太田へ

2021年3月14日 日曜日


雑多な家事を済ませて、自宅を午前8時30分頃出発。

ガソリンは4分の3ほど入っているので、スタンドには寄らず、

国道17号(上武国道)を南下。

太田に入り、国道354号へと進み・・・


冠稲荷神社


冠稲荷神社へ来ました。

実は、初訪問。

前を通るたびに、いつか寄ってみようと思っていた所です。

冠稲荷神社は、京都伏見稲荷大社の分霊。

伏見、豊川、信田、王子、妻恋、田沼と合わせ、日本七社の一つ。

平安時代の天治二年(1125)、新田氏の始祖 新田義重公の父、源義国公創建と伝えられ、

承安四年(1174)源義経公は奥州下向の折、当社が源氏ゆかりの社であることを知り、

冠の中に勧請(かんじょう)してきた京都伏見稲荷大社の御分霊を鎮祭。


また、時を経て、新田義貞公は元弘三年(1333)鎌倉幕府討伐の兵を挙げるにあたり、

当社神前にて兜の中に神霊の来臨を請い戦勝を祈願されたとこと。

そこから、冠稲荷といわれるようになったらしい。




駐車場へインプを停め参拝に向かいます。

まだ、10時前なので駐車場も空いてます。


さくら


駐車場の日当たりが良い所の桜が満開。

うちの近所は、まだ梅が咲き始めた所なのに、やっぱり暖かいんですね。


葉桜


となりの木は既に、葉桜になってます。

それにしても、風が強い

隣のゴルフ練習場のネットのコンクリート製支柱がグワングワン揺れてます・・・・汗


大鳥居


駐車場から回り込む感じで、大鳥居をくぐります。

もちろん脱帽一礼してね^^


ボケ


鳥居から回り込んだ境内には、大きな木瓜(ぼけ)が咲いてます。




案内によると、樹齢400年、320余りの株が寄り集まって大きな株となっているそうです。

ちなみに、群馬県指定天然記念物ですって。


南参道


南参道の鳥居をくぐり、参拝に向かいます。


手水舎


手水舎には感染防止の為、柄杓はなく流水が出てます。


拝殿


拝殿にて、参拝。

ここは縁結びの神様なので、息子たちの良縁を願います。

(縁結びは、本当なら聖天宮らしい・・・・汗)


絢爛


色とりどりの彫刻装飾が、ものすごく綺麗です。


本殿


拝殿の裏には、本殿。

西、北、東側に、本殿の彫刻が良く見えるように、高さ2mほどの拝観台が設置され、

写真付き案内看板もあります。


西側


逆光でちょっと、白飛びしてしまった・・・・汗

西側の彫刻は、「虎渓三笑(こけいさんしょう)」という「廬山記」の中の故事の一場面が彫られています。(案内看板より)


北側


北側の彫刻は、「琴棋書画(きんきしょが)」

文人や官僚などの士大夫が学ぶべき「琴」「囲碁」「書」「画」の4芸を表し、

竹林の七賢人が琴棋書画に親しむ様が彫られています。(もちろん案内看板から)


東側


東側は「商山四皓(しょうざんしこう)」

乱世を避け、商山に隠匿した4人の老人、隠士を表した彫刻。(案内看板からの受け売り^^)

どの面を見ても極彩色の彫刻がとても綺麗で優美ですね。





屋根には紋。

三つの「稲荷玉」が配置された紋。

冠稲荷神社のHPを見ると、社紋は違うようです。


本殿から移動します。


白狐社


本殿の西側に白狐社があり、沢山の御狐様が奉納されてます。




いったい、何体あるのでしょう?





琴平社


その奥?隣には琴平社。


厳島神社


南に戻って、厳島神社。




全国に5,000社あるともいわれる厳島神社。


神楽殿



七福神殿


各お社に参拝して行きます^^

お賽銭は、少しずつですけど・・・・・


聖天宮


社務所の近くに、聖天宮。

この他にも、お社があり沢山の御利益がありそうです。

一巡りしたので、インプへ戻りましょう。


国道345を戻り、国道17号(上武道路)との分岐近くへ移動します。

わき道へ入って・・・・

世良田学校近くの駐車場(下馬所)にインプを停めて散策開始。


御黒門


別名「縁結び門」

建立時に、幕府により作られた御黒門。

江戸時代は特別な日(正月と4月の祭日)以外常時閉ざされ、門前での参拝。

蹴り放し(敷居)に溝がないので、跨いで参拝すると、良縁が成就するといわれ、「縁結び門」となったそうです。




国指定史跡、世良田東照宮。

元和3年(1617)に、駿河久能山(久能山東照宮)から下野国日光(日光東照宮)へ家康公の遺骨を改葬儀した時に、

建てられた社殿を寛永21年(1644)ここ世良田へ移築。

世良田は、徳川氏発祥の地であるため、東照宮を創建されたとのこと。

太田市内の他の社寺史跡とともに「新田荘史跡」として、国から指定を受けてます。


東照宮


御黒門を入ると、石鳥居にしめ縄。


拝殿


日光東照宮奥の院から、移築された拝殿。

この奥に、本殿があります。

が、今回は拝観(拝観料かかります)せず、江戸時代の庶民と同じく、拝殿下の階段前で参拝します。


神拝詞(となえことば)


祓い給い 清め給え 神(かむ)ながら 奇(く)しみたま 幸(さざわ)え給え

神拝詞を唱え、二拝二拍一拝!


世良田東照宮を出て、左へ進み隣の長楽寺へ。


太鼓門


太鼓門は鼓楼ともいわれ、江戸時代初期に建立。昭和59年に修理された。県指定重要文化財。

桁行三間(約5.4m)、梁間三間、袴腰付(はかまこしつき)、入母屋造、銅瓦葺、東向き。

この門はくぐらず、道をはさんで東側にある三仏堂へ。


勅使門


裏から三仏堂へ入ったので、参道と勅使門。

勅使門も県指定重要文化財。

参道の感じが良いですね^^


三仏堂


振り返ると、三仏堂。

長楽寺の中心的な建物。慶安4年(1651)3代将軍徳川家光の命により再建。

屋根は元は茅葺、明治に瓦葺になり、昭和59年の解体修理により銅板平葺となったそうです。

県指定重要文化財。

三仏堂の名の通り、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像、弥勒菩薩坐像が祀られてます。

三仏は過去・現在・未来を表し、三世佛といわれます。(と、案内看板に書かれてましたーー)





香炉の上に小ぶりな鐘。

突いてみたら、いい音がします。

三仏堂の三世佛に手を合わせてから、中を覗いてみましたが、暗くてよく見えません。

仕方なく、本堂へ向かいます。


鐘楼堂


長楽寺の鐘楼は時を知らせる鐘ではなく、心の中で願い事を二回念じ鐘を一回突くと、

鐘の響きに願い事をのせて仏界に届けて頂ける鐘に成っているそうです。


本堂





古くは、当寺の表玄関であったが明治9年に慈恵、慈眼両大師の影像を奉安して以来、大師堂と呼ぶようになった。

現在の建物は平成17年檀信徒により再建されたもので、

三代将軍 徳川家光の寄進による当寺の本尊、釈迦・文殊・普賢の三尊仏も、ここに安置されている。(HPから)


ボケ封じ


本堂の横に、ボケ封じ観世音菩薩様があり、

ボケないように
真剣にお祈りします。

私らにとっては、重要な問題ですからね^^


供養塔


新田一族の供養塔。

新田といえば、上毛かるたの
「れ」

「歴史に名高い、新田義貞」
の札です。

その新田一族の供養塔ですね。


開山堂


当時の開山、栄朝禅師の像がまつられているところから、この名がある。

像の左右には、伝徳川義季夫妻像を、奥の壇上には、達磨大使、月船深海、一翁院豪、天海、円義の木造が安置されており、

当時の歴史を静かに物語っている。同正面の「開山堂」の掛額は、松平定信の真筆であるとのこと。(案内から抜粋)


写真を撮っていたら、相方において行かれそうになったので、

急いで追いかけます。

太鼓門をくぐり、インプへ戻ります。


下馬


駐車場には、「下馬」の看板。

「乗馬での御来客者は、こちらにお繋ぎください」と書かれてます。

おまけに、干し草までありますよ〜^^


さくら





駐車場の前の境内のさくらが綺麗だったので、パチリ♪


うめ


梅も咲いていたので、パチリ♪

さて、帰りますか^^




高崎のホームセンターで、実家の機械のVベルトを仕入れ・・・・


TSURUYA


TSURUYA前橋南店で買い出しをして・・・・

(パトカーはたまたま、隣に駐車しただけです・・・・何にも悪い事はしてませんよ…汗)

16時50分頃無事帰宅。


走行距離 164.4`


本日のお土産^^
特 に な し




ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい











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