お伊勢参り
其の弐(内宮・伊勢志摩スカイライン編)
2015年9月20日 日曜日
外宮から、内宮へは県道32号で向かいます。
内宮へ近づくにつれ、混んできました。
さすがにシルバーウィークです。
時刻はすでに11時近くなってしまいました。
臨時駐車場からシャトルバスに乗ることを覚悟して行ってみると、
運よく、市営第一駐車場へ停める事ができました。
マップ
マップで見ると、内宮までは約1キロ。
普通に歩けば15分もかからないのですが、今日の混雑状況を考えると
30分位かかりそうです。
おかげ参道
県道32号の下を潜る、地下道。
屏風絵
地下道には、屏風絵が沢山。
歴史的なものではなく、伊勢の紹介のため書いたもののようです。
地下道を渡りきったところ。人が多くなってきました。
天候も良くなってきて、かなり暑い。
おはらい町
看板前で、記念撮影^^
う、腹でてきたなぁ・・・・・汗
歩行者天国ではない。
歩行者専用ではない道を歩いてゆきます。
参道は、車道なんですね。
しかし、現実的には歩道のよう。
旧軽井沢と同じような状況ですね。
行列
ここ、アイスかソフトを売っているお店には行列が・・・・
しかし、道路を横切るように並んでいる為、参道を歩く人が避けて通る事に・・・・・怒
お店の方が、きちんと並ばせなければいけませんよね。
神宮祭主職舎
神宮道場
なにやら、立派な門の前を過ぎ・・・・・おはらい町へ。
家並み
古き町並みが続いています。
このあたりから、一気に人が増えだしました。
人人人・・・
私の地元では、お祭りの日でもこれ程の人口密度にはなりません。
ここまで来るのに、車止めなど無かったから、車道なんですよね。
横断歩道もあるし・・・・・
もう、車道ではなくて歩道になってますね。
ファミリーマート
看板など色を押えた、コンビニは見たことありますが、
ここまで町並みに同化してるコンビニは初めて見ました。
やっぱり、珍しいらしく、行きかう人の何人か(特に若者)は、写メを撮ってましたね。
もう少し
人の波を掻き分け掻き分け、やっと鳥居が見える所まで来ました。
身長が低い相方曰く、「人だらけで、周りが見えなかった・・・」との事。
結局、鳥居前までたどり着いたのは、予想通り30分かかりました。
伊勢神宮内宮
正式には、皇大神宮(こうたいじんぐう)
御祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)。
皇室の御先祖様にあたるお方ですね。
こちらも、外宮同様平成25年10月5日に、廿年に一度の式年御遷宮が行なわれました。
鳥居
宇治橋の手前にある鳥居。
こちらが、一の鳥居かと思ったら、一の鳥居は橋を渡った奥にあります。
右側通行
内宮は、右側通行です。
どうして、外宮と内宮では通行区分が違うのでしょう?
調べてみると・・・・・
ご存知のとおり、中央は神様がお通りになられる所なので、我々、平民は端っこを通る事になります。
それを踏まえ、昔から多くの参拝者が訪れるお伊勢さんですから、
上の写真のように、人々は行列を成して参拝したものでしょう。
そこで、その流がスムーズに行くように、外宮は左側通行。内宮は右側通行となったらしいです。
なぜに逆なのか?それは、手水舎の位置関係。
外宮は鳥居を入って左側。内宮では右側となっていたので、そうなったと言われているそうです。
五十鈴川
五十鈴川の清らかな流・・・・・
宇治橋
宇治橋を渡り、一の鳥居をくぐります。
と、思ったらこの鳥居も一の鳥居ではないのです。
神苑
強い日差しの中、神苑をぞろぞろと行列を成して歩きます。
砂利が綺麗に敷き詰められているのですが、進む力を奪われている感じで歩きづらい・・・
ゆっくり、参拝をしろってことでしょうね。
手水舎
宇治橋から歩く事約10分。手水舎に着きました。
清め
手順に従って、清めます。
一の鳥居
やっと、一の鳥居です。
榊も飾られ、正式な形ですね。
そういえば、宇治橋の両端にあった鳥居には、榊がなかったなぁ・・・・
一礼してくぐります。
もちろん、今までの鳥居でも一礼したことは言うまでもない。
それに宇治橋を渡る前から、脱帽してますからね。
御手洗場
一の鳥居をくぐってすぐ右に、御手洗場(みたらいば)があります。
本来ならば、この御手洗場で沐浴をして禊をおこなうとのこと。
上流。流は穏やかで、綺麗な水をしています。
川辺とあって、かなり涼しいので、少々休憩です。
休憩している間、沢山の参拝者の方々を観察してみます。
いわゆる、ヒューマンウォッチングですね。
人のプライベートエリアが、個人個人違うのが解ります。
人を見てるのも、面白いですね〜
15分ほど、休憩してまた歩き出します。
二の鳥居
一礼して、くぐります。
くぐったあと、鳥居の柱にさわります。
外宮も内宮もそうですが、鳥居だけでなく、橋や柱。
遷宮されてまだ新しいと言え、表面がつるつる。
なでると、とても気持ちがいい。
こんなところにも、宮大工の職人技術が現れている気がしました。
本当に、つるつるで気持ちがいいですよ。
みなさん、行ったときは是非さわってみて下さい。
神楽殿
二の鳥居を過ぎ、すぐ左手に大きな甍の神楽殿。
その脇を進んでゆくと・・・・内宮の塀が見えてきます。
出口
一方通行となっているようで、奥から人がどんどん降りてきます。
五十鈴川
右手に目をやると、五十鈴川の流れ・・・
いい感じ。
神聖な気分になります。
皇大神宮
外宮のように、古殿地は見られません。
向かって、右側にあるはずです。
参拝を済ますと押し出されるように、左側の出口へ。
外宮同様、ここでは神様に感謝を申し上げるだけす。
個人的な、祈願は別宮で致します。
巨木
別宮へ向かう途中、一際大きな杉がありました。
みなさん、巨杉からパワーをもらっています。
私たちも、頂きました^^
別宮
荒祭宮(あらまつりのみや)
天照坐皇大御神荒御魂(あまてらしますすめおおみかみのあらみたま)が、祀られています。
参拝
お願い事を、ぶつぶつ言いならが参拝しました。
こちらには、古殿地がありました。
他の別宮も、参拝しようかと思っていましたが、時間の都合上次へ行くことにしました。
子供達にお守りを買い、写真を撮りながら戻ります。
宇治橋のまえで、深々と礼をして参拝完了!!
来た道を戻ります。
おはらい通りに戻ってみると、
来たときの倍くらいの、人、人、人、人、人
こりゃ歩くのさえ大変だ・・・
赤福
伊勢名物の赤福に寄り
賞味期限を店員さんに聞いてみると、今日を入れて2日間。
連休だし、配れないので・・・・
家の分と、実家の分八個入りを2つお土産で購入。
おかげ横丁
おかげ横丁にも寄ってみます。
しかし、人が多すぎてお土産を見るどころではありません。
だた、人の流にのって横丁を一回りしただけで終わりました。
新橋
あまりの人の多さに、おかげ横丁の反対側、五十鈴川に掛かる新橋へ退避。
こちらの方が、若干人が少なめ・・・・^^
川風が吹いて、涼しい〜〜
伊勢うどんを頂きたかったのですが、どこのうどん屋も行列の嵐・・・・
あきらめてインプに戻り次へ向かいます。
内宮参拝は、都合3時間掛かりました。
伊勢志摩スカイライン
伊勢神宮内宮からすぐ近くに、伊勢志摩スカイラインへとやってきました。
ここも、目的地の一つなのですが、道中もう一ヶ所、寄らなければなりません。
料金所
通行料金は通常1,250円ですが、市営駐車場のレシートを見せると、なんと!!
20%OFF
1,000円ちょうどです。ラッキー^^
ネットの割引クーポンも利用できます。(併用不可)
展望所T
早速、最初のPスペースで、撮影して行きます。
先ほどの、桃山城も眼下にみえます。
展望所U
絶景の連続で、言葉も出ません。
写真の枚数も半端なく多くなってしまいます。
(似た様な写真ばっかり・・・・・・・)
目的地
お伊勢参りの最終目的地。
朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)です。
一説に寄れば、伊勢神宮の鬼門を守る寺とされる、朝熊岳金剛證寺。
伊勢音頭の一節には、「お伊勢まいらば朝熊をかけよ 朝熊をかけねば片参り」とうたわれており、
お伊勢参りをした後、金剛證寺へもお参りするのが良いとされています。
このように「片参り」と云われる場所は、いくつか有るんですが、
今回はここを選びました。
伊勢志摩スカイラインの途中にあるので、都合が良かったってのが最大の理由ですが・・・(笑)
閑散とした、駐車場へインプを停め、参拝開始です。
順路に従って歩いてゆきます。
仁王門
ここでも、脱帽一礼して門をくぐります。
門の反対側。仁王さまも、仏像もすばらしいものでしたが、
疲れが出てきたのか、写真を撮るのを忘れてしまいました・・・・汗
連間の池と連珠橋
内宮の人だらけの混み具合とは正反対。
ガラガラに空いています。私たちのほかは2組のカップル位しかいません。
連珠橋
竜神様
手水舎には、竜神様が・・・・
本堂
本堂で手を合わせお参りをします。
ここは、お寺なので、二礼二拍一礼ではありません。
福丑
智慧寅
本堂前の両脇には、狛犬ならぬ
福丑と智慧寅。
福丑は頭の上に大黒様が乗られていて、この丑に触れば、心清く意志堅固、身体健康のご利益があるそうです。
また、智慧寅は、慈愛と威徳が授けられるとのこと。
両方、シッカリと触って拝んでいきます。
と言うことで、お伊勢参り完了!!
二見興玉神社 ⇒ 豊受大神宮(外宮) ⇒ 皇大神宮(内宮) ⇒ 朝熊岳金剛證寺
と、めぐりました。
二見に着いたのが、午前8時前。現在午後3時前。
約、7時間かかったことになります。
その後、お寺からすぐ上にある・・・・・山頂へ
山頂駐車場
車がいっぱいでしたが、端っこが空いた^^
これまた、ラッキーー^^
疲れもあるので、軽く散策しましょう。
すこし、霞んでいますが、絶景ですね〜
空気が澄んでいれば、富士山も見えるようです。
300mm引き寄せ
遊覧船でしょうか?
ぽこぽこ島が浮いているようです。
展望台
天皇皇后両陛下もお立ち寄りしたんですね。
山頂広場をあとにして・・・・
ダウンヒル
伊勢志摩スカイラインの名所で、パチリ♪
注意!
国道のおにぎり看板が注意に変わってます。
廃材利用かな?
それにしても、絶景です。こんなところに道を作るなんて、最高ですね。
でも、この道、観光用の私道なんですって・・・・
ってことで、時刻も3時半。
そろそろ、帰りますか!
明日は予定が無いので、ゆっくり下道で帰りましょう。
国道42号を北上、伊勢市まで戻り国道23号をひたすら北上します。
この国道23号、渋滞したり流れたり・・・・・の繰り返し
秋雲
津市に入る頃には五時ちょっと前。渋滞も仕方ないので、ゆっくり行きましょう。
ムクドリ
確か、津市か四日市だったかな?
ムクドリの大群が・・・・・
ここをねぐらにしてるんでしょうか?
その後、四日市で給油。
リッター129円
安!!
しかし、名古屋方面は渋滞渋滞・・・・・・
名古屋にはいっるが、二時間で40キロも進んでいない・・・
まぁ、仕方ないゆっくり行きましょう
とも、言ってられず
適当に、裏道へ。
庄内川沿いの堤防道を走り
何とか、国道19号へ出られた^^
ペースカーがいたが順調に進んでいたのもつかの間、
土岐市に入るとまた渋滞。
事故
原因は、事故でした。
けが人はいなさそう。
この後、瑞浪市でまた渋滞。
山の方へ逃げ、再び国道19号へ
長野へ入る頃には、午後10時近くなってしまいました。
木曽路
この後、長野を通って群馬へ
午前2時30分頃無事帰宅。
の予定でしたが・・・・・・
如何せん、昨晩殆んど寝ていなかったのと、お伊勢参りと渋滞の疲れが一気に出て
どうしようもない、睡魔に襲われ
路肩のPスペースに停めて仮眠。
2時間くらい寝ました。
その後、一旦走り出したのですが
またまた、睡魔が襲ってきて、
道の駅「日義木曽駒高原」にて休憩。
30分間ほど仮眠。
其の弐のルート
仮眠ついでに
おまけへ
まだ、もう少し続きます。