山寺へ
其の壱

2022年10月16日 日曜日

ここのところ、毎週お出かけしているのですが、

今週もお出かけすることとします。

なぜ毎週お出かけが出来るかと言えば、

実は、昨年末辺りから週休二日制になったので、雑多な用事などを土日のどちらかで済ませる事が出来るのです。

まぁ、これまで30年以上、日曜日だけの休みだった為、土曜も休みっていう生活リズムに慣れなくて

半年以上時間が掛かってしまいました。

そんな訳で、土曜日に家事等を済ませ、

本日日曜日、準備(主に相方の・・・)を済ませて、自宅を4時頃出発。


沼田から、群馬県道62号(沼田大間々線)を経て、国道122号へ出て北上。

そのまま県境を越えて栃木県へ。


日足トンネル


いつもなら、入口の特徴のある建物入りで撮るのですが、

まだ、日の出前で暗くてトンネル内でパチリ♪


日光


世界遺産の前を通り過ぎ、

日光市内の提灯のような街灯が、綺麗です。


この後、国道121号から、裏道を通り、国道461号へ

国道を暫く行き、塩谷中学校入口の信号を右折。


朝日


市道?を走っているとき、朝日が登って来ました。




少し先で、写真を撮ろうとインプを停めたのだが、雲が・・・・

前の写真からわずか1分程しか経っていないのに・・・・・汗


この後、栃木県道74号(塩谷喜連川線)を行き、矢板IC前のコンビニでコーヒーと?おにぎりを買い、

東北道へ乗ります。





県境を越えて福島県へ入ると、霧が出てきました。

二本松の辺りまで、50`規制が掛かってます。


SA


安達太良SAで休憩。

まだ、7時30分位ですが、かなり混んでます。


ウルトラマン


ウルトラマンなんちゃら(今は種類が多くて覚えられません)が、

自動販売機を従えて、駐車場へ睨みを利かせてます^^


フードコート


フードコートもこの混みよう。二階にはレストランもあるんですけどね^^

何か、お歳を召した諸先輩が若干多いような・・・・


ベーカリー


ベーカリー「SUN ADATARA」にて、朝食用にパンを購入。




ベーカリー前のベンチに座って、朝食です。

えっ?さっき、高速に乗る前におむすび買ったんじゃない?と、思われるかな?

あれは、小じょ飯です。


お店名物


「当店名物」と銘打った、「私のおすすめです。」のシールが貼ってある、伊達鶏しょうゆカツバーガー

しょうゆの染みたカツは、サクサク。マヨ味との相性も良し。旨し^^

他のパンも美味しく頂きました。

ちなみに、この店の売上No1は、この中にはありません。

マリトッツォに似たクリームパンが1番だそうです。

クリームパンは、甘すぎる・・・・ので、パスしました^^

お腹も満たしたので、インプに戻ります。


えっ


インプに乗り込もうとすると、足元に・・・・・何だこれ?

いもりのような、子供のゴムのおもちゃでした。

さすがに、チョットびっくりした〜^^


JCT


村田JCTで東北道とはお別れし、山形道へ。

山形道を走るのは初です^^


山形県


県境の笹谷トンネルを抜け、山形県へ突入。

山形へ入ると、青空が覗いてます。


IC


関沢ICで、高速から降り、国道286号へと進みます。

山形県道276号(東山七浦線)へ右折し、べにばなトンネルを抜け・・・・




ここを右折して、山形県道19号(山形山寺線)へ入ると、山寺はすぐそこです。


到着


左は国指定文化財、明治時代創業の旧山寺ホテル。

右へ入るとJR仙山線の山寺駅があります。

ちょうど、駅に列車が着いた直後らしく、山寺方面へ沢山人が歩いてます。


駐車


周辺には多くの有料駐車場があるのですが、端っこ駐車ができそうなところを選択。

JR仙山線の高架下付近にします。

1日1回500円です。

さて、ドライビングシューズだと大変そうなので、靴を履き替え散策へ。


山寺


山寺が山寺たる、所以の景色。

あの奥まで登ります。

果たして私の膝は大丈夫なのか?


五大堂


そして、あの五大堂からの景色を楽しみたいですね〜


赤い橋


山寺宝珠橋(赤い橋)を渡って、行きます。

橋の上から見た川面は水が澄んでいてとても綺麗。


橋を渡り切り、右へと曲がって歩きます。


登山口


登山口へ到着。

この石段だけでも、疲れてしまい、

日頃の運動不足が露呈しそうです。


ばせう


石段の左には、奥の細道の標柱。

さて、登って行きましょう^^


根本中堂


少し息を切らしながら登り、根本中堂へ。


立石寺本堂


この根本中堂が山寺の本堂となります。

ご存じかとは思いますが、山寺の正式名称は「宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)」と言い

天台宗、西暦860年創建されました。


布袋様


本堂には、薬師如来坐像が祀られていますが、

入口には、招福布袋様が鎮座。

布袋様の体を撫でて願い事をお祈りすると良いらしい^^

えっ?私が撫でたのは何処かって?

決まってますよ^^頭を撫でながら「毛が生えますように・・・」

ってのは、嘘です!

膝を撫でながら「痛みも無くなり、良くなりますように!」と、お願いしました^^


ばせうU


本堂のすぐ隣には、松尾芭蕉の石碑があり、

あの有名な句が刻まれていますが、読めません。

本当ならば「閑かさや、岩に染み入る、蝉の声」って読めるはずなんですが・・・・


日枝神社


順路に従って進むと、鳥居があり神社へ入ります。

日枝神社は、宝珠山立石寺開山の際、近江国坂本の日吉大社より御分霊、勧請し祀ったのが始まりだそうだ。


俳聖


日枝神社の境内を通り過ぎ、宝物殿に向かう一角に、

俳聖芭蕉の石像があります。

一説では、芭蕉は伊賀の忍者だったのでは?との仮説がありますよね。

奥の細道は東北北陸地方、約2,400`を150日で旅をした事になっています。

文献では、滞在した日を除くと1日当たり60`も移動したらしい。

まして、奥の細道の旅立ったときに、芭蕉は46才。

そんなことから、忍者だったとか、超人だったとか言われるらしい。

信じるか、信じないかは、あなた次第・・・・・


鐘楼


宝物殿を過ぎると、鐘楼があります。

本堂からここまでは、平坦・・・・と言うより、むしろ緩やかな下りになってます。

膝は今のところ大丈夫です。


山門


山門を通り、石段へ向かいます。

ここからが、本番です。

30数年前に来たときは、奥の院まで20分位で登った記憶がありますが、

今は、何時間掛かっても良いのですが、登れるかどうかが問題です。




巡拝料300円(大人一人)を支払い、

いざ、登り始めます。


石段


山寺の石段は約1,000段と言われてます。

後で調べたら、実際に数えた人がいて、登山口(本堂の下)から、奥の院まで1,070段だったらしいです。

その方のレポによると、山門までは83段。

ってことは、やっぱりここから約1,000段(正確には987段)あるって事ですね。


延々と


木漏れ日の中、息を切らしながら一歩ずつ登ります。

そういえば、山門のところに、

「昔から石段を一段二段と登る事により、私達の煩悩が消滅すると信仰されている修行の霊山です。」と

書かれた看板がありました。

登ることで、苦しくなり、頭が無になって行く感じがします。


地蔵尊


石段の廻りには、多くのお地蔵さまや、仏塔があります。

その数はわかりませんが、本当に多いので一つづつ見ていたら、日が暮れそうです。


木漏れ日


森の中を登って行くので、木漏れ日が気持ちいい。

木陰は涼しいのですが、汗が噴き出してきます。

上に着ていた、ニットを脱ぎTシャツだけになり、尚も一歩づつ登ります。




所々、狭くなっていたり・・・・・


観世音菩薩


岩の上に、観音様がいらっしゃったり・・・・


狭小


狭小の石段があったり・・・・

この狭小の石段は「四寸道」と言われていて、幅14センチだそうです。


まだまだ・・・


せみ塚と言うところへ到着。休憩所になってます。

しかし、まだ半分も登ってません・・・・・汗


絶壁


見上げると、絶壁。高さは30m位はありそうです。




この先、まだまだ階段は続きます。

少し休憩してから、また登り始めます。


仁王門


無心に登って行くと、木々の間から門が見えます。

仁王門です。

他の人が言ってましたが、右に写っている木は、もみじでもう少しすると真っ赤に紅葉するらしいです。


門から


仁王門から上は森を抜け、日がさんさんと降り注いでます。

そろそろ、乳酸が溜まって足の上がりが悪くなって来ました。

日頃の運動不足が祟ってますね。

躓いて転ばない様に慎重に登ります。

膝は不思議と痛くありません。(布袋様にお願いしたのが、効いたかな?)




性相院では、御朱印をもらう方が沢山並んでます。

御朱印は集めていないので、そのまま素通りします。

あと、4分の1残ってます。




10月としては、強い日差しの中黙々と登ります。


売店


山頂売店に到着。

売店を覗くのは、帰りにします。


もう少し


あと、160段余。

もう少しです。頑張れ!!


奥の院


奥の院に到着。(実際はもう少し登りますが・・・)

やっとこ、登ってきました^^

山門から約30分。

かなり、足に来ています(ガクガクとまではいってませんが・・・)

奥の院は、30数年前とは、チョット感じが違うなぁと思います。


金燈籠


以前来たときは、この金燈籠に、屋根が掛かっていなかったんです。

それで、感じが違ったんですね。


如法堂


奥の院(如法堂)を参拝します。


大仏殿


隣の大仏殿も参拝。




中は、撮影禁止なので撮れませんが、確かに大きな仏様が鎮座されてます。

隣の、お札お守り授与所で、お守りを探すもありません。

実は、以前来た時、奥に院にしか無いお守りってのがあって、

それをゲットすべく20分で登ったんですよ。(会社の旅行で滞在時間が50分位だったと思います)

インプを停めた駐車場のおばちゃんに聞いてみたけど、

今はない様なことを言ってたので、すぐ諦めました^^


ってことで、長くなって来たので!!

其の弐へ





お出かけ一覧へもどる


トップへ