子持山へ

2024年5月18日 土曜日

子持山(こもちやま) 1,296.2m ぐんま百名山
子持山(こもちやま)は、群馬県の中部にある火山。
典型的な成層火山で、浸食が著しく進行した結果、
火山の内部構造である火山岩頸や放射状岩脈が地表に露出しており、
地質学の観察に適した山として知られる
火道のマグマが柱状に岩化して垂直に屹立する「獅子岩(大黒岩)」など特徴的な山容をしており、
関越自動車道からも遠望できる

本日の活動(山行)コース



本日は、相方は仕事。ソロでの山行となります。

で、何処へ行こか・・・・・

そうだ、子持山に行こう^^

子持山へ登ったのは、中3の時以来なので、48年ぶり!?

ってことで、自宅を8時頃出発。

今回はちゃんとコンビニに寄って、お昼をゲットして行きます。

前回のように、エネルギー不足になってしまってはいけませんから^^

子持神社の入口に到着。

大きな神社の鳥居をくぐり・・・登って行きます。(まだ車です^^)


林道


沢沿いの林道を登って行きます。

全て舗装されて良い道です。


駐車場


7号橋駐車場へ。

舗装された綺麗な駐車場。

15台位は停められそう・・・今は10台ほどが停まってます。

靴を履き替え、ザックを背負って・・・・

9時行動開始。

この時、YAMAPを起動して行動開始したつもりが、開始になっていませんでした・・・・


トイレ


7号橋を渡った先にトイレが設置されてます。

駐車場の対岸?っていうか、先ですね。


登山口


舗装された林道を少し登ると、登山口。

キツネの登山道ガイドがあり、そこへ登山届けのポスト。

下の棚に用紙があるので、記入して提出。

YAMAPからデジタル提出でもいいんかな?


木道


登山口から木道?と言うか木製の廊下のような道。

結構年数が経っているのか、少し朽ちていて揺れる^^

所々、補修されてますね。


太鼓橋


渡り廊下の先には太鼓橋が見えます。


屏風岩


その太鼓橋の手前で、見上げると・・・・

たか〜い・・・屏風岩。


太鼓橋U


太鼓橋を渡って、屏風岩の直下へ。

見あげるが、オーパーハングになっていて、上は見えない。





目の前に、赤い鳥居と祠。

手を合わせ、登山の安全をお願いします。


案内板


渋川市の案内看板。

高さは、約60mもあるんですね。

(詳細は写真に写っているのを、読んでくださいね^^)




屏風岩の前を
右へと向かいます。

ネットで見ていた時に、何の脈略も何も無かったが、何となく左へ行く感じがあったので、

違和感があります。

でも、正しい道はこちらなので・・・・・






薄暗い(サングラスを掛けているので、余計に暗い)澤を登って行きます。

水も流れていて、すこしぬかるんだ所もあります。


分岐


この石碑がある所が分岐です。

下の岩に矢印の赤ペイント。

右はそのまま沢を登るコース。左は尾根を行くコース。

尾根コースは、最近出来たらしいですよ。

私は、左の急登、尾根コースへ行きます。


トラバ


分岐からいきなりの急登、ロープ場。

急斜面のトラバ。滑落しないよう慎重に・・・・・


ピンクテープ


ピンクテープとペイントがあるので、道迷いはなさそうです。


尾根


尾根まで出ました。奇岩がお出迎え^^

結構、高所感があります^^


眺め


屏風岩の上の方へ出たようです。

見晴しは、まぁまぁかな・・・・


獅子岩


尾根伝いに縦走しいくつかのアップダウンの後、獅子岩を見上げる。

本当に、獅子舞の獅子に見えますね。


県庁


ランドマークの県庁が見えます。

霞んでいて、写真では判らんかな?


下り


こんな感じの、下りを何回か降ります。

下りは膝に来るので、慎重に^^

歳には勝てませんね。




振り返れば、綺麗な眺望。

尾根コースを選んで良かったです。


鈴ヶ岳


先日登った、鈴ヶ岳が尾根の向こうに見えてきました。

その左には、黒檜山。

標高が上がってきた証拠ですね。


奇岩


屏風岩の案内看板にあった通り、沢山の奇岩が立っています。

それぞれに登っていたら、どの位掛かるんだろう?

私は、高所恐怖症だから、登りませんよ。


尾根道


尾根道は、ずっとこの位の幅。

すれ違いは、少しきを使う幅ですね。


奇岩U


いきなり目の前に、こんな奇岩が現れます。





登れそうな、壁の横を進みます。


赤城山


ふと横を見ると・・・・・

いつの間にか、赤城山全体が見える所まできました。


岩場


急な岩場も出てきます。


眺望


渋川、前橋方面

霞んでいるので、良く見えませんね・・・・


赤城山U


さっきの所よりもより一層よく見える。


獅子岩U


獅子岩もかなり近くなりました^^


痩せ尾根


茂った木々でわかりずらいですが、

両端は、崖。




結構、怖い。

まだ、木があるので良いんでしょうけれど・・・・・


ロープ場


ロープが設置されている所も多数。





根っこに、岩を取り込んでしまった、松。

この下は、崖です。


獅子岩V


獅子岩のたもとに到着。

見上げると、後ろに倒れそうだ^^


アンカー


垂直な岩肌をよく見ると、

クライミングのアンカーが多数打ってありますね。


ヘリ


獅子岩の回り込みをしている時に沢道との合流があるので、

YAMAPを確認したのですが、この時初めて活動開始が出来ていなかった事に気が付きました。

慌てて開始して、現在位置を確認。

それに加えて、駐車場からずーっと圏外だった為か、スマホの電池消耗が早い・・・・


獅子岩を回り込み、眺望のある所で県警のヘリを確認。

実は30分以上まえから、ヘリの音がしていたのですが、樹林帯で目視できずにいたのです。

この辺りに来ると、より音が大きくなっていたので・・・・


ホバリング



大たるみと呼ばれる辺りに、ホバリング。

何回かホバリングと旋回を繰り返えしています。




誰かが負傷したのでしょうか?

いづれにしても、大事にならなければ良いのですが・・・・・


後の、メディア報道によると、

65歳の男性が転倒し、右足骨折の負傷。県警ヘリにて救助、

渋川市内の病院に搬送されたとの事。

私も60代、昔のようには、体が動かない事を認識し、

気を付けなければなりませんね。

せめて、人様に迷惑は掛けたくはないですから・・・・


躑躅


ミツバツツジの紫が綺麗ですね。

もう少しすると、赤城山や榛名山のツツジも綺麗に咲き揃うんでしょう^^

その時期の登山もいいですね〜


ゴリラ岩


まだ、ヘリが飛んでますが・・・・・

この尾根から獅子岩を見ると、ゴリラの横顔に見える事から、

別名「ゴリラ岩」と言われているとか?いないとか・・・?

「信じるか信じないかは、あなた次第。」by関〇夫

でも、「真実はいつもひとつ!」by〇ナン

って、「どっちなんだい!?」byなかやまきん〇君


ぬまた方面


尾根道から沼田方面。

河岸段丘の縞模様がはっきり綺麗にみえます。


尾根道


木漏れ日の尾根道を登って行きます。

直射日光は、暑くてたまらないですが、

この位の木漏れ日だと、気持ちが良いですね〜





苔が綺麗です。





柳木ケ峰、山頂に到着。

祠があります。


道標


隣には、道標。

大たるみから八号橋に下る道との分岐。

浅間山へ行くものこちらかららしいです。


山名板


木漏れ日の感じが良いですね〜




いくつ目かの、ロープ場を越え、

その先には展望が開けてます。


発見


渋川市の市街地方向の彼方に、発見!!


富士山


富士山です!!

ちょっと、ピンぼけになってしまった・・・・・汗


榛名山


榛名山もクッキリ^^

ですが、私はこの岩の上には立てません・・・・・怖


新緑


見上げれば、新緑が眩しい^^

青空とのコントラストが素晴らしい。


獅子岩W


獅子岩が眼下にあります。

結構登ってきたのを実感。


ロープ場


険しさを増す道。

最後の急登となります。


つっかえ棒


細い棒で支えられた巨石。

(そんなことはアリマセン。誰かが立て掛けた只の棒です。)


山頂


山頂に到着。

約2時間半掛かりました。



山名板


山名板をパチリ♪

1,296m


三角点


1,296.2mの三角点にタッチ^^


記念撮影


山頂にいた方に撮ってもらいました^^

ありがとうございます^^


日光白根山


どうやら、マニュアルフォーカスモードになっていたらしく、ボケてます・・・・


皇海山


これも、ボケボケ・・・・・


武尊山


こっちは、大丈夫ですね^^


谷川岳


かなり雪が減って来ましたね。

今年は登りたいですね〜。

その為には、もっと体力を付けないと・・・・・



草津白根山


草津白根山まで見えるとは思っていませんでした。


浅間山



赤城原


昭和村の赤城原が雄大な斜面を見せてます。

それにしても、この時期虫が多いなぁ・・・・・


山頂飯


コンビニのおにぎりですが、どれも旨し・・・・

暫く休憩して行きます。



山ツツジ


山ツツジに、アゲハやアブ、その他いろんな虫が寄ってきています。

さて、そろそろ下山しますか!


休憩


下山途中、とあるピークにて休憩。

これからの季節、登る山によってはヤマビルがいます。

そんな山で休憩する際、ザック等地面に置くと、ヒルが登って来るので、

予備の靴紐を利用して、ご覧のように吊るして休憩です。


道標U


下りは、沢コースへと下ってきたので、

登りでは出会わなかった道標。




登山道の真ん中。尾根上に蓋をしたような石。

これを越えて行かないといけません。


展望


展望岩からの展望。

この時、風が強くて吹きっさらしの岩の上は怖かった・・・・


赤城方面



獅子岩X


獅子岩の恰好が、こっちから見ると全然違いますね。


降りる


展望岩からの降下。

ほゞ垂直に感じる。浮いた岩もあり・・・・怖




下り切って。見あげる。

ほんの少しの壁だが、高所恐怖症にとっては、大冒険^^

落ちなくて良かった^^


分岐


写真では見ずらい(実際も見ずらい)が、左から降りてきたので、

7号橋方向(鋭角に右折)へと行きます。(写真斜め左方向)

これを見逃すと、6号橋へと降りてしまいます。


沢道


沢道をジグザグ下って行きます。

沢沿いなので、眺望は無いが涼しい。


太鼓橋


太鼓橋が見えてきました。

もう少しで下山完了です。


駐車場


13時20分。駐車場へ到着。

活動終了。

今回の山行は、適度なアップダウンがあり、

またスリリング道でもあるので、とても面白かった。

子持山山頂の展望はあるものの、イマイチ感が拭えない。

出来れば山頂付近の木々の、剪定をお願いしたい。

しかし、途中の奇岩、またその上からの眺望が素晴らしく、大変満足できた。


と、いう事で14時過ぎには無事帰宅。

大変、面白かった!!

ありがとう!!子持山!!





ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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