北横岳・三ツ岳へ
(其の弐・三ツ岳編)

2025年6月28日 土曜日
三ツ岳 (みつだけ) 
岩稜の稜線部があり、三つの山頂(T峰、U峰、V峰)からなる山。
稜線部は開けて開放感があり、その殆どが岩稜。
コースは破線ルート(難易度が高い)を含み、経験や装備を必要とする場合あがあります。

本日の活動(山行)コース



さて、お腹も満たされ休憩もしたので、移動します。

来た道を戻り、南峰へ。





登ってきたときには、誰かしら居て、撮れなかった所でパチリ♪

かなり雲が出て来てしまった感じです。


下山


膝痛があり階段の苦手な相方は、慎重に下ります。

北横岳ヒュッテから、七つ池方面へと下って行きます。



ウメバチソウ


ウメバチソウが咲いています。

群生するのが本当らしいが、ここには二輪だけ咲いています。





直ぐに湿地帯へと出られ、池が見えてきました。


七つ池


敷かれた木と石の道を行くと、看板が現れます。

七つ池と言う名前ですが、見られるのは2つ?(1つ)だけ。


爽やか


一番奥まで行くと、池の畔に出られます。

水面へのリフレクションも感じが良く、秋の雲のようです。


記念撮影


私はの秘儀。水面歩き出し・・・・・・をパチリ♪

と言うのは嘘ですが、

相方の写真を見てもらうと解りますが、たまたま平たい石が水面に出ていて、

そこに右足を乗せています。

行き止まりなので、ヒュッテまで戻ります。



分岐


三ツ岳分岐まで来ました。

相方の膝の調子を伺うと、すこぶる良いとの事。

なので、三ツ岳方面へと進みます。

一応破線ルートなので、調子の良いときに行かないとね^^


イワカガミ


その名の通り、岩の間に咲いている「イワカガミ」

多くの所で、イワカガミは咲いています。


酷道


北横岳への登山道とは違い、狭い登山道。

大きな岩も多くなって、来ました。


岩場


更に、岩が大きくなってきて、それに従って段差も大きくなります。

一歩一歩が大きくなり、疲れます。

でも、「岩渡り」と言うのですか?結構楽しい。


てんとう虫


その「岩渡り」中、小さな赤いモノが視界の隅に入ったので、確認すると・・・・・

てんとう虫。

葉っぱの先っちょに留まっています。

調べてみたら「ナミテントウ」と言う種類らしいです。


コケモモ


V峰手前の高台に生えた「コケモモ」

小さな釣鐘型の花が可愛い^^


V峰へ


V峰へと向かいます。

岩の段差が大きくて大変です。

特に相方は、身長150センチチョットしかなく、昔の日本人体形(胴長短足)なので・・・・・これ以上は禁句。

余計に大変。

まぁ、ユックリ登りましょう^^

マイペース。マイペース^^


険しい


益々、険しくなって来ました。


難所


本日一番の難所。(かな?)

垂直に数m登って・・・・

手がかり、足がかりはあるので大丈夫です。


トラバ


鎖を持って数mトラバ。

ここも、見た目より難なく登れます。


V峰


絶景のV峰頂上へ到着。


岩の上


相方にカメラを渡して、パチリ♪


群馬方面


岩の上から、群馬方面を見ると、

平らな荒船山、その先にはギザギザの妙義山が確認できます。


ヒュッテ


振り返れば、ヒュッテの屋根が見えています。

右の上には南峰に立つ人達も・・・・・


大きな段差


V峰から下ります、益々岩が大きくなって来たような気がします。

それに伴い、段差も岩と岩の隙間の穴も大きくなっています。

写真はU峰を過ぎた辺りだと思います。

(U峰の道標を撮り忘れてしまいました・・・・・汗)


シャクナゲ


ここまでのコース上にシャクナゲの木は沢山生えていましたが、

花が咲いていいたのはこの木だけです。


ズームUP


やっと、見つけられました。

綺麗です。


ミヤマハナゴケ


近くに「ミヤマハナゴケ」

白くて綺麗な苔です。


大きな段差と、膝を庇いながらの下りと、花など見ながらなので、進むペースは自ずと遅くなります。


佐久方面


暫く、下って尾根の向こう、佐久方面に

浅間山と白いお皿のようなモノが見えます。

臼田のパラボラアンテナですね。

惑星探査機ハヤブサからの通信信号を受け取り、帰還に貢献したアンテナです。


鎖場


鎖場もありますね。

下りより、登る方が楽かもしれません。


雨池


池が見えます。

相方が「さっきの池(七つ池)じゃないよね?」とボケます。

雨池ですね。


急な下り


U峰からT峰への谷越え。

結構急な下りです。

足に効いてきます。


T峰


登り返して、T峰に到着。

岩飛びと大きな段差と急な下りに、かなり疲弊して来ました。

60代のジジババ初級者にはキツイです。


眺め


ここら辺になると、岩飛びの大きな段差の影響が出てきました。

思ったより、体力が奪われているらしく、疲れが出て

バランス修正のスピードが落ちている自覚があります。


急な下り


またまた急な下りです。

雨池山手前の下りでは、足がつり気味・・・・

水分補給しながら行きます。

また、雨池山への登り返しが、キツイ。

ちょこちょこと休憩を取ながらの山行です。


雨池山


いきなりの山頂。ご覧の通り樹林帯の中なので、眺望はありません。


疲労


相方の疲労もピーク。

少々気持ち悪いそうです。(熱中症?)




もう少し、もう少し

ユックリながら、進みます。


雨池山展望台


雨池山展望台へ到着。


眺め


展望台からの眺め。

ロープウェイ山頂駅が見えます。


急な下り


ここからもまた、急な下り。

下り方を修正したら、足が攣らなくなりました。


雨池峠


雨池峠十字路へ到着。

ようやく、急な下りも終わり。


木道


ここからは、木道を歩いて行きます。


縞枯山荘


三角屋根が特徴的な縞枯山荘。

以前、この山荘で珈琲を頂いた事がありました。



ウメバチソウ


ウメバチソウの群生。

七つ池近くでは、二輪だけでしたが、これが本来の姿なのでしょうね。


山頂駅


やっとこさ、山頂駅に到着。

下りのロープウェイはつい先ほど、出発してしまったようです。

次の便まで約20分。駅舎内のベンチで休憩。


帰還


下りは赤いゴンドラに乗って降りて来ました。

駐車場で待つインプをパチリ♪




靴を履き替え、行動終了。

少々クルマの中で休憩してから、駐車場を後にします。

チョット体力不足が否めない感じ(熱中症が原因?)でしたが、

全体的には楽しい山行でした。


私も相方も軽い熱中症になってしまったようで

私の症状は、両足の痙攣、相方は気持ち悪くなってしまったそうです。

歳のせいかな?昔は全然大丈夫だったけど、もう若くはない・・・・

歳をとると、脱水とか解熱処理能力が減退するとか言われるからなぁ・・・・


それでも、楽しかったので、良かった良かった^^

以後、蒸し暑い次期の山行の、休憩、水分補給に十分気を付け無ければいけませんね。




ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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