スノーロードを求めて



2015年3月1日 日曜日

先週に続いて、天気予報は雨。

ひと雨ごとに少しずつ気温が上がりいよいよ春めいてきた。

だが、まだまだ冬の名残が多いのも確かだ。

実際、インプもスタッドレス仕様のままである。

いつ、積雪があるかもわからないので、勿体無いのだが装着している状況だ。

毎年、スタッドレスを脱ぐのは、3月中旬から下旬。

記録を見ると平成22年は4月に入ってからだった。

今年は、早めに脱げる事が出来るかな?


ってことで、今回雨の予報だが、お山の上はたぶん雪。

そして、相方はお仕事の為、ソロドライブ。

(相方は極度の雪道恐怖症。過去に何回か事故経験あり)

そうなれば、スタッドレスを脱ぐ前に、もう何回かスノードライブがしたい。

相方を見送った後、実家の経理関係のPC入力を小一時間してから、

10時頃、出撃。

いつものスタンドでハイオク満タン。

このとき、スタンドのおねーさんに、

「インプレッサ、かっこいいですよね〜。私もこの涙目が一番好きです。」

と、言われチョットいい気分。




NEWエンブレム?


前を行くデミオ。遠めにエンブレムを見たときに、

おっ!面白いエンブレムだなぁ〜と思ったのだが、

近づいてよく見ると、雪の融け残り。

まるで、昔の映画「ゴーストバスターズ」を彷彿とさせるシルエット。

偶然の造形美(それほどの物でもないか)


霧隠れ赤城山


国道17号前渋BPからの、赤城山。

本来なら「裾野はながし、赤城山」(by上毛かるた)と詠われる雄大な赤城山の姿があるはずが、全く見えず。

上のほうは雪かな?


大鳥居


この後、県道4号を登って行くと、定番の大鳥居。

ここの信号には、来る度に必ず100%捕まる。

まぁ、写真を撮るには都合がいいんですが。





料金所跡地を過ぎると、霧が出てきた。

雪ならいいが、霧は困る。

私は目が悪いので、霧だと走行するのに疲れてしまうのだ。



雪道


姫百合駐車場を過ぎると、圧雪路面に。

霧はどうにか、晴れてくれた。

だかしかし、



霧U


少し登ったら、この有様。

前を行く、軽トラも良く見えない。


スタート地点


観光案内所前の直線。

ここも、見通し悪いぞ!!

駐車場は未除雪の為、入れない。


湖畔



大沼湖畔。

周りは、除雪した雪山があり、そしてこの降雪と霧のため、ホワイトアウト寸前。


マイナス1度


しかし、気温はマイナス1度と比較的暖かい。

厳冬期の晴れた早朝だと、マイナス15度以下に下がるそうだ。

氷上穴釣り(ワカサギ釣り)をする友人が、言ってました。



駐車場


覚満渕を見下ろせる駐車場まで登ってきたが、景色など望めるわけが無い。




ビジターセンター駐車場


覚満渕入口近くのビジターセンター駐車場。

車内からは、どれ位雪が積もっているのかさえ解らない。

白の世界。



かろうじて、構築物の影が見える程度だ。



あしあと


自分が歩いたあしあと。

新雪は5センチ程度。

この状況では、散策も侭ならない、と言うより危険だ。

しかし、赤城第三スキー場は家族連れで結構にぎわっていた。


散策もムリなので、下山時ますか!!


そんなことで、来た道(県道4号)を戻ります。

出来れば、小沼方面から県道16号を下りたかったのですが、そちらは冬期閉鎖中。



無灯火


こんな状況下でも、無灯火の車両。

しかもボデーカラーが白!!って、全然見えないぞ!!



20mほど離れると、こんな状況。

肉眼の方が、見ずらかったな。



この後、すぐに無灯火車両は灯火つけましたけど。

たぶん、後続車(私)に気がついたんだと・・・・

こちらは、ヘッドライト&フォグ点灯だからね。


でもこの状況下で、今流行のLEDヘッドランプってどうなんだろう?と疑問が湧いた。

着雪して見えないのでは?信号機がその状態で北国は困っているようだからなぁ・・・・・



下りは、チョー安全運転のペースカーが数台前を走っていたため、

1速、2速のエンブレで、下ることに・・・・・



姫百合駐車場


やっと姫百合駐車場まで下って来た。

あまりのペースについてゆけないので、エスケープ。



ローラー滑り台


駐車場の東側にはローラー滑り台。

子供が小さいとき、1度だけ滑りに来た記憶が・・・・・

この先、赤城ふれあいの森へと行く市道があって、麓まで降りることが出来るが、

インプでは不安がある(亀の子状態になりそう)。ジムニーなら行けるかも。


ってことで、再び県道4号を下りる。



湿潤路面


ここまで、来ると路面は湿潤。所々シャーベット(日陰)といった感じ。


からっ風街道との交差点を左折。

すぐ、左にある・・・・


開運河童大明神


前々から、ここを通るたびに気になっていた所だ。

今回、寄ってみることに^^



といっても、小さな鳥居と祠があるだけ。


由来


由来記があり、交差点のところで営業しているお饅頭屋さんの私的なお社のようだ。



お社


ご本尊


由来記に書かれているとおり、中には「金色の河童」が!

目が合った?

特に金運が上がるとのことなので、丁寧に参拝。



からっ風街道


そのまま、からっ風街道を進み、桐生カントリー、梨木温泉を経由、国道122号へ

群馬県人はこの国道122号のことを、「ワンツーツー」と言うが、この呼び方をするのはなぜか122号だけ、

たとえば、国道354号は普通に「サンゴーヨン」。

「ワンツーツー」も近隣の栃木、埼玉ではそう呼ばないとか・・・・・



国道122号から東町


山霧が綺麗だったので、車窓からパチリ。


日足トンネル


天井版撤去工事のため、終日片側交互通行。(5日夜間は前面通行止めと看板に書いてあった)

日足トンネル(にっそくトンネル)2,765mもの長さがあり、それが全線片側交互通行なのだから、

待ち時間も半端なく、長い。

結局、15分以上待たされた。

先導車と後導車にはさまれ、カルガモのように移動開始。

トンネル内の天井版は、ほぼ撤去されていた。



国道120号との交差点を左折、中禅寺湖方面へ。

さすがにこの時期、中禅寺湖方面への車は少なく、殆んどの車が日光方面へ右折していった。



第二いろは坂


いろは坂の登り「第二いろは」を登る。

一方通行なので、二車線右側を走って外国気分を堪能。

「ぬ」のカーブ辺りから、路面に雪が積もってきた。


その先、たしか「た」のカーブ手前で、何台かスタック。

皆さんノーマルタイヤだったのかな?

ここあたりになると、圧雪路面&シャーベットなので、ノーマルでは無理。


はたと、気がついたが、登りきれなかった場合どうするんだろう?

Uターンするわけにも行かないだろうし、

かといって、登れもしない・・・・・

ひたすら、バックで降りてゆくのか?



圧雪


明智平を過ぎ、明智第二トンネルを抜けたところ。

圧雪の上に雪が積もっていて、グリップも上々。



大鳥居U


ワイパーが写りこんでしまった。(汗)

ここまで上がってくると、交通量は疎ら。

でもきちんと、除雪してあり、走りやすい。

信号機も点滅。



中禅寺湖


中禅寺湖は、結氷していない。

霞んじゃって、対岸は見えないなぁ。



インプと


対岸は見えないが、赤城に比べたら、雲泥の差^^

霧が出ていないとこうも違うのか!



戦場ケ原


走りながらの車窓から。

道路わきの障害物が低くなっているのか、道路が高くなっているのか?

夏や秋より車からの見晴らしがいい。

と、言っても良く見えませんが・・・・



直線


直線は、所々アイスバーンになっている。

風が強いので、吹き溜まりと、吹きさらしになっているところでは、全く路面状況が変わってくる。



三本松茶屋駐車場


戦場ケ原のほぼ中央にある三本松茶屋。

茶屋は営業してましたが、寄らずに駐車場だけ利用。


ここまで来ると、雪が強くなってきた。

インプの中で、ちょこっと「つぶやき」をしたりしてたら、



ものの、5分足らずで、インプが白くなってしまった。


あしあとU


こちらの新雪は、8センチ程度。

やっぱり、赤城よりおおいかな?

ですが、外気温計はずーッと0度のまま・・・・・

こちらの方が、あったかいんだから〜♪ってわけも無く

風が強くて体感温度は、たぶんマイナス8度くらい。


モノトーンの世界


もう少し、奥まで進む。

白と黒で表現された完全モノトーンの世界だ。

木々に降り積もった雪が綺麗だ。



湯の湖


湯の湖の湖面が見えるところで、パチリ。

湖面は、結氷している。その上に雪が積もって境目がわかりにくい。


通行止め


金精道路は冬の通行止め。

ここから、群馬県側の丸沼高原までは冬眠中。

金精峠が冬期閉鎖中に日光側に来たのは初めてだ。


少し、写真を・・・・・・







撮っていたら、背後からインプに迫るものが!!!


除雪車


インプを停めたところは、除雪の邪魔になりそうなので、慌てて移動。

そのすぐ脇を進む除雪車。



何事も無かったように、進んでゆく除雪車。


さて、そろそろ帰路に着く事としよう。

除雪車を追い越し、戦場ケ原方面へ。



海上保安庁


来るときは、大型バスが停まっていて気がつかなかったが、

湯の湖の端のPスペースに「海上保安庁」の車があったので、止まってみる。

特殊救難隊と書いてあるぞ!!



海猿


インプから降りて、湖面を見ると・・・・

ウォ!!本物の海猿だぁ!!何か事件か!!


暫く見ていたら、どうも訓練のようだ。

「よーし、はじめるぞ〜!!」

「はい!」

と、聞こえてくる・・・・





見ている、こっちが凍えそうだ。

カメラにも、雪が積もってきたのでインプに戻り出発。



Z4


中禅寺湖町メイン通り?

対向車のZ4ラッセル車になりそうなくらい車高が低い。

よく登って来たなぁ〜〜感心しちゃいました。



第一いろは坂


第一いろはは、シャーベット路面。

超低速ペースカーのおかげで、数珠繋ぎで下る。

またも、1速2速のエンブレでのダウンヒル。



いろはの下まで来ると、湿潤路面。

この後来た道を戻り、国道122号日足トンネルを抜け、群馬に戻り、

下田沢の信号を右折県道62号を行き

沼田を通って


17時30分頃無事帰宅。



本日の
ルート及び主な撮影場所




走行距離 270.2`



本日のお土産^^

なし



今日の教訓?(感想)

恐らく今シーズン最後となるスノードライブ。まぁ楽しめました。」

今回のソロドライブ。スタッドレスを脱ぐ前に雪道を探してみました。

雪道の状況は刻々と変わるのですが、一番滑るのは

言わずもがな、アイスバーンですけれど、

意外とアンダーが出やすいのは、シャーベット状になった積雪。

それと、融雪剤でぐずぐずになった雪は、ハンドルを取られます。

硬く締まった圧雪は、意外とグリップしてくれます。

ただ、今回のように相対的に気温が高いとそうとも言えず

現場での確認が必要。

いずれにしても、グリップの限界は超低いので、

「雪道=滑るもの」と覚悟して、運転しないとだめですね。

下りはどちらも、超スローダウンヒルだったから、参考にはならなかった。

まぁ、それなりに楽しめてよかったな^^

と、思う五十人でした。



ってことで、最後まで見てくれて

ありがとうございます^^






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