尼ヶ禿山へ

2024年10月13日 日曜日

尼ヶ禿山(あまがはげやま) 1,466m
沼田市とみなかみ町の境界にある山。
山麓はブナ林に囲まれており、四季折々の景色が見られる。
また、山頂からの展望は上州武尊山、玉原高原から赤城山、榛名山などを見渡すことが出来る。


本日の活動(山行)コース



昨日の榛名富士も良かったのですが、曇っていた為展望がイマイチだったのが心残り。

本日も天気予報はピーカンの晴れ!

絶景の展望を期待して今日も山行です。

相方は、チョットした用事と昨日の疲れもあり自宅待機。

と、いう事で今日はソロ登山です。


駐車


9時10分。玉原高原センターハウス前の駐車場はほぼ満車。

少し離れた広くなっている日影に駐車。

身支度をして、行動開始。


玉原高原センターハウス


玉原高原センターハウスに寄って、トイレを済ませて行きます。

ハウスから出てくると、20人ほどの人生の先輩方が輪になって、ラジオ体操をしています。

山行前の準備運動のようです^^


林道


センターハウス脇の舗装林道を行きます。

車止めの柵には「熊出没注意」の張り紙。

気を付けて行きましょう^^


ぶなのわきみず


林道を下って行く事、4分。ブナの湧き水に到着。

到着と言うか、通過。

滔々と綺麗な水が湧いています。

が、ザックのなかに南アルプスの天然水が2?あるので、パスです。


林道


その後、玉原湿原へ下る地点をスルーしてそのまま林道を玉原湖方面へと進みます。

湿原入口を過ぎた途端、人がいなくなり、

歩いているのは私だけになってしまいました。





林道から見た尼ヶ禿山。

今からあそこまで登ります。


玉原湖


玉原湖は、揚水発電用に作られた人口湖。

玉原ダム建設時、高層湿原の発見により、自然保護と環境保全の為、

沼田からみなかみへの道路開発は中止され、揚水発電だけを作った。

今いる所が、今回のコース上で一番低い所になります。

この後は上りになりますね。


オオウバユリ


オオウバユリ(大姥百合)の実。

独特な形容をしているので、林道脇の草刈りがされているのに、大姥百合だけ残されています。


ヤマシロギク


ヤマシロギクがまだ咲いていました。

ピークはとっくの前に終わっているハズなのですが、咲き遅れてしまったのかもしれませんね。


ゲート


暫く林道を進むと、通行止めのゲート。

「係員以外は立ち入らないで下さい」との表示がありますが、

この先へ進むコースなので、脇を通って先へと行きます。


林道


相変わらず、こんな感じの林道を進んで行きます。


分岐


林道右手に道標。

ここを左に入って行く所が登山口なのだが・・・・・


登山口?


笹に覆われていて、よく分からない。

かろうじて、下草が切れている所が道らしい。

電信柱のピンテが無ければ、見過ごしそうでした。


セミナーハウス


少し登ると、開けた場所へ出ました。

東京大学玉原国際セミナーハウスだそうです。

道標のところには、オオウバユリがあります。

セミナーハウスの敷地の一部を通って行きます。


分岐


セミナーハウスから約20分。分岐に到着。

玉原越え起点からの道と、セミナーハウスから来た道(こっちから来た)が一本になります。

分岐と言うより、合流ですね。


キノコ


倒木に生えたキノコ。

ナラブザかツキヨタケだと思われます。

ナラブサは美味しいんですが、ツキヨタケは毒です。

「触らぬ神に祟りなし」写真だけ撮って行きましょう^^


鉄塔


さらに5分ほど登ると、鉄塔下に出ました。




街中の鉄塔では、敷地内立入禁止なので、このアングルでの撮影は出来ませんね。


新しい道標


鉄塔の脇の道標。

新しく設置された様ですね。

「山頂まで、約0.8Km 20分」だそうです。

半分以上は登ってきた事になります。


キノコ


登山道に真っ白な大きなキノコ。

大きさが解るように、私の靴(29センチ)も入れてパチリ♪

登山道の端っことは言いずらい場所に生えています。

そういえば、湿原入口から今まで、全くすれ違う人も無し。

蜘蛛の巣が顔に掛かる事多数。

と、本日は私より先には登山者はいないものと思われます。

かといって、登山者以外には遭遇したくはありません。


壊れた道標


玉原ダムからの道と合流地点。

道標が壊れてしまってますね。

頂上まで5分。


尾根


尾根に出ました。

一気に視界が開けます。

何気にこの瞬間が好きですね〜

特に今日のように晴れた日は格別ですね。


赤城山


尾根からの眺望。奥に百名山の赤城山。


榛名山


一番奥が榛名山。その手前が小野上三山。

左横に子持山。

その手前の台形は三峰山・・・

素晴らしい眺望です。


好天


良い天気だぁ〜

日差しがポカポカ暖かい・・・・と言うか暑い位です。

尾根の日当たりの良いところは、20℃近くまで上がってます。

樹林の中は、13℃位だったので、一気に気温が上がった感じです。


尾根道


綺麗に草刈りされた尾根道を行きます。

頂上はすぐそこです。


山頂


10:23山頂に到着。

山名柱をパチリ♪

しかし、逆光で山名は読めない。




細工をして読めるように加工^^


三角点


1,466.0mの三角点にタッチ。

すれ違う人もいなかったが、山頂も私一人。貸し切り状態です。


玉原湖


山頂からの眺望。

玉原湖が眼下に^^


武尊山


尾根からは見えなかった、上州武尊山。

てまえの日影になっている所が鹿俣山・・・・かな?


ズーム


ズームアップして、引き寄せる。

よく見ると、登っている人が見えるかも・・・・そんな事は無いか!


武尊山をバックに


山名は入れられなかった(逆光)ので、武尊山をバックにパチリ♪

ミニ三脚を使って撮りました。(初使用)


山頂飯


時刻はまだ10時40分。

チョット早いんですけれど、昼食にします。


おにぎり


昼食は、相方が握ってくれたおにぎり^^

旨し^^

3つとも完食!!ごちそうさまでした^^

暫く、ポカポカのひなたぼっこを楽しみます・・・・



時刻は11:05

40分ほど滞在。

さて、下山します。

山頂から降りようとしたら、本日初めてお二人の方が登ってこられました。

あっ、お二人と一匹でした。

少しだけ、お話させて頂きありがとうございました。





鉄塔まで降りて来ました。

鉄塔の手前で、若いカップルとすれ違いました。

人がいてホッしましたね。


きのこ


倒木に生えたキノコ。




裏側には違う種類のキノコ。




ここにもキノコ。

今年はキノコが豊作らしいです。


分岐


帰りは玉原越え起点方面へと行きます。


渡渉


渡渉と言えるかどうか?

小さな小川(発知川)を渡ります。


隧道


発知川を渡り、少し登って林道へ出ます。

隧道の手前に出てきます。


鉄柵


隧道は鉄柵で封鎖されています。

隧道のネームプレートもありませんでした。


林道


暫く林道を下って行きます。


分岐


林道から、鉄塔の管理用道路へと入ります。


管理用道路


この先に玉原越え起点があるらしいです。

さっきの、隧道が乗り越えかと思っていたのですが、違った・・・・汗


分岐


この分岐辺りが乗り越え起点となるようです。

左に行くと、水上方面との道標もあります。(写真左端)


登山道


かなり入り辛い感じです。

滑り落ちそうです。




分岐は、湿原方面へと向かいます。




入口から想像するよりも広めの登山道。

あの感じだと、もっと狭い道を覚悟してたのですが、意外と広くて歩きやすい^^

キノコ


まっしょろなキノコ。

まるで、シェービングフォームみたい^^





登山道横に沼があります。

水が綺麗ですね〜


分岐


左の方から来ました。このまま真っ直ぐに進みます。


小さい秋


小さい秋。

少しだけ紅葉が始まってますね。


其の弐


一部だけが赤くなり始めてます。

この上にあるブナ平も、もう少ししたら綺麗に紅葉するんでしょうね〜


湿原


足もとが、木道へとなりました。

玉原湿原です。左回りで行きます。


トリカブト


湿原の端っこに、トリカブトの花が残っています。

この先には全く咲いてなかったです。


玉原湿原


湿原の木道をテクテク歩いて行きます。

気持ちいいですね〜




名柱を入れてパチリ♪

この玉原湿原の木道遊歩道は、湿原を囲むように作られていて、周遊しても30分程度で巡れます。


木道


樹林帯に入っても、木道が続きます。

林道の入口へ向って進みます。


林道


林道に出て、地味に足に来る登りを行きます。

マジに足に効きますねぇ〜


センターハウス


センターハウスが見えました^^

登りも終了です^^




日影で待っているインプに到着。

活動終了。

朝はいなかった前後にも駐車されてます。



トレッキングシューズから、スニーカーへと履き替え、

汗で濡れたシャツも着替えて・・・・帰ります。


車窓から


玉原高原の草原から見た尼ヶ禿山。


ズーム


山頂付近をズームアップ。

誰か、いそうですね^^

って、解る訳無いですよね〜




ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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