世界遺産日光へ
其の弐
2022年6月18日 土曜日
謎の人物像を見たので、いよいよ陽明門をくぐります。
天井の龍
天井には立派な、龍の絵。
移動しても見られているような視線が怖い^^
逆柱
これまた、有名な逆柱。
え?どっちが逆柱かって?
逆柱U
この撮り方なら判りますか?
中央右側の柱が逆柱です。手前の柱と奥の2本とは模様が反対になってますよね^^
これは、逆さにすることで「未完成」を表しているとの事。
古来から、建物など建造物は、完成した時点から崩壊が始まると言われ、それを覆す理由として「未完成」としたらしい。
人間で言うところの、未熟であることは、まだ伸びしろがある可能性を示すのと同じ。
まぁ、今の私みたいな・・・・・(そんなことはない!只の老化じゃ!)
唐門(国宝)
陽明門の奥には、拝殿本殿の門の唐門。
日本画に使われる、貝をすりつぶした胡粉(こぶん)の白が印象的。
屋根の両脇に配された龍。
龍は昼の守り神。そして・・・・
恙(つつが)
中央には恙(つつが)が鎮座する。
恙(つつが)とは、唐獅子の一種で夜の守り神。
ただこの写真だと判り辛いのですが、足に金の嵌め輪がされている。
これは、恙(つつが)が寅よりも強く狂暴な生き物とされていたため、嵌め輪をもって繋ぎとめる必要があったらしい。
そういえば、顔が「地上最強の生物」「オーガ」範馬勇次郎に似ていると思ったのは私だけ?
*範馬勇次郎・漫画の「グラップラー刃牙」の主人公刃牙の父親。
門の上には、1本の木から掘り出された古代中国の古事を題材にした精巧な彫刻が飾られてます。
扉などには、紫壇や黒檀をつかった登り龍などが組木細工で埋め込まれ、
すばらしい、コントラストを醸し出してます。
唐門から右手方面へ進み、東廻廊へ向かいます。
眠り猫
東廻廊には、有名な「眠り猫」があります。
以前来た時にも思ったのが、意外と小さい。
拡大
この「眠り猫」についても、眠っていないとか様々な謂われがあるが、今回は割愛。
ただ、この角度から見るのが正しいらしい。
雀
反対側の坂下門側には、雀が2羽遊んでいる様子。
このことから、小鳥遊状況なので猫は寝ている事を表しているのでは?
坂下門
眠り猫のすぐ先に、坂下門。
奥宮に続く石階段へと進みます。
石段と石畳が続きます。
さっきまでの喧騒が嘘のように静かです。
苔
約200段の石階段を息を切らしながら登り切り(日頃の運動不足がぁ・・・・)
石狛犬(重要文化財)
奥宮拝殿前まできました。
石狛犬が出迎えてくれましたよ^^
奥宮拝殿(重要文化財)
奥宮拝殿には、順路上奥宮宝塔を参拝してからになるようです。
ここで、トラブル発生!!
なんと、カメラのバッテリーが切れました。
予備のバッテリーはインプの中・・・・・
家を出るときには、70%はあったのに・・・・
やっぱり、純正のバッテリーではなく、中華製の互換性で安いのを使っていたせいかな?
仕方なく、ケータイのカメラで撮ります。
ケータイのカメラってシャッターのタイミングがズレるので嫌いなんですよ。
気を取り直して・・・・
奥宮宝塔(重要文化財)
家康公の御墓塔。
この下に家康公が眠っているとの事。
合掌。
反時計回りに宝塔の周りを巡ります。
混混
混雑して並んでます。最後尾に並びます。
皆さん、願い事があるんですね^^
叶杉
行列の先には、叶杉。
この杉の祠へ、願い事をお祈りすると叶うという。
順番が来たので、手を合わせ願い事をブツブツと唱えます。
何をお願いしたかって?
そりゃ当たり前だけど、「世界平和」です!!
その他は、内緒です。
奥宮拝殿でもう一度お参りし、相方が叶杉にもう一度行ってくるとの事で、暫く待つことに^^
お願い事をした相方が戻ってきたので、来た道を戻ります。
石階段
石階段を登って来る人も、殆どが息を切らしてますが、小学生位の子は走って登って行きます。
やっぱり、子供は元気がいいですね〜
甍
坂下門手前から見た甍。
金色がきらびやか。
本殿の千木も金。
やっぱり、凄いですね〜
結婚式
拝殿本殿前まで戻ってくると、
祈祷殿では本物の結婚式が行われています。
神前結婚式、良いですな〜
多くのギャラりーがいますね。
雅楽も生演奏(って言うのかな?)。
この後、拝殿にお参りして(拝殿本殿は撮影禁止)
神輿舎
神輿舎にて、家康公の神輿のほか、豊臣秀吉公の神輿、源頼朝卿の神輿を拝見。
家康公の神輿には、やはり「寅」
神輿舎にも「寅」^^
回転燈籠
陽明門から出て、右にある回転燈籠。
オランダから奉納されたたとの事。
このまま、右へ進み、
鼓楼
鼓楼の前を行くと、本地堂(薬師堂)へ。
ここで、本地堂分の拝観券をもぎります。中へ入り、鳴龍のお話と実際の響きを聞きます。
また、十二支それぞれの、神将が祀られていて(全国的に珍しいらしい)
参拝者各自の干支の神将様にお参りができます。
私は、家康公と同じ「寅」なので、宮昆羅(ぐうびら)大将をお参り。
家族全員の身体健康お守りを購入し、本地堂を後にします。
来た道を戻り、表門から出て東照宮参拝は終了。
ここで、インプまで戻りカメラのバッテリーを交換。
再び
石鳥居まで戻り・・・
その先の二荒山神社方面へ向かいます。
上新道
二荒山神社へ向かう上新道の燈籠群。
苔U
石垣には苔がびっしりと・・・・
山門
山門をくぐり、神社へ向かいます。
大黒様
山門をくぐった所に、大国様が・・・・
麻掛け大国様と言うらしい。
大国様の小槌を持つ手に、麻が掛けられてます。それに触れると開運だそうだ^^
二荒山神社
二荒山神社は日光三山の二荒山(男体山)女峰山、太郎山を御神体とする山岳信仰の神社。
良縁、夫婦円満、親子円満などのほか、勝運なども良いらしい。
唐銅鳥居(重要文化財)
東照宮の唐銅鳥居と同じく、国の重要文化財に指定されている二荒山神社の唐銅鳥居。
1799年に建立された。
夫婦杉
境内には、一つの根元を持つ夫婦杉。
かなりの高さが在って、かなり後ろへさがっても、全体を写せません。
親子杉
その先にも、親子杉があり、これもかなり大きい。
拝殿にて参拝し、二荒山神社を後にします。
東照宮方面へ戻り・・・・・
宝物館
宝物館の中にある、上島珈琲にて休憩。
宝物館は、見ません・・・・汗
ソフト&珈琲
上島珈琲ソフトクリーム(530円)と・・・
カツサンド
カツサンド&珈琲セット(1150円)
ソフトは、結構硬さがあり珈琲の香りがして旨し^^
カツサンドは、肉がとても柔らかくソースとマヨのバランスが良くて、これまた旨し^^
食しながら、暫く休憩・・・・・
錦鯉
駐車場の池には、新潟の小千谷から奉納された錦鯉が・・・・
その後、インプに戻り次へ向かいます。
東照宮大駐車場から国道120号を少し走り・・・
到着
駐車場の端っこへ駐車。
案内看板
裏見ノ滝を見に行きます。
駐車場から約500mとの事。
テクテク・・・
木で出来た階段を登ります。
きつい・・・
登坂なので、結構きつい
運動不足が露呈した、五十人夫婦^^
木道
坂を登り切ると、ほぼ平坦になり、ホッして先へ行くと、木道の渡り廊下っぽい所へ出ます。
下の川(荒沢川)からの風が気持ちいい^^
あら?
廊下?からのぞき込んだら・・・人がいます。
何をしてるのか、暫く見ていると・・・・
ボディラフティング
ボディラフティングって言うんでしょうか?滝下りですね。(ちゃんとGIFしてるかな?)
気持ちよさそう!! これはやってみたいですね〜
テクテク・・・
その後、暫く歩くと・・・・・
裏見ノ滝
見えました^^裏見ノ滝です。
展望所の近くにも、滝が・・・・しぶきが来るのでとても涼しい^^
展望所から
滝の一部が崩落した為、裏からは見られなくなってしまったそうです。
滝の向かって左側へ何かありますね・・・・
不動明王様
ズームUPしてみると、不動明王様。
石像の脇の剣が鋭すぎ・・・・^^
その後、駐車場へ戻ると時刻は既に16時近く、
さて、帰りますか!!
国道へ出て中禅寺湖方面へ。
第二いろは坂
第二いろは坂を駆け上がり・・・
中善寺湖畔を過ぎ、戦場ヶ原方面へ。
事故!?
戦場ヶ原手前で、PCが赤灯を回して停まっていたので、何だろう?と思っていると・・
事故って、自走不能になってしまったらしい・・・・
私も、気を付けないと・・・・^^
戦場ヶ原
その後、戦場ヶ原を抜け・・・・・
鹿に気を付けながら・・・・(最近鹿が多い)
県境
県境の金精トンネルを抜けて、群馬に戻って来ました。
18時30分頃無事帰宅。
本日のルート及び主な撮影場所
走行距離 221.6`
本日のお土産^^
今日の教訓?(感想)
「数十年ぶり、日光!結構!って感じで楽しめました^^」
今回、新型コロナの感染が下火になりつつあり、インバウンドで外国の人達が訪れる前に、
数十年ぶりの日光東照宮へ参拝に行って参りました。
一応、数十年ぶりなので、簡単に下調べをして行きました。
そのおかげで、色々と楽しめた感があります。
やっぱり、下調べって大事だな・・・・
また、日光自体は通過する事が多いのですが、
東照宮以外の所(華厳の滝など)にも寄って見たいと思います^^
ってことで、最後まで見ていただき
ありがとうございます^^
おしまい