西御荷鉾山へ

2025年2月16日 日曜日
西御荷鉾山(にしみかぼやま) 1,287.2m ぐんま百名山
西御荷鉾山は信仰の山であり、神流町の保存会により南斜面には「大」の文字の刈り込みがされている。
不動明王像や石仏が点在し、毎年4月29日には御荷鉾山登山大会が開かれ、大賑わいを見せる。
「昔、悪業を働く鬼が2匹御荷鉾山に住みつき、それを聞いた弘法大師空海が鬼を追い払い、
西御荷鉾山山頂の岩に錫杖で「不動尊」と梵字で刻まれた。さらに愛宕山で悪鬼退治の護摩を納めると2匹の鬼は石となり、
一つは妹ヶ谷に飛び鬼岩となり、もう一つは鬼石に飛んだ。
更に江戸時代、ふもとの神流町生利で疫病が流行ると権大僧都大仙院という法師が御荷鉾の不動尊に加護を祈祷すると、
病気は瞬く間に癒え、これを記念して南面に大きな円と大の文字の刈り込みを行なった。」
この辺りには、鬼伝説が多いのである。


本日の活動(山行)コース


前回に続いて、家を出るまでに時間が掛かり、

9時45分頃自宅を出発。


高速から


致し方ないので、高速移動。

榛名山を眺めながら、南下。

本日も良い天気です。

甘楽PAのスマートICで、高速を離脱。

県道46号(富岡神流線)を神流町方面へ。

狭小区間を抜け、県道177号(会場鬼石線)へと分岐後、

2車線と拡張するが、日陰は圧雪路面。

前を先行していたバイクが苦労していました。

塩沢峠から御荷鉾スーパー林道へと行くが

尖った小石の落石が多く散乱、踏むとパンクのキケンあり。


駐車場


自宅から約2時間弱、大鉾前の駐車場へ到着。

広〜い駐車場に私の車を含めて3台だけです。

大鉾に向って左の方に登山口があり、トイレもあります。

身支度をして行動開始!


登山口


大鉾は帰りに参拝させて貰う事とし

西御荷鉾山中央登山口から入山です。

ここの他、スーパー林道沿いに幾つか登山口がありますが、

今回は一番距離が短い中央登山口(ここ)から登らせて頂きます。


急登


約0.7Km、標高差約208m。コースタイムは40分。

ピークまで距離が短いと言う事は・・・・

当然ながら「急登」って事ですよね^^


階段


階段も出現。

大の字の刈り込みがなされているので、樹木が無く日向・・・・暑い・・・・


相方は、上着を脱いでミドルレイヤへ。

私は暑がりなので、最初からベースレイヤのメリノウールのみです。


振り返って


振り返ると、西上州、埼玉の山々。

絶景に癒されますね^^


どこの山?


よく見ると、ピークにアンテナらしきものがある山が・・・

なんていう山かな?


ソーラー


少し、手前に視線を落とすと、

すぐ下にメガソーラー・・・・

せっかくの景色に違和感アリアリ・・・・


マイカー


少し登って、再び振り返る

駐車場の端っこにマイカーが見えます。





尾根近くになると岩が多くなって来ました。


分岐


急登を終えて、尾根に出ました。

ここで西登山口からの道と合流。

北風が冷たいが、急登で火照った体には気持ちいい^^


岩場


ここからは、尾根伝いに山頂へ。

岩が多くなり急登の所もあります。


不動尊


山頂手前の石碑。

「不動尊」と彫られているようです。


不動明王像


山頂の大きな不動明王像に到着。

沢山の鉾や石像が奉納されています。

合掌礼拝。


山頂


山頂に到着。

登山口から36分掛かりました。ほぼコースタイム通りです。

まぁまぁのペースですかね^^


記念撮影


いつもの通り、山名板のところで記念撮影をパチリ♪


無事カエル


山名板の上に落とし物と思われる「無事かえる」が・・・・

目立つところに付け変えておきました^^

落とし主が、無事帰れたのか少し心配。


三角点


山名板の近くにあった三角点。

1,286.5mの三角点にタッチ。


浅間山


近くのベンチへ荷物を降ろし、北側の眺望が見られます。

北西方向には浅間山。


草津白根山


その右には、草津白根山。


三国連山


手前は小野子三山


谷川岳


榛名山の向こうに谷川岳、白毛門、朝日岳


武尊山


いつかは登りたい武尊山。


至仏山


かろうじて、至仏山も見えてますね。


日光白根山


日光白根山も見えます。


メシ


北風を避けるため、南側斜面へ腰を降ろして山頂飯を頂きます。

先ずは、ドリップしたコーヒー。

山頂の絶景を見ながら、落としたコーヒーは絶品。


おにぎり


風を避けているため、陽射しがポカポカと暖かい^^

お手製のおにぎりと、暖かいスープ。

旨し^^

食後、ユックリとコーヒーを味わいます。

至福のひと時。

暖かい陽射しで、お昼寝も出来そうです。


祠と不動尊


さて、名残惜しいですが下山しますか!

下山は登ってきた道へとは下らず、東側の尾根を下ります。

山頂の東端ににも、祠と不動明王像が鎮座。

表側に廻り込んで、合掌礼拝。


下山中


中央登山口から見ると、なだらかな杉林の中の道を下って行きます。


林道へ


投げ石峠まで下り、スーパー林道へ出ます。

この後、東御荷鉾山にも登ろうかと思いましたが、

次回のおたのしみとして、残しました。

(本当は、相方が今日はもういいとの事で車に戻ります)


地味な登り


スーパー林道の舗装路を駐車場へ向って歩きますが、

ダラダラと地味に登り・・・・・これが結構きつい。


駐車場


林道を歩く事、約20分。

ようやく駐車場が見えました。


大鉾


大鉾にお参りしてから、インプへ戻ります。


帰還


無事帰還。

3台停まっていた車も2台になっています。

靴を脱いで活動終了。

お疲れ様〜

ありがとう〜西御荷鉾山!!



------- 感 想 -------
西御荷鉾山だけの登山であれば、西登山口への下山の方が林道歩きが楽だったかも・・・・・
当初は東御荷鉾山へも登るつもりであったので、投げ石峠へ下山しました。
ポカポカと暖かい日だ、登りはベースレイヤのメリノだけでも暑いくらいでした。
山頂飯以降は、ソフトシェルを羽織っただけで下山しました。
日陰の尾根道では少し肌寒い感じ。
レイヤリングは難しいですね。


ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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