東洋占術。支合について。

支 合



支合は、十二支のうち二つが影響しあうことを言います。
子-丑 ・ 亥-寅 ・ 戌-卯 ・ 酉-辰 ・ 申-巳 ・ 未-午

支合の解釈

・ 支えあう、仲良し、等の意味もありますが、病気などは、長引く暗示があり、身動きがとれなくなったり問題を起こすこともあります。
・ 丑-子-丑 と、並ぶと、嫉合となり、支合の意味が薄れると言われています。( 情不専 )
・ 支合の関係性は、例えば、日支と日支が支合していれば、夫婦の仲が良い、などと解釈します。

三 合

三合は、会局とも言われていて、十二支のうち三つが影響しあうことを言います。
旺支を中心に、二支が団結します。 
三合 申子辰 ・ 亥卯未 ・ 寅午戌 ・ 巳酉丑


三つが揃いますと、五行が変化するといわれています。

申子辰→ 水に変化 → 三合水局  
巳酉丑→ 金に変化 → 三合金局  
寅午戌→ 火に変化 → 三合火局  
亥卯未→ 木に変化 → 三合木局  
旺支を含んだ二支がある場合、半局という言い方をします。
子辰 → 水半局 酉巳 → 金半局
三合は、神殺などにも応用されていて、三合に意味を見出そうとした古人は多かったのでしょう。
命式の力量が変化しますから、吉凶がはっきり出てきます。

癸 乙 丙 乙
丑 酉 戌 巳

癸 乙 丙 乙
丑 巳 戌 酉
三合金局しています。

癸 乙 丙 乙
巳 酉 戌 卯
金半局しています。

癸 庚 丙 乙
巳 申 卯 丑
旺支の酉が無いので、三合金局が成立していませんが、「酉を挟んでいる」 として同等の力に見ることがあります。

丁 乙 丙 甲
未 酉 午 丑
三合水局が成立していても、旺支が冲されていたり、左のように季節から剋されている場合には、成立しにくいのです。

局を結んだ時の解釈


局の中に、命式に必要な五行が含まれていると発展します。
30度づつ120度をつくる三合は、ラッキーサイン。
ただ、三合によって旺じすぎたり、忌神が旺じているとバランスをくずし、五行の忌象が出てきます。

方 局

季節の12支が三つ揃うことを方局といいます。
亥子丑 ・ 寅卯辰 ・ 巳午未 ・ 申酉戌

三つが揃いますと、五行が変化するといわれています。吉凶がはっきり出てきます。

亥子丑 → 水に変化 → 北方水局  
寅卯辰 → 木に変化 → 東方木局  
巳午未 → 火に変化 → 南方火局  
申酉戌 → 金に変化 → 西方金局
旺支を含んだ二支がある場合、半方局という言い方をします。
子丑 → 水半局  酉戌 → 金半局

四柱推命ですと


庚 乙 丙 甲
寅 卯 戌 辰
東方木局しています。

庚 乙 丙 甲
午 未 申 辰
半火局しています。

庚 乙 丙 甲
辰 未 巳 辰
午の旺支を含んでいませんから、南方火局は成立していませんが、「午を挟んでいる」 として同等の力に見ることがあります。

庚 乙 丙 甲
巳 未 子 午 方局が成立していても、旺支が冲されていたり、左のように季節から剋されている場合には、子によって弱まります。

庚 乙 丙 甲
巳 未 午 戌
十二支が南方火局を形成していて、さらに、三合の戌があった場合、方局以上 となり部を超えて火が旺じます。

方を結んだ時の解釈

・ 方局は団結力が強いので、二支が揃えば五行の力が強く働きます。忌神であれば、忌象。 喜神であれば、喜象を意味します。・ 方局は強いので、大抵は、五行のバランスを失わせる方向に働きます。

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