神通力について。七術の山道について。東洋占術パメラの館

神通力について。現代神通力の変転

命、ト、相、医、山について

山(さん)とは、 占いを学ぶ人が、五感以上の感覚を研ぎ澄まして、超自然的な力、現象、気の神髄にいたること。心身の健康を保ってバランスを取り、それらを生活に取り入れて恩恵を得ることなのです。

占術は、よく覚えて上手に当てられるようになってきますと、だんだんと「理論」を超えたことが分かってくるようになり、当てるという次元を超えて、その人のことが良くわかるようになります。
「 常人にはわからない、気、超自然現象、第六感、直感、神髄に至ること」
そんな風になってきますと、占いは当たるという境地をぬけて、ようやく、知る境地に入ります。



皆さんこんにちは
神通力について書いてみたいと思います。
神通力は仏教用語で、約2600年前マガタ王国の国王が、お釈迦様に「修行を続けているとどんな果報がありますか?」と尋ねられた時、お弟子さんが記録したものです。
現代では、霊能力と呼ばれている種類のもので、このパワーの源は、五種通、あります。
1・ 常識と中道の理から物事に応じて悟る力 
2・ 禅や修行によってよく観察して宿命を知る力
3・ 薬、護符と呪文によって得られる力
4・ 自らの業を解消して自然に得た力
5・ 妖怪と魔物が持つ力

などです。
ちなみに、占術の世界では、人相でも易でも八字でも風水でも腕が上がるという他に、本人の修行と集中力が極まることによって、気がわかるようになったり天の働きがわかるようになってきます。
つまり、理論を越えた、占いといえども当たり外れのない境地に入り、術を使って自在に運を知ることができるようになるのです。

この境地に来てはじめて占術は「頼りになるもの」となります。
摩訶不思議なパワーで人を救うことができるようになります。
わたしは、こういう状態をひっくるめて「山道に入る」、「山に入った」と表現しています。

また、こういう不思議な能力は、自らが努力して得ようと思って勉強して身につくものではなく、天や神からの授かるもののように思います。

さらに、神通力にはどんな種類があるかといいますと、

(1)  神足通
機に応じて自在に身を現し、思うままに山海を飛行し得るなどの通力。(※じんそくつう)
(2)  天耳通
ふつう聞こえる事のない遠くの音を聞いたりする超人的な耳。(※てんにつう)
(3)  他心通
他人の心を知る力。(※たしんつう)
(4)  宿命通
自分の過去世(前世)を知る力。(※しゅくみょうつう)
(5)  天眼通
一切衆生の前世を知る力(※てんげんつう)
(6)  漏尽通
自分の煩悩が尽きて、今生を最後に、生まれ変わることはなくなったと知る力。(※ろじんつう)
と、いうものがあります。

現代神通力を調べますと、さまざまな解釈に変化しているようで、例えば、神足通力は、思うままに山海を飛行するというより、過去現在未来のどこにでも自由に透視できる能力。
相手のいろいろな場面を見通すことができる能力、と、されているようです。
漏尽通力は、人の煩悩を消し悩みを消滅させて救う力、と、解釈されたりしているようです。

わたしの場合は、他心と、宿命通をよく使います。
多少の漏尽にも通じていますよ。
もちろん、普段は絶対に人の気を読んだり、宿命を見たりはしないのです。

自分のためにその能力を使うことはありません。そもそも開きっぱなしでは疲れますから(笑)
セッション中にこの人に必要だと思った時に、必要なだけ開きます。

そして、お帰りの挨拶をする頃には、もう閉じてしまっていますので、あとから質問をされてもわからない事が良くあります。

ところで、
(6)漏尽通はこの世から解脱する力
(4)宿命通は自分の過去世を知る能力
だとしますと、私は自分の過去世も良く知っていますが、あの世での生活のことを良く覚えていますので、少し書いてみます。

木村藤子さんという霊能者さんが、自分は天界から罰を受けてしまったので、この世で人を救う仕事をしている、と、おっしゃっていましたが、私も同じく罰というか罪を犯してしまって、人に尽くしていく宿命があります。
私がいた場所、神界について書きますと、世界神、宇宙神、唯一神と呼ばれる唯一絶対神を中心とした、非常にスケールの大きな壮大な世界で、感動と喜楽、神への愛で満ちあふれた場所です。

ひとりひとりのいる場所の広さが後楽園球場ほどもあり、絢爛豪華に美しく整えられており、もちろん掃除の必要はなく、適性に応じた仕事しかなく、なんの不自由もないところであり、優美な音楽と波動、女性の魂は心地よい気を身をもって感じられるように裸体、もしくは薄い布などを羽織ります。

男の魂は女性の美に癒され、神の意志を継ぎ、天界を守ったり働く事を名誉としています。

たまに、一気にこの世から神界に上がる人がおります。
最近、なくなった皆さんも良くご存知の有名な方がいますが、唯一神経由の神界から3つくらい階層が下の天界にいらっしゃるようです。

数人の女神から歓待を受けていて、多分ご本人はさぞかし!本当に!びっくりされていると思いますね。
ところで、どういう人がこの唯一神の神界に昇るかといいますと、生前の姿はどうであれ、神への愛を体現した人。殉死、もしくは、それに近い生き方をして神への愛を貫いた人、または、神が愛する人を助けた人です。
わたしは、その場所から罰を受けて落とされてしまったわけですが、どこに落とされたかと言いますと、日本の天界、高天原に行きまして数百年もの修行をすることになります。
日本の天界にもいろいろとあります。
治世を全うした権力者がいく場所。
勉学を治めて信条を貫いた生き方をした人がいく場所。
神界と天界のまじりあったような場所。
けっこう種類があるわけですが、その中で、高天原という天界は、大変に静かなところでした。

ちょうど京都のような純日本風の宮殿や、落ち着いた風情のただよう静寂な所で、田畑は豊穣に満ちていて、祭りと丘の上で名だたる僧侶や神々の説法と教えが行われています。

天界ほど厳しくないし、なにか規律にしても性にしても、おおらかで寛大です。
その場所にいる霊は、大変に良い人達ばかりで、みな無私無欲そのものといいますか、満足しきって、神を敬い、その教えを静かに聞きます。

うまく表現できませんが、ちょうど、この世でいうところの何か幼稚園で輝く子供のような?純粋で素直な人ばかりで、この天界が形作られています。

私はと言えば、ただただ神界に戻りたく、自分が悪いとは思えず、ずっと泣いて暮らしていましたが、諦めて高天原で修行をして、勉強し、術や、瞑想法などを覚えていきます。
そうこうしているうちに、生まれ変わる時がきました。
人がこの世に生まれ変わる時というのは、ご先祖様と守護神様の協議の上で決められるのですが、高天原では、龍神と複数の四天王のような姿をした神が協議して決めるのです。

そして、比較的善徳を積んだ祖先をもった家、愛情深い親の元に生まれるように善処させてもらえるようです。
ただ、わたしの場合は深い罪を犯したということで、業の多い呪われた家に生まれる話になっていってしまいました。

いつものように瞑想にはいり、守護神である龍神が現れる時には必ず「あなたはいつこちらに戻って来ていい。無理なのだろうから。」と伝えてきます。
こちらは大変な場所だろうと。この世での役目を2つくらい伝えてきて、戻ってきても良いと伝えてきます。

ただ、わたしからしますと、何とかお役目を響かせまして、大神に沿う生き方をして、出来れば神界に帰りたいという気持ちがあるので頑張っていまる訳です。
輪廻も今世で終わりにしたい訳ですが、もう一度あるかもしれません。よほど上出来でないと難しいだろう……と、いったところです。

以上、神通力の宿命通、漏尽通についてのお話しでした🔮


ちなみに、私はセッション中に神の話はしません。
あくまで皆さんの現実の充実、抜苦与楽の為の占いに始終しておりますので、ご安心を。

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