鳴神山へ

2024年5月3日 憲法記念日 金曜日

鳴神山(なるかみやま) 980m
群馬県桐生市にある低山。桐生岳、仁田山岳で構成。古くから山岳信仰の対象とされ、山頂には雷神岳神社が鎮座する。
群馬県の自然環境保全地域に指定され、ミズナラ、クヌギ、クリなどの自然林が広がる。
中でも絶滅危惧種のカッコソウが花を咲かせる貴重な地域でもある。


本日の活動(山行)コース



ゴールデンウィークも後半。

やっと、山行の時間が取れたので近場の低山へ。

今回は、桐生の鳴神山。標高1,000m未満の低山ですが、人気のお山です。

ここにしか咲かない花も咲いているとの事なので・・・・

自家用車で登山口へと向かいます。

駒形登山口までは約1時間ちょっと。

午前10時頃到着するが、さすがに人気のお山。GWも相まって路駐の車が沢山。

ヤバイ、もう停める事が出来ないのか?!!

と、思ったが、早出早帰りの方もいて、運よく登山口手前100m位の駐車スペースに停められました。

身支度をしていると、隣に停まっていた車(とちぎナンパー)の方が下山してきて、

「これからですかぁ?」と声を掛けて頂きました。

「あっハイ!これからです^^」

山での、コミュは大切です。何かあった時の情報として聞かれる事もあるそうです。


さてさて、準備も完了。いざ行動開始!!


10時半


10時半、行動開始です。

YAMAPもオンにして、コース確認。


登山口


駒形登山口。

左へ行くか・・・・真っすぐ行くか・・・・・少々思考。

左へ行くこととします。時計廻りで周遊することとなりますね。


ヒメウツギ


最初は沢沿いの舗装林道を登って行きます。

沢上には、ヒメウツギが綺麗に咲いてます。


怪しい


本日は、ピーカンの晴れ。

相方は日焼け対策の為、怪しい人になってます^^





沢沿いの道なので、水音が気持ちいい。

でも、日向は暑い位です。


林道


舗装路は直ぐに未舗装路に変わり、

1車線幅の林道を登ります。

この位なら、車も入って来られそうですね。





と、思ったら、実際に車も入ってました。

そういえば、さっきハンターカブが登って行きました。


20分


登り始めて約20分。まだまだ続く林道を登ります。

日向は暑いので、出来るだけ日影を選んで歩きます。





苔むした切り株に顔。

誰かが石などで描いたのでしょうね。

道中、沢山あります。


舗装路


いきなり、舗装路へ出ました。

ここまで車で上がって来れるんでしょうか?


赤柴登山口


赤柴登山口です。

現在ここまでは、一般車は来られないようです。


倒木


倒木が林道を塞いでます。

と、思ったら倒木ではなく、伐採した木が崩れて林道を塞いでいたのです。


この塞いだ木の一部に座って、暫し休憩。


登山道


倒木を過ぎると、やっと登山道らしい山道になってきました。


ノボリ


沢に近くなり、「カッコソウ」のノボリがあります。

この辺りに、咲いているのでしょうか?





木製の橋。

この橋を渡り、周辺を探す・・・・・


看板


こんな看板もあり、咲いていそうなのだが・・・・・

なかなか、見つかりません。


サワハコベ?


小さな花を発見。

調べてみると、サワハコベらしい^^




キョロキョロしながら登山道を登るが、

カッコソウは見つけることが出来ず、それらしい沢を過ぎてしまいました。


急登


登山道は沢から尾根へと向かいます。

結構な急登です。

腿に乳酸が溜まる感じです。休み休み登ります。


椚田峠


尾根に出て分岐。椚田峠(くぬぎだとうげ)に到着です。

鳴神山までは20分ですが、ここからコツナギ方面へ少し下った所に

カッコソウの群生地(保護地)があるらしいので、行ってみます。

ここにしか咲かない花が見たいじゃなですか!!


カッコソウ


少し下った所に、網で囲われた保護区があり、

その中のあちらこちらで咲いてます。




森の木漏れ日の中で咲く、小さな花。




一センチ程の小さな花。

環境省のレッドデーターブック、絶滅危惧種に指定されている、貴重な植物です。

見た感じ、イモカタバミの花に似ています。

色が違いますが・・・・


カッコソウを見ることが出来たので、良かった^^






椚田峠に戻って来ました。

さっきは誰もいなかったのに、お昼になってここで昼食にする方たちでいっぱい・・・・

私達も暫し休憩。


尾根


さて、頂上目指して登り始めます。

尾根を登って行きます。


第二展望所


尾根伝えの登山道が急登に変わり、

少し登った先に第二展望所と思われるところがあり、そこからの眺望。

赤城山がくっきり^^・・・・とはいかず、少し霞んでます。


ムラサキツツジ


まだ、ヤマツツジも咲いていない尾根に、

ポツンと一つの木だげ咲いてます。


第一展望所


第一展望所のベンチ。

第二展望所と同じく、それほど広くはない。

私達二人でちょうど良い広さ^^


桐生方面


桐生の市街地を見下ろす^^

遠くの方は、霞んでしまっています。



赤城山


第一展望所からの赤城。

第二展望所より遠くに感じる。(実際に遠いのだろうけど・・・・)


仁田山岳


仁田山岳山頂に到着。

この山名看板の前のベンチに座っていたオジサン二人。

お話をさせて頂きましたら、「NPO法人鳴神の自然を守る会」の方で、

登山道の整備や草木の保護など、

ボランティア活動を行なっている方たちだそうです。


木札


この山の祠の前にある、小さな鳥居は全て、この方(一人の方)が作ったそうです。

お話の最後に、木札を頂きました。

ありがとうございます^^


分岐


仁田山岳山頂から、少し下った所に分岐。

鳴神山(桐生岳)山頂へと向かいます。


山頂


鳴神山山頂980mへ到着。

木々が少し邪魔をするが、360度の眺望。

余りに霞んでいるので、写真は割愛。


記念撮影


二人とも違う場所でパチリ♪


山頂飯


山頂に設置された真新しいベンチに座って、山頂飯。

シャケおにぎり??^^

旨し^^


標準点


三角点は無く、あるのは標準点。

さぁて、下山しますか!


避難小屋



肩の広場に避難小屋「なるかみ小屋」がありました。


募金


自然保護に募金。(少額ですが・・・・)


小屋の中


小屋の中には、炬燵もあります^^

快適に過ごせそうです。

2017年に出来たらしいですね。


御神水


少し下った所には、「雷神岳神社 御神水」




案内看板に寄れば、70年ぶりに復活したそうです。


渓谷


こちらの登山道は渓谷を下る道になるようです。

ごつごつした岩場が多い。

流れる水の脇を行くので、ドロドロのところも・・・・

しかし、靴が濡れるまでは無いです。



水場


暫く下ると、水場があります。

木のベンチがあるので、暫し休憩。


中間点


中間点とされる、道標。

やはり下りは、膝と腿に効きますねぇ・・・・・汗


ヤマブキソウ


中間点の近くに、保護網の中で咲いているヤマブキソウ。

黄色い花がかわいいですね〜

保護網を掛けられた木々は多くあったが、ちゃんと咲いていたのはこれだけだったような気が・・・・


倒木


沢を覆うほどの倒木の大群。

これって、流れ着いたのか?


ヘビ


道にヘビがいて、

お互いにビックリ^^

ヤマカカシかな?


渓谷下り


振り返って・・・・

こんな感じの渓谷を下って行きます。




「60年度川北小6年作」って事は、(昭和60年度でしょうね)

作った子供たちは、今、50歳位になっているんでしょうか?


登山口


駒形登山口まで、下って来ました。


駐車場


今朝、たくさん停まっていた車の十分の一位まで減っています。


登山靴を脱いで、鳴神山を後にします。

今回の山行きは、コースのほゞほゞが、渓流沿いで、日影が多くて涼しい。

夏場のハイキングには良いかもしれませんね。


この後、前橋で食材の買い出しをして

17時40分頃無事帰宅。


お疲れ様ぁ^^

そして、ありがとうございます!鳴神山!




ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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