方が良いと思うがどうか。現在、まちづくり支援事業や商店街活性化対策補助事業において支援などを展開していますが、今後の支援については、グリーンベル21をはじめ、商店街の活性化を図る観点から総合的に検討をしていきたいと思います。 ・自治体がやる仕事ではないと思うがどうか。グリーンベル21は、商業振興及び都市基盤の再開発整備を目的とした商業ビルですので、基本的に商業活動の拠点ビルとしての活用が望ましいと考えています。 なお、時代背景を踏まえたとき、多角的な利活用も思料することが必要ではないかと考えています。 ・自治体は商売をしてはいけないと思うし、将来、苦労だけを背負い込むことになるともうがどうか。商業活動は民間事業者に託すべきであるとの考え方が基本にあり、自治体が商業活動を行うことは、控えるべきではないかと考えています。 また、市が商業活動に主体的に関与することは、厳しい経済活動の実態から継続的な事業展開は、ことさら厳しい状況が想定されると認識するものです。 ・仮に利用制限があったり、市に自由がない場合もある。要は、必要があるか、ないかだと思うがどうか。寄附受入の場合には、区分所有権により1階から4階までは市の所有となり、建物共有者の権利は5階、6階に移動することになりますが、テナント出店者は、現行どおり1階から3階の営業場所で営業を続けることを前提としています。 市の区分所有となる1階から3階の利活用の検討を行うとすれば、営業権等から、市の意図する利活用ができないことも想定され、その場合は権利者及び出店者との協議・調整を図っていかなければならない大変難しい局面を迎えるものと考えています。 また、受け入れる必要があるか、ないかについては、グリーンベル21検討会議などにおいて検討していただいているとこおですので、ご理解をお願いしたいと思います。 平成20年9月議会観光政策と道路網の整備、新エネルギー政策、温暖化対策について一般質問をしました。質問と市長回答の要旨は以下の通りです。 ・合併を契機に、新たな観光資源の発掘をされているのか。観光キャンペーン等を一体的に実施し、日帰り観光客を滞在型観光客へと誘導すべく努め、本市の観光資源を融合し、ネットワーク化が図られつつあると認識しています。 ・皇海山、鹿俣山、子持山などの登山道やアクセス道路の整備について。登山者の安全と安心を図るため、案内板や誘導標識等を設置してきています。 今後も、利根沼田森林管理署や関係機関と協議を進めながら補修等を行い、登山者の安全、安心の確保に努めていきたい。 ・吹割の滝に自動的移動装置を設置できないか。高齢社会に対応してエレベーターなどの設置ですが、国の天然記念物であることから、保存管理計画との整合性や今日の財政状況等を考慮し、今後研究も必要であると考えています。 ・国道120号線椎坂トンネルの今後の見通しは。また、掘削した岩石や残土を天狗滝等に埋め立てができないか。県から、10月から現地にて用地測量、物件調査等を実施し、本年度内に一部買収等を行う計画であり、早期着手・早期完成を目指したいとの説明を受けました。 椎坂トンネルの掘削残土は約17万4千立方メートルと推定されていますが、関係地権者や関係地区及び生枝地区活性化推進協議会等から地元への埋め立て要望がされており、群馬県もこれらの要望を優先的に検討していきたいとのことですので、ご理解を頂きたい。 ・太陽光、風力、バイオマスなどに取り組んでいるところは多いが、岩手県葛巻町など先進地等の視察や研究、検討はどのようにされているか。現地へおもむく視察は行っておりませんが、議員からご紹介のありました葛巻町をはじめ、県内における関係自治体の取り組み、さらに、新エネルギー導入に関する国の支援策等の情報収集をおこなうなど、調査・研究を進めているところです。 以前の活動報告(17年12月まで)以前の活動報告(16年12月まで) 以前の活動報告(14年6月まで) 以前の活動報告(13年3月まで) |