嵩山へ

2024年3月31日 日曜日

嵩山(たけやま) 789m
渋川方面から吾妻に入って一番先に見える山。
中之条町のシンボルであり、東南面は切り立った岩、西北面は樹林帯が広がり、
眺望は近くの山々はもちろん、草津白根、四阿山、浅間、遙か上信越の一帯を
一望のもとに出来る景勝の地。
吾妻八景の一つであり大天狗(山頂)からの眺望がすばらしく、烏帽子岩や不動岩、
胎内くぐり、男岩、女岩、御城の平、経塚、骨岩、一升水などの史跡や奇岩が連なってます。

本日の活動(山行)コース




昨日の戸神山に続き、本日もお山へ行ってきます。

今日は相方も一緒に登るので、朝食後お互いに準備をして

8時15分頃出発。




道の駅「霊山たけやま」に到着。

駐車場から見た嵩山のシンボル岩

たしか、屏風岩といったかな?


支度をして、行動開始。


分岐


駐車場わきのトイレの先に分岐があります。

今回は左の「表登山道」から登り、左の「東登山道」を降りてくる時計回りで行きます。


一番


登り始めて直ぐに、1番の観音菩薩様。

この嵩山には三十三もの観音様が祀られているそうです。

出来るだけ巡って行きたいと思います。




感じの良い登山道を登って行きます。

少々息が上がって来ますね。


ムサシ


ここ、嵩山にも「634mムサシ」がありました。

(昨日の戸神山にも634m地点に表記あり。)


東屋


展望所には、東屋が立ってました。

まだ新しそう^^


展望


東屋からの展望。

正面に、榛名山が良く見えますね〜


浅間山


右を向くと、白く冠雪した浅間山もみえます。


分岐


休岩の所には、蝙蝠穴への分岐。

相方は。休岩で休んでいるとの事。私だけ、行ってみます。


蝙蝠穴


少し下ったところに、大きな岩がありその下が蝙蝠穴。

その中には、二番の観音菩薩様が鎮座しております。


休み岩まで戻り、再び登り始めます。


八番九番


少し登った先に分岐の案内看板(八番九番→)があり、

いきなり、八番と九番になってしましました。

ここも、登山道のメインから分岐した先にあります。

八番九番を参拝し、メインの道へ戻ろうとしたら、

登ってきたご老人に声を掛けられました。


その方は、地元のボランティアガイドさんで、暫くの間ガイドをして頂けるとの事。

この九番から、胎内くぐりへ行くルート(パンフレットPDFには無い道)を行った方が良いとの事。




胎内くぐりの岩へと直に向かうルートです。


胎内くぐり


こちら側が出口になるとの事。

ザックを置いて、回り込んでゆく方が良いらしい。


試して・・・・


胎内くぐりのくぐり方を教えて頂きました。

一番狭い所は22センチ。写真はプレくぐりの様子。

ガイドさんは私を見て、「一応通れるか試してから、行きましょう」との事。

なんとかくぐれそう・・・・


見下ろす


南側へ回り込み、胎内くぐりの前に屏風岩や男岩を見に行きます。

道の駅を見下ろす感じです。駐車場のマイカーも確認でしました。

写真に写っている方が、ボランティアガイドさん。80歳だそうです・・・・^^




胎内くぐりの南側。

鎖場になっていますし、足元は滑りそうな泥土です。

実際、相方は滑って転びそうになってました。


写真の上部の方にも観音様が居ります。




くぐりの入口。

確かに、ザックを背負っていたら難しそうだ・・・・




最少狭小部22センチ。

くぐれるでしょうか?




180センチ80キロの私も、なんとかくぐる事が出来ましたよ^^

ガイドさんに撮ってもらいました^^


この後、天狗の広場へと登ります。


カタクリ


不動岩へ向かう途中の、天狗の広場辺り。

カタクリの群生地。

あと10日ほどで花が咲きそろうとの事ですね。


小天狗


小天狗を見上げながら、回り込んで行きます。


石門


小天狗の裏?側には、石門。

通れるようですか、今回は覗くだけです。


不動明王


不動岩頂上には不動明王様の像。

下からズームUP!!


岩場


不動岩の切り立った岩場。

ここを登ります。




ガイドさんのいう通りザックは岩場下に置いて行きます。

先ずはガイドさんがヒョイヒョイと80歳とは思えない足取りで登り、続いて相方。


頂上


頂上は高所感抜群です。

高所恐怖症の私は、立てませんね^^

それでも、ガイドさんに撮ってもらいました^^


小天狗


不動岩からの小天狗。

この時間だと、少し逆光。


浅間山方面


浅間山方面。

遠くに浅間山。


草津方面


草津白根山が見えますね^^


さて降りましょう。


下り


当然ながら、登った所を下りますので・・・

足の置き位置を考えながら慎重に降ります。

鎖が頼りです。


キノコ


降りたところに、猿の腰掛。


ハート?


小天狗を来た時とは反対の方向、反時計回りで回り込みます。

五番の観音様近くの木の根に空いた穴。

誰かが「ハート型」だそうです。(ガイドさん談)


小天狗


見上げると小天狗。

これから登って行きます(回り込んで登ります。)


四番


四番観音様。

ガイドさん曰く、

「嵩山に三十三体ある観音様のなかで、一番石肌が綺麗な観音様で、

お立ちの場所がとても良いところらしく、雨風などの影響、苔などが生えない。

美肌の観音様です。」との事。


小天狗へ


小天狗前で、ガイドさんとはお別れして、小天狗のてっぺんへ。

こちら側からは簡単に登れます。




小天狗の頂上にて^^


東屋


小天狗から降り、鞍部の天狗の広場の東屋にて、少々休憩。


三社神社


ガイドさん曰く、ご利益がある

三社神社をお参り。


弘法の筆跡


中天狗近くの「弘法の筆跡」と、称される奇岩。

どこがどう?「弘法の筆跡」なのか?解りません・・・・・汗




その先の岩場からの展望。

中之条の街並みが一望です。


中天狗


中天狗の頂上。

石尊社の祠。手を合わせて参拝。

祠の脇を真っすぐ行きます。


西国秩父観音群



嵩山城本丸跡。無情の平(実城の平)。

案内看板より
永禄8年(1565年)11月、武田信玄方の「真田幸隆」に攻められた嵩山城は陥落。
若き城主、城虎丸(当時18歳)は、山から飛び降り自ら命を絶ち、女性や子供も後を追ったと言う悲話が伝わる。
この戦いの犠牲者の供養と霊山嵩山への信仰のため、元禄15年(1703年)から坂東・西国・秩父の嵩山百番観音が建立された。




71体の観音像、1体の阿弥陀如来像が安置されています。

合掌、参拝して次へ向かいます。


鎖場


大天狗へ至る鎖場。(まだ、取り付き部分)

長〜い鎖場の中ほどで、相方が足を滑らせて転倒。

転んだ先にストックが有って、曲げてしまいました。

幸い、怪我はなく被害はストックだけでした。


嵩山頂上


嵩山(大天狗)頂上。789m。

大きな岩は、女岩です。


三角点


789.2mの三角点にタッチ^^


手書き


手書きの小さな山名プレート。


女岩


女岩の上の祠と冠雪した山々




女岩なの上にて^^


昼食


大天狗から降り、本丸跡の近くの東屋で昼食。

相方のザックに入っていたのですが、つぶれてますね・・・・^^

さっきのストックを曲げた転倒が原因?

相方曰く、ザックが押されるまでの転倒はしてないよ。膝で曲げたくらいな感じだったけど・・・・との事。

まぁ、味には関係がないので良いのですが^^

新発売のピリ辛・・・・・これ、旨し^^


チタン


先日、買ったチタンサーモボトルにお湯を入れて持ってきました^^

ステンに比べて、金属味がしなくて・・・・・旨し^^

本当に、お湯が旨いです^^

高いだけのことは有ります。満足ですね。


下山


食事後、五郎岩まで行こうかと思いましたが、今回はここで下山します。

東登山道を降りて行きます。




下山途中の一升水などがある崖。

上の方に何かあるのが分るだろうか?


ハチの巣


大きなハチの巣。

穴がいくつも空いていて、経年劣化が激しそう・・・・


十九番


下山道から外れたところに十九番。




崖のたもとに鎮座しております。

近くまでは行かず、見上げながら合掌。




二十番の観音様が居られる、弥勒穴。

と思ったら・・・・




こっちが本当の弥勒穴でした。

こちらも見上げながら合掌。




道の駅に戻って来ると、河津桜がお出迎え^^


無事に駐車場のマイカーに到着。

当初、思っていたよりも面白いコースでした。

ありがとう!!嵩山。!


14時50分頃無事帰宅。





ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい










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