日光白根山へ
2025年8月30日 土曜日
日光白根山(にっこうしらねさん) 2,578m 日本百名山
群馬県と栃木県の県境に位置する火山。奥白根山とも呼ばれ、関東以北で最高峰。
山頂周辺は溶岩ドームが形成され、阿弥陀ヶ池、五色沼などの湖沼や様々な高山植物が見られます。
また、ロープウェイで標高2,000mまで登れる為、登山初心者でも楽しめるコースがあります。
但し、登山にあたっては、ロープウェイの営業時間や天候に注意し、楽しい山行としましょう。
本日の活動(山行)コース
今回も、ロープウェイで標高を稼いでのお気軽、山行です。
自宅での準備にちょいと戸惑い出発が遅れてしまいましたが、現地へ向かいます。
駐車場
予定していた時間より約一時間近く遅くなってしまったが丸沼高原第一駐車場へ到着。
この第一駐車場とにかく広い。スキーシーズンはいっぱいになるらしいが、それ以外は満車になる事がある盧かな?
駐車場の端には、新しいトイレと更衣室があります。
女子トイレは渋滞発生中だそうです。
身支度をして、行動開始。
センターステーション
駐車場から少し下った所に「センターステーション」があり、ここが日光白根山ロープウェイの山麓駅。
駅の他モンベルショップや日帰り温泉施設などもある。
チケット販売機
2階の自動販売機にてチケットを購入。大人往復2,500円。現金、クレジットカード、電子マネー等に対応。日帰り温泉入浴券とのセットも有る・・・と思う。
大人往復券を2枚、支払はクレジットで購入。
その隣には(通路の先)、登山計画書提出ポストと記入用テーブル、筆記用具等が準備されていて提出しやすくなっています。
ささっと、記入しポストへ提出します。
白根山
乗り場に着くと、何組かが乗車待ち中。程なくして無事乗車。6人乗りのゴンドラに私達2人。
混雑していれば相乗りになるのでしょうけれど、先日の神戸のエレベーター内殺人や、新型コロナの再流行を受けて、一グループ一ゴンドラなのでしょうね。
約15分の空中散歩開始です。
途中、車窓から、これから登る百名山日光白根山をパチリ♪
少々ガスが掛かっていますが、晴れてくれるでしょう(希望的観測)
山頂駅
山頂駅に到着。時計の下には、下り終了時間16:30 ※時間外は歩いてください※ と手書きで注意喚起。
16時30分までに帰って来なければなりません。それに遅れれば下まで歩く事となります。
まぁ、あと8時間15分程有りますので、何かトラブルが無い限り大丈夫でしょう。
二荒山神社
立派な鳥居をくぐり、その奥の「二荒山神社」へ参拝とご挨拶。
登山道
鉄製のゲートを通過し、木漏れ日のなかを、よく整備された登山道と言うより遊歩道を進みます。
ハンゴンソウ
道の脇には、ハンゴンソウが花を付けいています。
気持ちの良い空気が流れます。
カニコウモリ
ブレてしまった・・・
「カニコウモリ」と言うらしい。またの名を「ニッコウコウモリ」だそうです。
登山道
幅の広い遊歩道から、ふつうの登山道へと変わり、所々に木道も整備されているので、歩きやすい道が続きます。
傾斜もそれほどでは無く、散歩道のようです。
大日如来様
少しづつ、傾斜がきつくなってきて登山道らしくなり、息が上がってくると・・・・
登山道わきに「大日如来」様が鎮座されていらっしゃいます。
息を整えて、脱帽、合掌礼拝。
キノコ
旨そうな、キノコを発見。でも毒が有るんだろうなぁ・・・☠
きのこ
こっちは、かなり大きなキノコ。
キノコは全然解らないなぁ・・・
急
所々に急登が出てきます。
変化があって楽しい登山道です。
ただ、樹林帯の中ばかりなので、もう少し眺望が有るとモアベター
開ける
斜度が急になり、空が開けてきました。
そろそろ、樹林帯を抜けて森林限界か?
突破
標高2,400m、森林限界を突破。
高い木々は無くなり、主に草などに変わり、一気に見晴らしが良くなる。
よく見ると、上の方は長蛇の列。
やっぱり今日は多くの人が登っているんですね。
ここからは、道がザレている(細かい砂利道)ので、登り辛い。
蹴り出さず、フラットフィッティングを心がけ登る。
眺め
振り返ると・・・絶景!
雲の流れが速い。時々雲の中に入る感じで流れて行きます。
ザレ場
細かい砂と石がふかふかなので、空回りする感じで登り辛い。
陽射しは強く痛いくらいですが、気温は17度くらいと涼しい。
風もあり、陽が陰る(雲の中へ入る)と寒いくらいだ。
山頂駅
少々雲が掛かって、霞んだ向こうに山頂駅が見えます。
寒暖差が激しいので、上着を着ようか迷う。
ここの気温差が原因かどうか解らないが、
相方が少々バテ気味だそう・・・・
最初、冗談かと思いましたがマジだそうで。
すこしペースを落としつつ、様子を見ます。
0.3k
あと0.3k地点。
バテ気味の相方。写真からも重そうな足取りが見て取れる。
まぁ、ご覧通りの斜度があるので致し方ないが・・・・
偽ピーク
山頂は見えない。が、あと少し。休み休み登ります。
手前の岩は少し緑色です。
火口
急な岩場を登ると、綺麗な火口の淵へ出ました。
今までの風景とは別の世界のような感じです。
祠
11時10分。山頂の祠へ到着。
「奥白根神社」というとの事。
脱帽、合掌礼拝。
奥には柱も立っていて、文字が彫られてはいるが、読めない。
で、ここは山頂ではなく本当の山頂はあちら↓
山頂
山頂は、祠から少し下って登り返した所なのだが、
ご覧の通り、登頂写真待ちの行列。
かなり時間がかかりそうなので、手前の祠の前あたりで休憩、山頂飯にします。
青空
山頂付近を休憩場所からパチリ♪
抜けるような青空と綺麗な稜線。
沢山の登山者で賑わっています。
中央、上空に飛行機が写っているのが解りますか?
ズーム
200mmズームで引き寄せる。
ソファ?
相方は、久しぶりの山行(一か月半ぶりの登山)で、ペース配分が解らず少々バテ気味。
岩をソファのようにして、リラックス休憩中。
気温は16度、晴れてはいるが風があるので、上着は必須です。
山飯
山頂に着く前に山頂飯を頂きました。
いつものおにぎり、スープ(写真撮り忘れ)
んで、コーヒーを落とします。
相方の回復を待ちつつ、都合1時間20分程の長い休憩をとり、
少し行列も短くなっているので、山頂へ向かいます。
五色沼
行列に並びつつ、岩稜の間からから見える五色沼。
名前の通り、光や風の具合によって色が変わるんですね~
(行列で待っていたため、定点で見られた)
中禅寺湖
中禅寺湖と男体山をパチリ♪
男体山にも登りたいけど、もう少し体力を付けてからですね。
記念撮影
やっと順番が廻って来ました。
山名板と私達。
まだまだ多くの方が待っているので、そそくさと山名板から離れます。
三角点
2,578mの三角点にタッチ。
そそくさと混み合っている山頂を後にします。
阿弥陀ケ池方面へと下山します。
眺望
少し下った所からの眺望。
手前に阿弥陀ケ池。菅沼と丸沼が見下ろせます。
パチリ♪
景色の良い岩の上へ立ってパチリ♪
絶景
岩の上からの絶景。
多くの登山者。ほゞ下山する人です。
振返って
振返って、降りてきた尾根道。
少々曇って来てしまいました。
五色沼
五色沼が近くなってきました。
阿弥陀ケ池
阿弥陀ケ池もすぐそこです。
相方に沼に寄って行くか?と聞いたら答えはNo
道標
ですので、真っすぐに七色平方面へ向かいます。
確かに、下りで脚力を使い果たした感はありますからね。
ハクサンフウロ
登山道の脇に一輪だけ「ハクサンフウロ」が咲いています。
いっぱい群生して咲いているのも綺麗だが、一輪だけって言うのも可憐ですね。
きのこ
倒木一面に生えたキノコ。
樹林帯
樹林帯の中を下って行きます。
ザレていないので、下りやすい。
アザミ
ノアザミの花に蜂と蚊が蜜をシェア。
七色平避難小屋跡
七色平避難小屋跡を通過。
分岐
分岐に到着。
午前中はここを右へ進んで白根山へと向かったので、
ここからは歩いた道を戻る事となります。
相方は、幅広つばの帽子に日除け、ヤケーヌにサングラスで、登山道でなければ完全に不審者の恰好。
遊歩道
遊歩道まで戻って来ました。
ゲート
木々の間から、朱塗りの赤がチラホラと見えて来ました。
ゲートに到着。
大鳥居
二荒山神社へ再びご挨拶と御礼を申し上げ、大鳥居まで戻って来ました。
行列
15時15分。山頂駅へ到着。
下りのロープウェイは長蛇の列。
それでも、10分チョット待っただけで乗る事が出来ました。
下る
混雑していたので、相席でしたが下りの景色も堪能できました。
帰還
無事、駐車場のインプまで帰ってまいりました。
本日は、日本百名山の一つであり、関東以北最高峰の日光白根山を登頂。
前々から登りたい山でした。
今回、機会があり登れたことに感謝。
天気は良かったが、登山者が若干多すぎた事、相方の体調の事など、様々な事を鑑みても
大変良き山だと思います。
ありがとう、日光白根山!
ってことで、最後まで見ていただき
ありがとうございます^^
おしまい