鈴ヶ岳へ
2024年5月11日 土曜日
鈴ヶ岳 1,564.7m
赤城山の外輪山の西にすこし離れてそびえる山。赤城火山によって出来た寄生火山と言われている。
大きな釣り鐘を置いたような山容が特徴で、渋川沼田方面からよく望む事が出来る。
山頂には「鈴嶽山神社」「赤城山大神」「愛宕山大神」の大きな石碑があり、
かつては信仰の山であった事が偲ばれます。しかし、山頂からの眺望は望めません。
また、周辺一帯は「鈴ヶ岳自然環境保全地域に指定され、
ミズナラを中心として天然林に囲まれた静かな自然に包まれています。
本日の活動(山行)コース
ゴールデンウィークも終わってしまい、長~い日常の日々(7月の海の日まで、国民の休日は無い)が始まってしまいました。
それでも、五月の爽やかな晴れ・・・・と言うより、7月並みの暑さになる予報の中、お山へいって来ます。
当初、相方は家で休んでいる予定でしたが、私が準備していると、行きたくなったらしく、二人での山行です。
自宅を8時30分頃出発。赤城山を目指します。
今回は、赤城山の鈴ヶ岳を予定してます。
鈴ヶ岳を登れば、赤城主要7座を制覇(大げさ)ですからね^^
ちなみに、主要7座は、「黒檜山」「駒ケ岳」「長七郎山」「荒山」「鍋割山」「地蔵岳」と「鈴ヶ岳」です。
新緑
先月、4月3日冬期閉鎖が解除された、県道251号(沼田赤城線)を駆け上がります。
新緑が気持ちいい。
新坂平駐車場
黒檜山登山口の混雑を横目に、大沼湖畔を通り、
総合観光案内所の先の新坂平駐車場へ。
地蔵岳
直ぐ南側には、地蔵岳。
端っこ
黒檜の駐車場とは違い、ガラガラの駐車場のいちばん端っこに駐車。
さっそく、身支度をします。
9時28分
手元の時計で、9時28分。
行動開始です。
県道へ
駐車場のアプローチ道路を県道4号(前橋赤城線)へ向かって歩きます。
舗装路なので、歩き憎いことはないです。
登山口
横断歩道を渡ったところが登山口。
白樺牧場の脇ですね。
鈴ヶ岳登山口
鈴ヶ岳登山口。
そのままの名前です。
尾根
ふつうに登って行き、5分くらいで尾根へ出ます。
尾根道
ここからは、尾根道なので穏やかなアップダウンが続きます。
すみれ
小さなスミレがお出迎え^^
5番
緊急時ポイント表示?と言うのかな?
「5」の表示がある所の分岐を右へ行くと、展望所があります。
地蔵岳Ⅱ
展望所の岩の上からの地蔵岳。
総合案内所(赤い屋根)や、新坂平駐車場も良く見えますね。
イニDのダウンヒルスタート地点でもありますね^^
黒檜山
赤城山最高峰の黒檜山。
ここからは、大沼は見えない。
日光白根山
小黒檜山の奥には、日光白根山も見えています。
バンザイ
岩の上に立ってバンザイポーズ^^
鍬柄峠
少し下って、鞍部の鍬柄峠。
この道標には、距離が書いてないんですね・・・・
地蔵岳Ⅲ
暫く進み、鍬柄山へのアプローチ斜面からの、地蔵岳。
先ほどの展望所から見ると、かなり離れた感じがしますね。
草津白根山
その先、大きな白樺の木がある鞍部、西側が開けているので、
草津白根山が良く見えます。
飛行機雲
見上げると、飛行機雲が^^
青い空へ一直線の雲を描いてます。
発見
眼下には、鍋割山が見えてますねぇ
その先に・・・・見つけた!
富士山
そう!富士山です。
低地の前橋市街地には靄が掛かっていますが、
上空は掛かっていないらしく、割とはっきりクッキリ見えてます。
その後、鍬柄山山頂(1,562m)へ。
ここは、狭い感じではあるが、廻りが開けていて眺望がいい^^
休憩がてら、見える山々を写真に収めます。
武尊山
武尊山と至仏山。
燧ケ岳
燧ケ岳とどこのヤマだろう?
日光白根山
日光白根山。
富士山
そして、富士山。
手前は鍋割山です。
下り
鍬柄山から先へ進みます。
写真では、相方が登っているように見えますが、下ってます。
急なので、後ろ向きの下りですね。
鈴ヶ岳
かなり下って行きます。
せっかく登ったのに、もったいない感じがする・・・・・何がもったいないのかは不明^^
前方の鈴ヶ岳を見上げる。
あの、もっこりした山の頂上まで行くんです^^
鞍部
ここからは、また登りです^^
鈴ヶ岳本体に取り付いた事になります。
頂上までは0.4㌔。
岩場
ロープが設置された、岩場。
思ったより、斜度がなかった・・・
環境保全地域
ロープ場を登り切った所に、古そうな看板。
鈴ヶ岳県自然環境保全地域
昭和50年3月28日指定。
だそうです。
ロープ場Ⅱ
二つ目のロープ場。
チャレンジ中の相方。
以前の嵩山でガイドさん(80歳)に教わった通りに、
余りロープに頼らない事などを思い出しながら登ったそうです。
相方に続いて私が登ります。
相方がスマホで撮ってくれました^^
良い眺め
登った先の岩の上から富士山を眺める。
写真でも、かろうじて見えてます^^。
尾根道
尾根道を登って行きます。
日が当たって暑い💦
洞
巨石が重なって洞を作ってます。
今は季節では無いが、夕立等で雷に遭遇してしまったら、この中へ避難ですね。
石碑
洞の上には、石碑。
石碑Ⅱ
彫ってある文字等は難しくてよく分かりません。
もう少しで、頂上です。
ガンバレ^^
三角点
山頂へ到着。
三角点にタッチ^^
山頂石碑
山頂の三石碑。
中央は「鈴嶽山神」
左「愛宕山大神」
右「赤城山大神」
この三石碑の他にも、いたるところに石碑が建ってます。
信仰の山であることが、よく解りますね。
記念撮影
三石碑の前で、記念撮影^^
キアゲハ
小さい虫がブンブンと沢山飛んでます。
その中にキアゲハが一匹だけ、混じって飛んでます。
山名板
小さな山名板が木に括りつけてあります。
急遽、相方も参加して、山頂飯も持ってこなかった(途中コンビニで買う予定だったが、忘れた・・・・・)ので、下山します。
ともったら、年配の団体さん(15名位)が登って来て暫く待つ格好になりました^^
下山
下って・・・登って・・・・
と、大した登りでも無いのに、足の動きが悪く、ペースダウン。
休み休み登り返す。
大沼
鍬柄山頂上からの大沼。
ユックリながら、なんとか鍬柄山頂上までたどり着いた。ここで暫し休憩をとります。
おそらく、エネルギー不足になってしまった様です。
霞
前にも書いたが、山頂飯を持ってこなかった事。
行動食はナッツを少々だけ。
朝めしも少しだけ取っただけだった・・・・
軽い「ハンガーノック」って言われる症状かもしれません。
ナッツと、水を多めにとって休憩。
鍬柄峠
休憩を沢山とったおかげか、少々復活。
登山口
無事に登山口まで戻って来ました。
換気中
日向の車中は蒸し風呂なので、全開にして換気します。
この頃には、復活してふつうに動ける状態です。
靴を履き替え、帰ります。
北面を下って、14時50分頃無事帰宅。
今回の「不調」の原因を自分なりに考えてみました。
基本的に体力不足であること。
今日は暑かった事もあり、大量の汗をかいてしまった事。
簡単なコースだと、侮った事。
水分補給、及びエネルギー補給の失敗・・・・・
と、多様な原因があると思います。
動けなくなる程のアクシデントではなく、動きが悪くなり力が入りにくい程度だったのが、
不幸中の幸いであり、多くの事が解ったと思います。
こんなことは二度とあってはならない事なので、この機会から学ぶべきことを稀有とし、忘れてはならないと肝に命じます。
皆様も、低山であったり、簡単なコースであっても、侮る事はなく、しっかりとした装備と準備、
そして、心持ちをして、楽しい山行をしましょう!
今回は色々と勉強になった山行でした。
お疲れ様ぁでした!!
ありがとう!!鈴ヶ岳!
ってことで、最後まで見ていただき
ありがとうございます^^
おしまい