群馬の占い、東洋占術パメラの館。エニアグラムのそれぞれのタイプの生活

それぞのタイプ別 よくある日常生活 

それぞれの良いところ。社会的な役割

それぞれのタイプは、大切な社会的な役割がありまして、みんながみんな、知らず知らずに、自分のタイプの目標に沿うような形で行動していております。
そこで、エニアグラムのタイプを深く知って、その動機を知れば、他人への理解度も一段と深まるというものです。
「あ、この人は、こうしたいのだな。」というのが、うすうすわかってきますし、寛容にもなれるかもしれません。
そこで、日常的に良くみる特性というか、シュミレーションを書いてみたいと思います。こんな感じなのね、と、参考にしていただければと思います。

・・・・ここは会社。 あなたは、中間管理職。
いろいろなタイプの部下を管理していく立場だと仮定します。

最近、タイプ2の部下の様子が何か変。元気がなく仕事に身が入らない様子。そんな時、タイプ2の人は、会社での立場に不満があるのではなくて、誰も必要としてくれないことにいらだちを感じている可能性が非常に高い。
タイプ2の人は、人の助けになりたい気持ちが強くて、誰かに必要とされたいという気持ちが根底にある。
その心は「愛」「永遠」 というような、見た目からはとても想像できない、とてもロマンチックなものだったりします。人間同士は暖かい絆で結ばれるべきものであり、人に与えて、感謝されると、目標を達成したような、爽快感を感じたりします。
ですので、賢明な僕は、2子さんを、さりげなく新人の研修役や相談役。みんなの補助的な仕事を取り入れたりしてみた。初めは、怪訝な顔をしていても、頼る人がいない新人が感謝の意を表すたびに、日に日にイキイキと働いてくれるようになるでしょう。
ところが、世話好きのタイプ2が、心底優しい人かというと、そうとは限らず、強制的に奉仕をしたがって、それを拒否する人を徹底的に排除しようとしたり、批判します。

バランスを崩したタイプ2さんは、タイプ6さんに愚痴を吐き出しています。
タイプ6さんは、正直いって職場の花。
最近入ってきた新人さんだからか、とても素直でいわゆるよい子。何となく可愛がられているが、そういう時のタイプ6さんは幸せそうです。
見習いという立場で補佐役にしてみたところ、思惑通りに日々イキイキとしているようだ。みんなの言うことを聞きまくっている。 そこで、そろそろひとりで仕事をさせようと指示したところ、自信がありません、という。無理にやらせようとすると動かなくなってしまった。
・・お嬢さんだから仕方がないか。
タイプ6さんは、幼いころから、良い子で常識的に行動することによって周囲の評判を得ていたのに違いない。仕方ない。みんなの補佐役として活躍してもらおうと思う。

タイプ8の営業マンは、何よりも段取りを優先し、自分の力を誇示するチャンスをうかがっているような人。タイプ2のように、新人研修や仕事のフォロー役だと、イライラしている様子がみてとれる。効率が悪い!とかダメや奴だ!とかいって新人を突き上げ、けしかけまくる。自分に自信を持っているようだ。根拠はないんだけど。
しかし、このままでは部下をおびえさせてしまう可能性もあるから、あわてて辞めさせた。
そこで、攻撃の矛先がこちらに向かわないよう、仕事の成果が目に見える形で表れ、それを自慢できるようなポストにつけてみた。
8君を数字でわかる、成果でわかるようなポジションに安置するのだ。
バイタリティはありそうだから、バリバリと仕事をこなしてくれるに違いない。
そうすれば上司である僕の株もアップするに違いないだろう。

タイプ3の課長は、頼りがいのあるナイスガイ。見た目かっこいいし、自分も彼を頼りにしている。しっかり残業もしてくれるようだし、みんなを引っ張っていってくれるリーダーだ。
ひたすら向上。目的達成、成功することを目指している。
これだったら、次回の昇格で部長の立場にしてあげようかな、と、思っていたところ、プロジェクトがずっこけて大失敗してしまった。
その時の3君の取り乱し方、それはそれはひどかった。
椅子をけっとばして怒鳴りちらしていたし、みんなが慰めても、助け船をだしても、大人しくなってくれない。「ぼくはもう破滅だ!」なんていって叫んでいる。
とにかく「失敗」することを恐れているらしい。
「強さ、かっこ良さ」にこだわるのはわかるが、失敗そのものを認めないのでは、困ってしまう。この癖さえなんとかしてくれれば、時期の昇進は確実なんだが。

いつも軽やかにみんなの回りを泳いでいるタイプ7君。いつもみんなの人気者だ。
なんか普段から意欲的で、その場の士気をあげてくれる。自分も彼がいると楽しいのだが、大切な場面になるとスッといなくなっているのが玉に傷なのだ。
どうも、自分に責任がかからないように動いているらしく意味不明。
それもそのはず。
タイプ7はあくまでも、楽しさを追求し続けていたいという本能があって、万が一、リーダー的な役割、大きなプロジェクトに関わってしまったりすれば、仕事量が増え、残業しなくてはならないはめになるかも知れない・・。 仕事が終わったあとの、合コン予定が延期になるかもしれない。
それは面倒だと、脳のコンピューターが素早く計算しているといった所だと思う。
宴会部長が、適任か・・。仕方ないから、アフターファイブで活躍してもらおう。

7君と対照的なのが、タイプ5君
いつも賑やかな誘いから一歩ひいて、自分の観察を楽しんでいるようだ。
彼は本当にいろいろな事を知っていて社内の知恵袋的な存在で満足している。
情報源は、インターネットか、テレビか。仕事の少ない時なんか本を読んでいる事もある。わが社の「THE社内瓦版」も5君が作ってくれているんだけど「この記事イイネ!」とかいうと、とんでもない、ぼくなんて大したことはありません。と、いう。
謙遜しているのかと思いきや、本気でそうに思い込んでいるいる節がある。
5君って。もしかしたら、本当に出世とか、お金に興味がない人なのかもしれない。

しかし、何と言っても頼りになるのは、タイプ1さんです。
決められたことは絶対に守るし確実に仕事を上げてくれるので、わが社がもっているのは、実は彼女のお蔭だといっても良いでしょう。
特に細かい仕事はすみずみまで目を通し、過去の資料なんかを調べているみたい。
キチンとやってくれるんだど、しゃれが通じないのがたまに傷。
なんとなく縁のしたの力持ち的な存在になってしまうのは仕方がない。
うっかり指示を間違えるとサッと表情が変わる時がある。なにをするにも正確なのだ。
彼女を使うには、こっちが気をつけて仕事しなくちゃいけない。

いつも、みんなに美味しいオヤツを差し入れしてくれるタイプ9子さん
ちょっと仕事をして、楽しく雑談して、残業は断ってニコニコしている。平和そのものの静かな日常が彼女のまわりにはある。タイプ3の課長にもいつもハッパをかけられているはずなんだけど、うまく切り抜ける処世術を会得しているらしい。
そう。9子さんは絶対にマイペース。無理をしない手堅さが魅力だ。
そこで、9子さんに今期の打ち合わせ会議の資料作りを任せてところ、6子1子に指示を仰いでいるフリをして押し付けてしまったらしい。
いつの間にか6子1子が資料を作っているので、ほんとうにビックリした。
タイプ9子の本性は、お人よしとかのんびり屋、という訳ではないらしい。
危険を察知した時の逃げ足はどのタイプの人よりも素早いし、自分のペースを守るためなら、あっと驚くこともやってのける強さがあるようだ。

さて、企画を練る段階になり、なかなか良いアイデアが出ない。そんなときは、タイプ4君が一番ユニークな意見を出してくれる可能性が非常に高い。
実現できるか、可能かどうかは、さだかではないが、最低限、夢あるアイデアを提示してくれるから期待ができる。 4君は常日頃から平凡を嫌い趣味も変わっているし、個性的なんだが、ストレスに弱いというか、傷つきやすくて、途中で辞めてしまうかもしれない。
だからあまり追い詰めてはいけない。扱いは心得ている。
そんな時は、几帳面で、丁寧な仕事をしてくれる1さんとコンビでも組ませて一つの案をまとめるようにすれば、ぐっと現実にちかく具体的な段取りを発表してくれるだろう。

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