一ノ倉沢へハイキング

2024年9月23日 月曜日振替休日


本日の活動(山行)コース



リハビリハイキング、第2弾

持病の発作の為、約3ヶ月足が痛くてウォーキングも出来ない状態でした。

おかげさまで、体重は増加するし、体力は落ちるし・・・と、良いことがアリマセン(泣)


本日は国道291号を一ノ倉沢まで行って帰って来る

約8キロ程のハイキングです。

高低差も少なく、ほぼ舗装された道を行くところが、チョット残念。

前回の戦場ヶ原ハイキングと同様、リハビリが目的なので、ザックは重め(約10k)とします。

と言う訳で、支度をして自宅を8時30分頃出発。


谷川岳インフォメーションセンター


谷川岳インフォメーションセンターに9時半過ぎに到着。

駐車場は広いので、どこに停めても大丈夫そうです。


駐車


昼過ぎには日影になるだろう処で

尚且つ端っこの方へインプを停め、

9時40分行動開始。


ロープウェイ


ロープウェイが頭上を行きすぎます。

今回は乗りません。


熊注意


熊注意の看板。

いちばん上の熊さんのセリフが秀逸。

「正にその通り!!」と、思っちゃいましたね^^

熊鈴をチリン♪チリン♪鳴らしながら歩きます。


倉ちゃん


観光電動バスの「倉ちゃん」

今日は駐車場で、待機中ですね。


3.3キロ


目的地の一ノ倉沢まで、3.3`。

頑張りましょう^^!! と、言っても

まぁ、今回はほぼ平坦なので、気張る必要は無いですね。


西黒尾根登山口


駐車場から、20分ほどで、西黒尾根登山口に到着。

日本三大急登と言われる、西黒尾根。

いつかは、ここから登ってみたいですね〜

その為には、もっと体力を付けないといけませんね^^


一ちゃん


前方から、観光電気バスの「一ちゃん」。

先ほど待機中の「倉ちゃん」とこの「一ちゃん」、両方合わせて「一ノ倉」と言う訳らしいです。

ちなみに、この電動バス、スバル製らしいですよ^^


白毛門


時折、谷反対の白毛門方面が見えます。

歩いている道は、ほぼ日影なので、涼しい^^


休憩ポイント1


まだ新しいベンチがありました。

「休憩ポイント1」だそうです。


休憩とまで言いませんが、少し座ってみます^^


プレート


ベンチの脇には、木製のカラープレート。

詳しく説明が記されてますね^^

現在地はマチガ沢の手前。一ノ倉沢までは30分だそうです。


マチガ沢


マチガ沢に到着。

駐車場から40分程。(ユックリ歩いてきた)

残念ながら頂上の方はガスが掛かってますね〜




案内看板には、マチガ沢の名前の由来などが書かれてます。

由来は、簡単に言えば「街の明かりが見える沢」だそうです。初めて知りました。

詳しく知りたい方は、現地で見てください^^




雄大な景色!!

見とれる私^^


巌剛新道登山口


巌剛新道(がんごうしんどう)登山口。

マチガ沢を登り、西黒尾根へ合流するルート。

草刈りされて綺麗になってます。


この巌剛新道ですが、新道と言ってもかなり古く、開通は1954年(昭和29年)。

西黒尾根の1938年(昭和13年)や天神尾根の1939年(昭和14年)に比べて、比較的新しいので「新道」らしい^^


渓流


写真では解りませんけど、綺麗な水が滔々と流れてます。

画面右端に写っている岩壁(マムシ岩)には、遭難者を悼むプレートが何枚か貼られてます。合掌。


木陰


気持ちの良い木陰の道を行きます。


氷河のといき


「氷河のといき」とは、洒落た名前を付けましたね〜

属に言う、「風穴」と同じなのでしょうけれど・・・・

しかし、その「氷河のといき」は見つけられませんでした・・・残念。


一ノ倉


休憩ポイント3を過ぎ、カーブを曲がると・・・

一気に目の前に広がる一ノ倉。

この圧倒的な存在感は唯一無二ですね。




やはり衝立岩の上の方がガスガス。

おまけに、雨が降って来ました。(雨は最初、吹越のようでしたが、本格的に降ってきました、)


看板


晴れていれば、こんな感じに見えるんですけどね。

ちなみに、衝立岩は右側の「S」。


ここがクライミングでは難しいらしいです。(多くの遭難者を出している)

有名な事故は、1960年(昭和30年)この衝立岩を登っていた二人の方が、転落。

ザイルで宙吊りになった。発見された時には、二人とも既に死亡しており、問題は遺体の収容。

衝立岩の初登攀は、その前年に果たされたばかりで、超一流のクライマーでさえ現場には容易に近づけない、

さらに、宙吊り。担いで降ろす事も出来ない。

結局、自衛隊の銃撃によりザイルを切断するという遺体収容方法が採られた。

この模様をニュースとして配信した当時の映像がYouTubeに残っている。

興味がある方は、ググってみてください。





谷川岳は、魔の山として不名誉なギネス記録にもなっているのは有名。

その遭難者数は800人以上。

深田久弥の著書「日本百名山」のなかで、谷川岳を紹介している当時(昭和初期)で200人との記載があり、

その後、急増している事が伺える。

遭難者が急増した背景には、1931年(昭和6年)上越線の開通、1956年(昭和31年)日本人のマナスル初登頂などをきっかけに

沸き起こった登山ブームがあるようです。


と言うことで、以上が谷川岳が魔の山と言われる由来です。




雨が降っていいなければ、ここらあたりで昼食にしようと思っていたのだが、

晴れたり、雨が強くなったりと、不安定。

雨の割合が多くなっているので、このまま帰ることに^^

ソフトシェルを着てから来た道を戻ります。


新道


マチガ沢手前で、舗装された林道から新道の分岐を湯檜曽川方面へ下ります。


キャンプ場跡


少し下ると、マチガ沢キャンプ場跡地。

実はこのキャンプ場が現役の頃泊りに来たことがありました。

小学生の林間学校だったと思います。

半世紀近く前の事ですね。


登山道


登山道らしい道を下って行きます。

舗装された道より、歩いていて楽しい^^

膝にはキツイですが・・・・



分岐


湯檜曽川沿いの登山道へ出ました。

上流へ行くと蓬峠(よもぎとうげ)下流方面へと進みます。

あれ?マチガ沢方面は旧道って書いてある。さっきの分岐は新道だったのにね。

どっちが本当?


UPdown


湯檜曽川添いの道ですが、ほぼ平坦なのですが。多少のUpDownはあります。


渡渉


マチガ沢を渡渉。

手前と対岸のピンテが解りますか?


東屋


渡渉してすぐに、東屋。

マチガ沢キャンプ場の駐車場です。


看板


朽ちそうな看板があります。

しかし、書いてある事は鮮明に解読可能。


湯檜曾川


昨日の午前中に雨がかなり降ったと思われるが、

流れる水は透明。

そういえば、いつの間にか雨は止んでます。


木漏れ日


木漏れ日の道を行きます。


トリカブト


道端に、トリカブトが咲いています。

ジョウシュウトリカブトらしいです。





西黒沢の滝。

もうすぐそこが、国道なのですが、

国土地理院の地図にある橋がありません。




滝の帰路通しの下流は扇状地のようになっており、大水が出た様子を形成。

おそらくあそこの看板辺りに橋があったと思われます。


分岐


国道との分岐。

スノーシェッドの裏側を登る階段を行きます。

慰霊塔の前で、合掌し駐車場へ。


駐車場


12時41分活動終了。

約3時間8キロのハイキングでした^^


車の中が蒸し蒸しなので、ドア全開です。


お昼


簡単に着替えを済ませ。マイカーの隣で、昼食。

と言っても、コンビニのおにぎりです^^

旨し^^


インフォメーションセンター



昼食後、せっかくなのでインフォメーションセンターを覗きに行きます。


センター内


事務所の他、売店(併設)やコース、草花の写真説明。

ガイドさんがコース説明をされています。


展示


谷川岳山岳資料館として、

様々な資料展示もあります。

前記載の谷川岳の歴史等あります。

また、今年閉館した登山家の山田昇さんのヒマラヤ資料館を移設されて特別展示中(11月まで)


と言うことで、久しぶりに暑くない山行きでした。




ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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