ダルマさんに会いに!

2021年2月23日 火曜日(天皇誕生日)

非常事態宣言下、県外への移動、三密を避けるため、

今日も上毛かるたの中で行ったことがない所へ・・・・

雑多な家事を済ませて、自宅を午前10時40分頃出発。


国道17号を南下。

高崎環状線を西進し、国道18号へ

国道18号を少しだけ走り、烏川を渡り、細い道を通り・・・・


到着


駐車場へ到着。

案の定、駐車場はガラガラ。三密は避けられそうです。


河津桜


駐車場の一角に、河津桜が咲いてます。

まだ、5分咲ってところですね。


フサアカシア


その後ろに黄色い花を付けたアカシアが満開。




アカシアというと、白い花を思い出すと思いますが、

それは、「ニセアカシア」で分類的には豆科で同類だそうです。


「え」


そうそう、ここはどこ?って方もいるでしょう。

上毛かるたの「え」。

「縁起達磨の少林山」
の少林山です。

正式には、黄檗宗(おうばくしゅう)少林山達磨寺。

毎年、1月の6日にだるま市が立つんですが、来たことがないのです。


霊符堂


霊符堂(本堂)。

北斗七星を神格化した北辰鎮宅霊符尊(ほくしんちんたくれいふそん)と

初祖達磨大師、開山心越禅師(かいざんしんえつぜんし)をお祀りしているお堂です。(案内から抜粋)

早速、参拝して行きます。

本来ならば、総門から入って来るべきなんでしょうけれど、

駐車場が本堂の裏になるので、いきなり参拝本番です^^




あれ?鈴を鳴らす紐がありません!!




下を見ると、「鰐口は叩けません」とのこと。

こんなとき、神社なら柏手出来ますが、お寺なので、静かに手を合わせます。


だるま


役目を終え、両目が入れられ奉納された福だるまたち。


この後、霊符堂正面の階段を下り・・・


鐘楼


鐘楼へ。


招福の鐘


招福の鐘と名付けられた梵鐘。

普段ならば、自由に突ける様ですが、感染防止の為、突くことは出来ません。


総門


鐘楼の下は、大石段(階段)が通っており、

その先には、総門が見えます。

本来の参拝であれば、この総門を通り、石段を登って来るのが順路なのでしょうけれど・・・・


瑞雲閣(座禅室や結婚式など行えるらしい)前の石段を登ると・・・


観音堂


観音堂。

十一面観世音菩薩様をお祀りしており、子授け安産・厄除けにあらたかな霊験あるとのこと。

創建当時からある少林山最古の建物(1697年開山)




お寺のHPによると、最初は経堂(お経を納めて置くところ)であったが、

霊符堂となり、明治末期に今の本堂が霊符堂となってから、十一面観世音を祀る観音堂となったそうです。




茅葺のお堂は、昔を忍ばせますね。




だるま型の梵灯。

アクリルか何かでできていて、中に電球が入ってます。

夜になると、光るようですよ。


さて、次へ移動します。




少林山から走ること15分位、次の目的地の無料駐車所へ到着。

目的の観音様が見えてます。

ここから、歩いて向かいます。


平和塔


参道の直ぐ近くにある有料駐車場にある平和塔。

昭和9年県内殉国者慰霊塔として建立。

実は、ここに来た事はあるのですが、記憶に遠い過去。

よく覚えていません。おそらく40年以上前。

私が小学生のころだったと思います。


参道


人の少ない参道を歩いて行きます。


写ルンです!


商店の店先にこんな看板が!!

なんと「写ルンです」の看板。

何年前の看板なんだ?


裏側


「写ルンです」は、レンズ付きフィルムという商品でしたよね。

フジカラーの他、フィルム各社が出してました。

樹木希林さんが出てたTVコマーシャルが印象的でした。


「ひ」


そんな、参道を見下ろす大観音様。

上毛かるたの「ひ」。

「白衣観音、慈悲の御手」
の高崎観音山です。

参道商店街を、テクテクと登って行きます。

開いているお店は、数件しかなく寂れた感じが否めません。


慈眼院


高野山真言宗慈眼院が正式名称のようです。

高崎観音様が高野山真言宗だったのは、はじめて知りました。


本堂


最後の急な坂を登りきると、左手に本堂があります。

本堂は高崎千体観音堂といい、千体の観音様が安置されてます。

御本尊様は、昔由比ガ浜で漁師の網に掛かった尊像であると謂われ、

本尊の詳細は不明である。


灯籠


千体の観音様に負けず、沢山の灯籠も奉納されてます。










参拝して、大観音様へ向かいます。


大師堂


本堂の直ぐ横に、大師堂があります。

平成8年に建立。


弘法大師様


中には弘法大師空海様の仏像。

横には、弥勒菩薩様も居ります。


白衣大観世音


太鼓橋と高崎白衣大観世音。

昭和11年建立。

その後、平成7年に大規模修復工事が行われ、

太鼓橋は平成8年に大師堂とともに新しくなりました。


正面


高さ41.8m

5,985dコンクリート製。




気が付きましたか?

観音様の手から赤い糸が継がっていることに!

これは「赤い糸の祈願祭」といって、2月14日から3月14日まで開催されているそうです。

「コロナ渦で、なかなか会えない大切な人への思いを赤い糸に託す」

という、イベントだそうです。


左側


左側を見ると、窓がいくつも見られます。

そうです。観音様の中に入れるんですね。(ベタですが^^)

白衣大観音の胎内巡りは、観音様の肩の高さまで登れます。

146段の階段、20体の仏様や高僧の像があり、各窓からは高崎市街はもとより、

上毛三山(赤城、榛名、妙義)、関東平野が一望出来ます。


ですが、今回は入りません。

40年以上前(小学生の時)のときは入った記憶がありますが・・・・


光音堂


大観音様の背後には、光音堂があり、赤い糸(縄)はここへ繋がれてますね。

以前はなかったこの光音堂。

調べてみると、昭和54年に建立、とのこと。

どおりで見たことない訳ですね。




光音堂は六角堂になっていて、聖観音菩薩座像を祀っています。


右側


日差しが当たって、より白く光って綺麗な大観音様。


さて、帰りましょうか・・・・・

歩いてきた参道を戻ります。

帰りは、下りなので楽ちんですね。


観光センター


有料駐車場にある、観光センター

いかにも昭和って感じの建物ですね〜

寄る事はしませんでしたが・・・・


駐車場からの眺め


観光センターには寄りませんが、駐車場の東側からは高崎市内が一望出来ます。


高崎市役所


中央の大きな建物は、高崎市役所。

市役所手前の白い建物は、高崎医療センターですね。

高崎医療センターは上から見ると砂時計のような形になっていて、印象的な建物です。

気になった方は、Googlで確認してみてね^^



県庁と赤城山


遠くには、群馬県庁もみえます。

背後には、

上毛かるたの「す」。

「裾野は長し、赤城山」
の赤城山です。


ってことで、インプに戻り帰ろうと思いましたが、

相方の希望により高崎市内へ


OPA


OPAに寄って、買い物をして帰って来ました。


17時45分頃無事帰宅。


走行距離 108.1`


本日のお土産^^
な し




ってことで、最後まで見ていただき

ありがとうございます^^


おしまい





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