東洋占術。冲、害、破、刑について。

冲について

十二支のうち二つが剋しあうことを冲といいます。冲には勝ち負けの勝負があります。
冲の関係  
子午 ・ 丑未 ・ 寅申 ・ 卯酉 ・ 辰戌 ・ 巳亥

四柱推命での冲の解釈

・ お互いが剋し合って、力を弱くする、という意味があります。
・ 冲は、勝ち負けがあり、どちらかの支が生き延びます。
・ 悪い働きをしている支が冲されると問題が解消することがあります。
・ 例えば、年支と、月支の冲は、故郷を離れる。
・ 月支と日支が冲していれば、結婚に至りにくい、夫婦の仲が良くない、などと解釈します。

六害は主に肉親を剋害する、という意味があります。
■ 子―未 肉親との仲が悪い
■ 寅―巳 慢性病、手術
■ 丑―午 勝気、神経系統の病
■ 卯―辰 孤独、負けず嫌い
■ 酉―戌 家族の病気
■ 申―亥 事故、紛失
※四柱推命ではあまり重要視されません。


物事が成り立たず、成就しない意味があります。
■ 酉―子
■ 辰―丑
■ 亥―寅
■ 午―卯
■ 申―巳
■ 未―戌
※支破は四柱推命ではあまり重要視されません。

五行の生剋について

■ 自刑
刑は、家族関係、対人関係に破綻を来たしやすい意味があるとされています。
闘争心が強く、無鉄砲な行動で災いを招きます。
午―午 亥―亥 酉―酉 辰―辰

■ 無礼の刑
恩義を忘れ、平気で裏切りをする刑
子―卯


■ 三刑
対人関係に破綻をきたしやすい刑( 寅、申。 巳申 など、二支で成立します。)
寅―巳―申
丑―戌―未

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