祖父 利三郎(元新治村長)が、片野歯科医院を開院して湯宿温泉の歯科医院として2020年に90年目を迎え、その節目の年に同じ湯宿温泉地内に新築移転をいたしました。
私は、新治村(現みなかみ町)の歯科医院の三代目として生まれ、歯科医師になる事を決めた時から、どんな歯科医がベストなのかを考えてきました。地方の過疎地域と呼ばれる山間部では、都市部でやって行くより難しい事が多々あります。都市部への人口集中が進むにあたり、国の政策も大都市に傾いて行く事が必至です。そんな中で田舎だから仕方ないと言う言葉を患者さんから聞かないようになる事だと思います。
3代目を引き継いでから取り組んでいる多職種による地域連携を基に、これまで積んできたスポーツ歯科と口腔外科の経験とスキルを活かして、 「地方だからこその歯科医療」を目標に、アットホームな雰囲気で、皆様が気軽に通院できる地域のプラットホームとしての歯科医院を皆さんと一緒に作っていけたらと思っています。