岩櫃山へ

2025年5月4日 日曜日・みどりの日

岩櫃山(いわびつやま)標高802m 群馬百名山
吾妻郡東吾妻町にあり、
数年前(2016年)に放送された、某公共放送の大河ドラマ「真田丸」でも取り上げれて、
有名になった山城「岩櫃城」があるお山です。(再掲載)


本日の活動(山行)コース


GWも後半。

既に4連休の二日目。

天気予報では、晴れるのは今日と明日の2日間との事。

そんな訳で、山行の準備をして自宅出発。


駐車場


古谷駐車場に到着。

GWだから混んでいると思いきや、3台しか停まっていません。

それに駐車場が1.5倍程広くなっています。





駐車場から見上げる岩櫃山。

これからあのピークまで登ります。楽しみですね〜


エアロトレック


相方は、新調したザックのデビューです。

今年出た、サロモンの「エアロトレック28W」。

一番の売りは、背当て部分がワイヤー構造により浮かせ、

通気性を高め湿気を放出し汗冷え等を防ぐ機構になっていることです。

さて、その性能はいかなるものなのでしょうか?


案内看板


今回は、蜜岩通りを登り、赤岩通りを下るコースです。

前回は沢通りから尾根通り、城址のコースでしたから、

今回の方が、難易度が増す事となります。


さくら


登山口までの舗装路を歩く間にある大きな桜の木。

花の時期に来れば良かったなぁ・・・・


登山口


蜜岩登山口へ到着。

駐車場から約10分程度です。


グレーデイング


山のグレーデイングの看板によると、

岩櫃山の蜜岩・赤岩・十二様通りのグレーデイングは「2C」との事。


階段


初っ端から、苦手の階段です。


鎖場


早速、鎖場の登場!

しかし、まだ鎖に頼る程ではない傾斜です。安全のために使う程度。




こんな感じで、バランスを崩さないようにする程度です。


険しき道


ここより先はもっと険しき道となる模様・・・・^^


鎖だらけw


写真では解りづらいですが、鎖が何本もあります。

ワクワクする場所ですね〜


十二単


すれ違った方に、十二単(じゅうにひとえ)と言う名前だと、教えていただきました。


三又鎖


三又に分かれた鎖。

古い鎖もあるので、鎖だらけですね〜




梯子をのぼって、ひょいと顔を出した相方をパチリ♪


急登


尾根へ出る前の急登。


ツツジ


ツツジの花にだけ、陽が当たって綺麗に浮かび上がる。


六合目


尾根に出ると六合目。乗り越しの先からの風が心地よい^^

そうそう、相方のザックの調子を聞いたところ、

「汗を?いてはいるが、風が良く通るのでシャツはサラサラ。非常に快適。」

との事。

一方、常人よりも汗っかきの私の背中は・・・・・聞かないで下さい。



木漏れ日


濡れた背をそらすように見あげると、

新緑の木漏れ日が・・・・


ツツジU


蜜岩通りの本領発揮か?

コースは岩場になって来ました。

それでもツツジが綺麗に咲いています。


根っこ


根っこにも鎖。





設置された鎖は比較的新しいので、

物理的にも精神的にも安心感がありますね。


7合目


七合目に到着。

天狗のかけ橋は滑落の危険性が高いとして、ここ数年通行禁止。


眺望


七合目の分岐からの眺望。

高所感が強いが、良い眺め。奇岩も良い感じですね。

右端の鎖は天狗のかけ橋へのルートの鎖です。





下を見れば、相方が登って来ます。

分岐で相方を先に行かせます。当然、右の迂回路です。



下る


一旦、梯子を下ってから登るコース




懸命に登る相方をパチリ♪

ほぼ垂直に近い崖ですが、木の根が這っているので、足場は確保しやすいようです。



天狗のかけ橋


迂回路は。天狗のかけ橋のすぐ脇を通ります。

かけ橋を通る場合は、この上を渡るルートとなるようですね。

思ったより橋が小さいと思ったのは私だけ?(ちなみに私、最近縮んで178センチ)


浅間山


ここまで来ると、岩を越えるたびに絶景が目の前に広がっています。

浅間山もクッキリ^^




ネットでもよく見る尾根の急登。

先に相方がチャレンジ^^





上から、相方に撮ってもらいました^^

お気に入りの、「金鳥」の手ぬぐいが良い感じでしょ?


山頂


ツツジの向こうに、山頂が見えます。

山頂の目印は、オレンジ色の旗。


ツツジV


手前のミツバツツジは淡い紫色。奥のヤマツツジは真っ赤。

その奥にも咲いていますね。




ツツジの下を、鎖を使って登ります。

楽しいアスレチックのようですね〜


潜る


琵琶湖の形の穴を潜って進みます。




相方も潜って来ます。ここを潜ると9合目です。


九合目



九合目も鎖と梯子。


眺め


九合目の梯子を乗り越えると・・・・・

やっぱり、絶景が待っています。


合流


沢通りコースと合流。

ここを登れば、山頂の旗?が待っています。





山頂手前の崖。

高度感があるものの、難易度は高くないと思われます。

しかし、滑落すればただでは済まないので、慎重に登ります。


山頂


山頂に到着。

山頂は2段になっていて、上は二人で立つと狭い位です。




相方と交代して、パチリ♪

802mと低山ながら、360度の眺望が絶景!



眺望をご覧ください。
(西側から反時計回りに撮っています。)






山名は下の写真方位板を参考にして下さい。


方位板


とにかく、絶景が広がっています。暫くは見とれてしまいます。

山頂は狭いので、場所を移動して、お昼にします。


46


山頂が見える隣のピークに移動。山頂飯にします。

メニューはいつもの通り、スープとおにぎり、それに珈琲。

食後、暫く休憩後、名残惜しいが下山です。


沢通り


下りは、沢通りから赤岩通りへ。

沢通りでも鎖場はあります。


水たまり


一番下の段は、枯葉で解りづらいですが、水が溜まっています。

昨日の雨のせいですね。

私は難なくクリア。相方は背が小さいので、足が届かず難儀してました。



切り通し


一本鎗の切り通し。ここを通り、原町方面へ。




天狗の蹴上げ岩


蹴上げ岩の梯子を下って、その先の分岐を尾根通り方面へ。


分岐


直ぐ先の尾根通りの分岐を右の郷原駅方面へと行きます。


赤岩通り


赤岩通りの名のとおり、赤い岩と土が出てきました。


斜度


斜度が少し緩くなって来ました。


登山口


赤岩通り登山口に到着。

振り返ってパチリ♪


見上げて


見上げて、山頂の旗をパチリ♪


しゃくなげ


駐車場へ向かう途中。綺麗に咲いているしゃくなげ。


帰還


駐車場へ無事帰還。

車は、2台に減っています。

日陰になると思い、奥の木の下へ停めたのは失敗。

山頂から見下ろした際、木が邪魔でマイカーが見えないし、

桜の木だったので、樹液が垂れて来るし、花の軸が沢山車に落ちてきて、

ワイパーやボンネット、トランクなどの隙間に入り込んでしまい散々でした。



さて、岩櫃山は今回で2回目。

前回(2023年9月)は、沢通りを登り尾根通りを下ってきたのですが、

今回はコースを変え、蜜岩通りを登り赤岩通りを下る事としました。

こちらのコースの方がレベルは少々高く、とても面白く感じました。

その分、キケンが増す事も忘れてはいけません。

また登るのであれば、蜜岩通りのピストンで行きたいですね。


また、相方のニューザック、

サロモンのアエロトレック28Wの使用感ですが、

背あて部分の汗冷えは全くなく、

と、言うより汗濡れ感は少々あるがベタベタせず、サラサラ・・・・

汗は?いているのですが、空気が通るので直ぐ乾く感じ

それを繰り返している感じだそうです。

反面、私はザックの形にシャツが濡れている状態。

もちろん、その部分は汗冷えもしますし、ベタベタ・・・・

私も欲しいなぁ・・・・・


今日も楽しい山行をありがとうございました。

ありがとう!岩櫃山!





ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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