小沢岳へ

2025年2月1日 土曜日

小沢岳(おざわだけ) ぐんま百名山
槍の穂先のように尖った峰から「西上州のマッターホルン」と呼ばれる。
江戸時代の大日如来坐像や石祠が祀られる、古くからの山岳信仰の山。
見た目よりは急登は少なく登りやすい。
尾根道を50分ぐらい登り、山頂前の急登を上がれば山頂です。
山頂からは、西上州の山々や上信越国境の山々等、予想以上のパノラマ。


本日の活動(山行)コース



少々寝坊をしてしまい、

食事、雑多な家事を済ませて家を出たのは

9時30分頃。


関越道


渋川伊香保インタ辺りからの榛名山。

ご覧のとおり、雲一つ無い冬晴れです。


藤岡JCTから上信越道へ入り、下仁田ICで高速を離れて下道へ。


駐車場


群馬県道172号小平下仁田線を南下。

小沢岳登山者駐車場へ到着。

家から約1時間45分。

駐車場には、我がインプのみ。私たちだけのようです。

周辺は私有地のようです。この上には民家もあります。

ここで、「ハッ」と気付く。  ああそっか!

私有地だから「登山者駐車場」って名前なんですね。(おそらく)


と言う訳で、身支度をして行動開始!

ちなみに、駐車場の地点は携帯は圏外(docomo)です。

圏外ですが、登山アプリを起動して出発進行!


登山口


登り始めてのすぐの案内看板。

ここでも、登山口ではなく入口になってると同時に、

私有地の為路上駐車禁止の看板。


登山道


登山道ではなく、本来なら車も入れる林道。

災害で流されてしまって荒れてしまった林道。

これでは、車は通れませんね。

歩いて登るには支障ありませんけど^^


沢沿い


沢沿いを登ってゆきます。

ここも、元は林道です。


落ち葉トラップ


などと言っていたら、

落ち葉だらけの道で、チョット右足を斜めに出したら・・・・・

サクッ・・・ザザザザ・・・・落ち葉に埋まって行く右足。

踏み抜き?接地感のない右足。

あら?・・・・・・あらら・・・・!!

接地しない右足。不意に襲う浮遊感。

と、いう事で1m位
落ちました。

幸い、ふかふかの落ち葉が深く溜まってっていた穴?だったので、

落ち葉がクッションになり怪我をすることはありませんでした。

しかし、今度は抜けだすのに一苦労。

ちょうどふわふわの新雪のように掴みどころが無い感じです。

その落ちた穴の写真です。

穴があるなんて全くわからないでしょう?

手前の石がある所が穴の淵になります。

本当に、怪我をしなくて良かった^^

気を引き締めて行きましょう。





沢沿いの元林道を登りますが、

沢も所々凍っています。

しかし、先日の荒船山程ではありません。

標高の差が出ているんでしょうか?

沢の向いていいる方向もありますね^^


道祖神


峠の手前に祀られた石仏。

合掌礼拝。





石仏が祀られているカーブを曲がると登山口です。

山頂までは50分。

数年前までは、ここまで車で来られたとの事。


崩落


登山口から直ぐに二手に分かれています。

どちらも行く先はおなじのようですので、相方は尾根を行く道。

私は、林道のような少し広い道へと行きます。

尾根に沿うように登る林道。相方の姿も見え隠れする程度で確認できます。

その先には、災害で大きく抉られてしまった林道。


浅間がチラリ


尾根道に比べて、展望があまりなくてこちらは避けた方が良いですね。

少しだけ開けた所から見える浅間山。


尾根道


尾根道へと路線変更しました。

やっぱり、こちらの方が開けていて良いですね^^


稲含山


先日登った稲含山(中央のピーク)もクッキリ。

植林された杉林を右に見下ろしながら、進みます。


奇岩


少しのアップダウンもあり、気持ちよく登れます。

目の前に、特徴的な奇岩がありました。

おそらく名前もあるのでしょうけれど、解りません。


休憩1


この奇岩で、休憩。

ついでに、上へ立ってパチリ♪


休憩2


相方と入れ替わりパチリ♪

ネットか何かのレポで、岩の先端には立たないでミタイナ事が書いてあったので、

先端には立ちません。


ハチの巣


少々登った先の杉林に、ハチの巣発見。

登山道から数メートルしか離れていません。

もう今の時期、巣は空っぽでしょうけれど、夏場だったら・・・・チョット怖いですね。


杉林


その先は、上まで見渡せる杉林の登り。

登っても登っても替わり映えしない景色は、精神的にキツイ。疲労が溜まります。


前衛峰


ヒィヒィ言いながら、その先のピークへ。

前衛峰、1,050mに到着です。

相方は、ここが小沢岳の頂上かと思ったようです。


奇岩U


前衛峰から下り、少し登ったところにまたも奇岩。

こちらは、杉林の中の尾根なので、展望はありません。


急登


まだまだ、アップダウン(アップの方が多い)は続き、

山頂前の急登部分。かなりキツイです。


眺め


急登の途中の見晴しの良い所で一息。

少し霞んでしまっていますが、山波が綺麗ですね〜


なだらか


急登を終えると少しだけ平坦になります。

息を整えながら、進みます。


山頂


山頂へ到着。

広場の入口には祠。

合掌礼拝して、山頂の広場へ。



大日如来坐像


南牧村のHPに寄ると、大日如来坐像。1,809年(文化6年)に建立。

もう200年以上ここに鎮座されていらっしゃる訳ですね。

お賽銭を入れ、合掌礼拝。


山名板


手書きの山名板が掛かっています。

そろそろ書き換えないと・・・・・


三角点


1,089.2mの三角点にタッチ。


眺望


浅間山。

360度の展望ではありませんが、北側から西、南側まで200度以上の展望。

東側は木が茂っていて見られません。


エセパノラマ


毎度おなじみのエセパノラマでご覧ください。

南⇒西


エセパノラマU


西⇒北


記念撮影


北側に小さな山名板があったので、浅間山をバックにパチリ♪


山頂飯


誰もいないので、三角点近くで山頂飯です。

落としたコーヒーと暖かいスープ。

コンビニのおにぎりです。

旨し^^


下山準備


ユックリとコーヒーを頂きながら休憩。

暫くすると、陽が陰って来たので下山します。


西側の


西側の集落。

真ん中の建物が何なのか解りません。


休憩V


例の特徴的な岩場で休憩。

さすがに陽が陰ってしまったので、上着を着ての下山です。


赤城山


霞んでいますが、赤城山が見えてます。

写真じゃわからないかな?


林道


だいぶ下って来て、林道歩きになりました。

蔓が絡まってゲートのようになっています。


再現


相方にカメラを渡し、登りの際の落ち葉トラップの再現をしてみました。

落ちたら、かなり深くて、マジに嵌ってしまったのは内緒です。


再現U


こんな感じでもがき、また嵌る。


また落ちる


抜け出そうとしたら、バランスを崩して、また嵌る。


脱出


体制を替えて抜けだす。

なんとか、抜けだしました。



Good


抜けだした後のGood^^

落ち葉の中には、木の枝や岩も一緒に埋没していました。

岩と岩の隙間もあります。

それらにぶつかったり、挟まってしまったら怪我をする可能性があります。


皆さん気を付けて下さいね。


帰還


駐車場まで戻って来ました。

相変わらず一台だけで待っているインプ。

靴を脱いで活動終了。

お疲れ様でした。

ありがとう、小沢岳。


県道沿い


帰りの県道沿いの崖。

奇岩とインプ入れてパチリ♪

この後、スーパーで買い物して一般道で帰って来ました。

18時40分頃無事帰宅。


ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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