福島浜通りへ
其の壱


2019年3月17日 日曜日

先週は恒例のスキー教室のため、お出かけが出来ず、

今週は、時間が取れたので前々から思っていた所に行くこととします。


8年前の東日本大震災により、未曾有の事故によって

全住民の避難を余儀なくされた、福島県の浜通りの避難指示区域。

その中でも、今でも立ち入りが厳しく制限されている帰還困難地域。

その地域内を走る国道6号線は、皆さんもご存知のとおり事故後3年半経った2014年9月

全面通行が可能となりました。

しかし、当時は放射線量が多く、一般車両の通行に疑問符がついた事は、記憶に残っています。


また、震災後何度も福島へは行っていましたが、浜通りにはあまり行く事はありませんでした。

行ったのは、小名浜位しかなく、

まして、帰還困難区域は訪れることはなかったです。

意識的に行かなかった訳ではないのですが・・・・

8年経っても、帰れない所、帰還困難区域。

その一部でもこの目で見ておかなければならないと思い行くことに決めました。


と、前置きが長くなりましたが、レポのはじまりです^^


自宅を午前2時過ぎに出発。

国道17号を南下上武国道から、国道50号へ。

夜中ので、良いペースで走れると思いきや、

こんな夜中でも、結構車が走ってるんですね。

道の駅「みかも」


午前4時ごろ、道の駅「みかも」にて、トイレ休憩。

駐車場には、車中泊の車でいっぱいです。

起こさないように、静かに静かに・・・・・


夜明け


5時ごろ、東の空が白んできます。

夜明けが早くなって来ましたね^^


その後、笠間の先で国道から離れ、県道を行きます。





眩しい


6時を廻り、朝日がお出まし。

太陽の位置が低く、東に向かって走っているので、バイザーでは防ぎきれないです。


その後、国道6号へ出て北上。




目的地までは、あと100キロほど・・・

その前に、ちょっと寄り道。


茨城県道27号へ。

大津岬(五浦岬)へ寄ってゆきます。




みち沿いの見晴らしのよいところからパチリ♪

海が光ってます^^


五浦岬公園(いずらみさきこうえん)


公園の駐車場へインプを停め、トイレと少し散策。


再び海


相方が、化粧している間にパチリ♪


大津岬燈台


大津岬燈台。

インプを移動してパチリ♪




この大津燈台は、昭和35年に設置されましたが、

東日本大震災で被災。平成24年に立替られたそうです。




公園内へ歩いて行きます。





梅がきれいに咲いてます。




満開とはいかず、八〜九部咲きですね。


牡丹


牡丹が咲いてます。

公園内には、多くの牡丹が植えられてます。


展望台


少し先には、展望台があります。

この展望台は、東日本大震災の慰霊塔として2014年3月に設置されたそうです。




見上げると、結構高そう・・・・・・汗

高さは16mとのこと。





展望台のなかに入ってすぐ、鐘があります。

鳴らしてみると・・・結構な大きさの音がします。


平和の鐘


「平和の鐘」というらしいです。


展望


展望台の上からは、すばらしい眺望が広がってます。


六角堂


すぐ隣りにある六角堂もよく見えます^^

六角堂も震災の際、津波に流され再建されたものです。


大津燈台側


大津燈台側の展望。

インプ入り^^(入れるのにちょっと苦労、一段上の駐車場に停めればよかった・・・)





大きな鳥が飛んできたので、びっくりしたのですが、

目の前の木の枝にとまった・・・・カラスでした。




展望台の中腹からの六角堂。

すこし、波が高いようですね。


インプに戻って先へ進みます。

今回は、六角堂はパスします。

狭小の道を通り、福島県入り。

国道6号へ出ます。




お腹が空いたので、コンビニでおむすびを購入。


浸水区間


コンビニの駐車場には「津波浸水区間」の看板が・・・・

いま、津波が来たら助からないかも・・・


そのまま、国道6号を北上。


サンシャインロード


常盤バイパス、サンシャインロードへ




小名浜港、アクアマリンふくしま前を通り過ぎ・・・・

ってか、イオンが出来てます。(寄りませんが・・・)


いわきマリンタワー


チョコットだけ、マリンタワーの駐車場へ寄りこみ、パチリ♪


インプ入り


せっかくなので、インプもいれて^^

写真だけ撮って、マリンタワーを後にします。


豊間海岸


新しくなった、県道382号線。

塩屋崎手前の豊間海岸。




防潮堤の外側を走る道路です。


海岸


塩屋崎燈台が遠くに見えます。










防波堤の所には、縁石があって車は入れません。


塩屋崎燈台


塩屋崎燈台の駐車場へ到着。

相方へ昇ってみるかと聞くと・・・・返事はノー

燈台の様子は以前のレポで見てください^^


哀悼碑


駐車場脇にある「美空ひばりさんの哀悼碑」

これに近づくと、センサーが反応してひばりさんの「みだれ髪」が流れます。

それにしても音量がでかい・・・・・

朝8時半前に聞く音量ではないです。




ということで、塩屋崎を後にします。




その後も、出来るだけ海岸線の県道を通り北上。

しかし、震災の影響で復旧工事がいたる所で行われているので、なかなか地図どおりには進めません。


道の駅「よつくら港」


一旦、国道6号へ戻り、道の駅「よつくら港」で休憩。







まだ9時前のため、お店は開いておらず、トイレだけ済ませて移動します。




時間の関係上、国道を北上します。


広野町


広野町の北部は原発から約20キロのギリギリの距離。


県道391号


国道をはずれ、県道391号へ


広野火力発電所


写真の煙突は東京電力広野火力発電所。

最大出力440万Kw 電力の殆んどは県外へ送電されているとのこと。


このまま、県道391号を北上。


楢葉町


楢葉町へ。

楢葉町へ入ってすぐにあるのが・・・・


J-Village


J-Vlliageです。

皆さんもご存知のとおり、 J-Vlliageは震災後、政府管理汚染物質の仮置き場及び、処理拠点となり、

長い間使われておりませんでしたが、除染と復興を遂げて、

2018年7月に一部再開したのは記憶に新しいですね。


今日も、たくさんの選手が練習してます。

近くで見たいのですが、関係者以外立ち入り禁止の看板(青いコーンに貼ってある)ので、ガマン。




仕方がないので、インプを少しだけ停めさせて頂き、パチリ♪


全天候型練習場


全天候型屋内練習場が、道脇にあります。

写真では、判りづらいですが、かなり大きい。




何れにせよ、再開されたJ-Vlliage

福島復興のシンボルとなるように願いたいですね。


ってことで、長くなって来たので!!

其の弐は、いよいよ帰還困難地域を走ります。


其の弐へ

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