玉原湿原へ避暑
2025年7月21日 海の日月曜日
玉原湿原 1,178m
玉原湿原は、上州武尊山の山麓に広がる日本海型ブナ林に囲まれた湿原。植生の珍しさから尾瀬に例え「小尾瀬」とも呼ばれ、
水芭蕉をはじめ四季を彩る様々な草花をみる事が出来る。
玉原湿原は2023年3月「未来に残したい草原の里100選」に選定されました。
本来であれば、玉原ダムが出来た時に水中へ沈むはずであった湿原。
湿原を巡るコースはほとんど高低差が無く、体力に自信のない方でも散策でき、様々な草花の他、
オオサンショウウオやカエルなどの両生類にも出会える確率が高いコースです。
本日の活動(山行)コース
余りに暑いので、県北の玉原高原へ。
迦葉山入口近くからは、道幅も狭くなるので、注意して下さいね。
いつもより多くのクルマが走っている・・・・
どうも考える事は一緒らしく、高原で避暑という事だ。
対向車も多くて関東圏ナンバーがほとんど・・・・
たまに大型バスも・・・・・
センターハウス前
一緒に登ってきたクルマの大半はラベンダーパーク方面へ。
私たちは、湿原の入口であるセンターハウス前駐車場へ向かいます。
標高1,220mあるのだが、クルマの外気温計は30℃
陽射しはきついが、日陰に入ると別世界。涼しい^^
センタハウス前にクルマを停め、散策準備。
センターハウスには、トイレ完備です。
今日は、避暑に来ただけなので、軽く湿原を散策します。
ノリウツギ
センターハウス脇の林道を下って行きます。
直ぐに目についたのが「ノリウツギ」
今回は、一眼持ってきていませんので、携帯での撮影。
ガクアジサイ
少しボケてしまいました。
青とピンクが混在していて綺麗です。
ぶなのわきみず
「ぶなのわきみず」
触ってみたら、かなり冷たい。
分岐
林道を下る事、約10分。
湿原入口の分岐へ到着。
ここからは木道を歩きます。
トリアシショウマ
分岐へ入って直ぐに、「トリアシショウマ」がお出迎え^^
湿原
歩きやすい木道をどんどん進み、樹林帯を抜けると湿原へ出ます。
木柱があり、標高1,178m
センタハウス前から、約40m下った所に湿原はあります。
ぐる〜っと一周できるコースがあるので、時計回りに巡ってみます。
タカトウダイ
この草は何?
相方がググって見たところ、
「タカトウダイ」だそうです。
知らない草花が多すぎます。
アカネ
「コバイケイソウ」にてたたずむアカネ。
この位は解る(つもり)!
ミズチドリ
「ミズチドリ」と言う花。
確かに花の形がチドリに似ていますね。
小さな花
この小さな花(直径5mmあるかないか)
調べてみたら、「モウセンゴケ」の花らしいです。
モウセンゴケ
そう!
あの食虫植物の「モウセンゴケ」です。
意外な一面を見た様な気がします。
木道
湿原を巡って元に戻って来ました。
ユックリ回って小一時間くらいです。
樹林帯のなかの木道を戻ります。
十二様
林道との分岐まで戻り、分岐の隣に今まで気がつかなかった分岐があり
少し入ると、石鳥居があります。
鳥居の上の部分(島木とか、笠木と言われる部分)が落ちてしまっています。
神額は残っているので、「十二様」と言うことが解ります。
祠
鳥居の奥に新しい祠があり、後ろに歴代の祠があります。
古い祠はかなりの年数が経っているようです。
ご挨拶と、今まで何回か来ているのに気が付かなかった事をお詫びし、
感謝と御礼を申し上げます。
帰還
林道をユックリと登って、無事駐車場のインプへ到着。
林道の緩い登りが、地味に効いてジンワリと汗をかいてしまいました。
以前にも書きましたが、ザックを背負っていないと
体が軽く感じますね〜(実際に10キロ近く軽いのですが・・・・・)
と言うことで、避暑散歩は終了。
以前(40年くらい前)は、真夏でもTシャツ一枚で玉原高原は、涼しいを通り越して寒かった思い出があります。
本日は30度の気温。ひなたは暑くてたまらない状態。
地球温暖化が急速にまた確実に進んでいる証でしょうね。
でも、日陰に入ると高原を渡る風に涼を感じられ、ほっとします・・・・・
ってことで、最後まで見ていただき
ありがとうございます^^
おしまい