GTR軽量化計画 〜めざせ200キロダイエット〜 |
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最強伝説の崩壊 かつてGTRといえば、国内最強のスポーツカーとして君臨していた。そのイメージからか、いまでもそう思っている人が少なくないはず。だが、パワー勝負ならいざしらず、コーナリング性能の差はあきらかに他の車に引けをとっていると思われる。 その原因の最たるものは、「車両重量」であろう。エボ7が1400キロに対して、R32は1480キロ、R34に関しては1540キロと100キロ以上重い。200キロといえば、2人よけいに人間を乗っけてるのと同じ。しかもそれがほぼフロントに集まってるんだから、アンダーステアになるのも無理なし。 ということで、このHPは町乗り主体のおいらが、どれだけ軽量化できるかをドラマ化したものである。(スクールウォーズ風) GTR2002モデル |
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ライバル、エボ6マキネンモデル 会社の先輩が乗っている、エボ6マキネンは、ドノーマルなのにめっちゃはやい。横に乗っけてもらったら、コーナーでめまいをおこしたほど。この車の重量は1360キロ。おいらのR32は、H6年の最終モデルなんで1480キロ。120キロの差をどうやって埋めようか・・・。部品取り外し、アフターパーツなんかを使って計算してみよう。 軽量化に対してのコンセプト 1、町乗り主体なため、競技用パーツはボツ。 2、カーボン柄は、白いポディーにははでなんで、参考程度に。 3、乗り心地をくずさない。 4、現実的、購入可能な金額範囲内での取り付け。 (注)重量は減った重さ 評価は手軽さや効果の総合評価 車種別重量表へ |
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パーツ名 | 説明 | 重量 | 評価 価格 |
ボンネット | ノーマル9・5キロに比べ、FRPは6.5キロ、カーボンだと5キロぐらいが最軽量。放熱効果もあるので、熱対策優先のGTRかなり有効。そのぶんラジエーターを軽いやつにできないかな??価格は、塗装代を考えるとそんなには変わらないはず。 | 3キロ | B |
ホイール | バネ下重量の軽減は、実際の重量の軽量より数倍効果があると聞いたことがある。でもここでは、単純な数値でのみの表記にしとく。いまはいているのは、ブリヂストン プロドライブ GC−06D(今年新発売になったやつ)の17インチ9J。この重さは7.5キロで、純正16インチとちょうど同じ重さ。ということで、今とのころ+−0。ちなみに人気のTE37は6・5キロ、業界最軽量のSSR TYPE−Cは5.8キロぐらい。ではなぜプロドライブを選んだかをいったら、安いから。タイヤメーカーのホイールは、他より多少安いらしい。 ちなみに、冬用は16インチのスタッドレスを使ってるんだが、これがまた軽い!スタッドレスの表面の少なさともあいまって、かなりハンドリングがよい。 いちおうここでは、SSRの重量で計算しやす。 (取り付け結果) 昨年より約20キロも軽いホイール(サイズは同じ)を買いました。さっそく峠にいったところ、ハンドリングはあまり変わりませんでした。ただ、ブレーキングはすごくいいです。クリップ付近でのブレーキでも安定していて、立ち上がりもいいです。 |
6キロ | A |
パイピング | GTRのパイピングは、ゴムとなまり?の付け合せのため、よくはずれる。(拙者は2回JAF呼び) それを抑止し、ゴム部の膨張を抑える効果があるのが、パイピングキッド。価格は、場所とメーカーによって違うけど、軽量化というと「なまり」の部分(ツインターボの分岐部分)をどうにかしたい!漬物石のようなもんで、「そりゃーないだろー」といえるくらいのもんで、アルミ製の一体型に変えればかなり軽くなるはず! ただ、ゴム部の交換となると、アルミの方が重いから、総重量は微妙・・・。 (取り付け結果) クスコのアルミターボパイプをつけた!取り外してみると、例の分岐部分は思ったほど重たくなかった。それより、インタークーラまわりの方が重かった。軽量化としては6K→3Kへ(ゴムホースなど込む)。本来の目的の低速でのパワーアップも期待したほどでもなかった。 |
3キロ | A |
ARC インタークーラー |
やっぱり、軽いといえばARCでしょ〜。これはもう定番です。あれだけ巨大なのに、5キロも軽量化されます。ただ難点は、レインフォースぎりぎりに着けられているので、ちょっと押されただけでも、傷がついてしまたったので注意です。 | 5キロ | A |
バケット シート (運転席側) |
値段をかければ、かなり軽いものもあるけど、ここでは10万円以下の5キロ以下のものを紹介。調べたところ、COBRAのIMORA2、ウィステリアジャパン、そのまんまSP−G TYPEのみ?純正15キロぐらいだとすると約10キロも軽量化が可能。 (調査結果) フルバケは車検を通らないものが多いようです。シート後ろが硬いのがその理由らしいです。ただ通るものもあるらしいので、じっくり探そうと思います。 (取り付け結果) SP-Gタイプのフルバケを装着。以外に簡単に取り付けできるし、ホールド性もなかなか。フルバケ4.5キロにシートレール3.5キロと、7キロの軽量化に成功。ただ、シートレールがけっこう重いので、リクライニングタイプだと、軽量化はできそうもない。 |
7キロ | A |
バッテリー | GTRのバッテリーは、一式で10キロぐらいだとのこと。これはそのまんまははずせないので、リアのトランクに持ってくる。フロントヘビーのクルマには、バランスの上ではかなり有効なチューニング。工賃については不明。 単に軽量バッテリーだと、約7キロ減(オデッセイドライバッテリーでGTR推奨は9キロ弱)。しかも、ボディー先端部の軽量化なので、なかなかいいかも。ただ9キロぐらいだと、他のバッテリーも売ってるし、わざわざ高価なドライバッテリーを買う必要性もないかも・・・。 はたして、どのくらい軽いバッテリーまで絶えられるか。 |
7キロ | A |
リア トランク ウイング |
FRP製のものに変えると、約10キロの軽量になるらしい。でも、リア関係は、バランスを考えると後まわしてもいいかも。 (調査結果) リアのトランクをFRPにすると、リアウイングが空気抵抗を受けた場合トランクが歪むらしいです。ということは、ウイングなしのFRPトランクがベストになりますが、リアウイングはどのくらい効果があるんだろうか?? ちなみの素材別のウイング重量は・・・。 純正 約6キロ FRP 3キロ カーボン 1キロ |
10キロ | C |
ブレーキ ローター |
ツーピース構造のローターは、ベルハウジングっていうんだけど、そこの部分をアルミにすることで、一枚3キロぐらい軽量化になるらしい。 | 12キロ | B |
フライ ホイール |
純正フライホイールは9,65キロで、調べたとこ、クスコと戸田レーシングの4,5キロが最軽量。これを換えると、フライホイールの回転が速くなるので、レスポンスが上がるので二度おいしい。ただ、取り付け工賃は高そう・・・? | 5キロ | C |
ハイキャス キャンセル ロッド |
リアについている、ハイキャスを取り除き、軽量化とエンジン冷却化をする。このロッドに交換すると、20キロの軽減になるし、ボディーの低い部分なので、重量以上に効果があるかも・・・。ただリアだし、ハイキャス本来のグリップを得る効果がなくなるので、デメリットもある。ドリフトするならはずすんだけど、GTRだとどうなんでしょう? (調査結果) でもって、R32のハイキャスは、あまり性能がよくないので、キャンセルしてもいいとのことです。それにより、パワーロスも軽減するし、オイル漏れも抑制できるとのこと。 |
20キロ | A |
インター クーラー |
純正は8.5キロぐらいで、いまつけているARCインタークーラーは、アルミ製で8.2とほぼイーブン。でも性能的にはかなりよくなってます。(高いだけあって・・・。)ARCは軽いと評判なんで、ほかのアルミインタークーラーだと、重量増になると思う。 | 0キロ | − |
マフラー | 純正18キロに対して、最軽量だと6キロ(ガナドールのスポーツチタン)ぐらいのがある。だけど素材はチタンを使用。なんでかなり効果!それ以外だと、アペックスの隼マフラー(10キロ減)あたりが軽そう!!でもやっぱこれもリアなんで後回しかな〜。 ちなみに主なマフラー重量は・・・。 純正 18キロ アペックス隼 8キロ ガナドールチタン 6キロ フジツボスーパーチタン 5.8キロ 柿本GT1.0(サイレンサーなし) 4.44キロ |
12キロ | B |
レーン フォース |
バンパー内に入っているレーンフォースを、カーボンやFRPにすることで純正9キロから1.5キロまで軽量可能にしたもの。オートテックKというところで売っている。クルマの先端にあるものなんで、効果は重量以上にあるかも。車検とおればなかなかの代物だと・・・。 | 8キロ | A |
プラグ カバー |
雑誌でよく見かけるのは、プラグカバーをはずしたチューニングカーですが、プラグにも冷却風があったたほうがいいらしい。 | 1キロ | A |
エンジン カバー |
プラグカバーの横についている、いかにも重そうなしろもの。単に外せそうにないのではあるが、GTSのカバーを流用することで、1.6キロの軽量化ができるらしい。とりあえず、近所のものも取ったということで、2キロ減ということで。 | 2キロ | B |
ドア |
R32は中期から、サイドドアビームが入ったため、それだけで20キロ以上重たくなった。(全部で約50キロ、前期よりも重量増。)そんで前期モデルに換えることでの軽量化。ただ、ディーラーでは新品は手に入らないらしく、現在ヤフーオークションで物色中。白があればいいな〜。 |
20キロ | B |
リアシート | よくチューニングカーがリアシートをはずして、クロスバーなんかを付けているのをよく見かける。すごく軽量化っぽくみえるけど、計ったところ、リアシートは4キロぐらいしかない。それでクロスバーやロールバーなんかをつけたらたぶん重量増でしょう。ちなみに取ったままだと、車検も通らないと思う。 | 4キロ | C |
カーペット |
意外な盲点は、カーパットが重たいこと。5キロは軽量できるらしい。ただ車検に引っかかる可能性も・・・・??。見た目はレーシーになるけどね。 | 5キロ | B |
トランク 内張り |
全部取ったら5キロも減量。ただ配線がむき出しになるので気をつけてね。 | 5キロ | A |
アクリル ウインドー |
フロントガラスは車検で通らないので、この場合はドア、クオータ、リア部全部合わせると推定20キロは軽くなるはずッス。リアはちょっと高価なんで今回は未計。ただアクリルウインドーはものによっては、曇りや傷が発生しやすいので、よく選ぼう!! | 8キロ | B |
N1ライト へ交換 |
いわゆる「角目」。プロテクターとの好みは、個人差があるけど、性能はこちらが上。軽量だしH4バルブがが使えてあかるいっす。 | 2キロ | A |
フロント パイプ |
純正5.8キロに対して、東京堂というところが出した、オールチタンフロントパイプはなんと2キロ。 | 4キロ | A |
エアコン レス |
たぶん取り外さないと思うけど、なにからないまではずすとこんなぐらい軽量化。まあ、エアコンファンが壊れているんで、ファンのみはずして、走行時のみエアコンオンするくらいか・・・。 | 14キロ | C |
アンダー コートはがし |
雪国なので、たぶんこれもしないとおもうけど、たぶんこんなぐらいの軽量化。長年乗ることを考えると、やらないほうが無難。 | 10キロ | C |
ABS キャンセル |
R32のABSは、非常にいやなフィーリングだけど、腕に自信がないおいらは、つけて置いたほうが早いかも?でもニスモ使用車はついていないんだよね〜。 | 10キロ | C |
現在182キロ減。 1300キロ代に突入!?ここまでくると、車検でもとに戻せるかのほうが心配・・・。 |
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A評価チューン 71キロ減 56万くらい A+B 134キロ減 93万くらい A+B+C 187キロ減 108万くらい (A コストパフォーマンスに長けた軽量化) (B 使える部品を取り除いたりする、もったいない軽量化) (C 部品が高価で、車検も通らない軽量化) ちなみに、エアロをカーボン化した場合。 ボンネット 4キロ リップ ?キロ バンパー 売ってのをみたことない。 フロントフェンダー ?キロ カーボンドア 20キロ??ぐらい(多分それ以上) トランク 7キロ ウイング 5キロ リアバンパー 売ってるのかな〜? こうしてみると、コスト的にはいまいちかな。 ネタ切れまじか。情報求む。 |
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その他、今現在調査中。 | |||
ラジエータ | アルミは純正の約半分の重さ。純正はアルミ製で3キロ弱。軽量化を考えると、純正が一番軽いみたい。 | ||
フロント フェンダー |
GTSをGTRにするやつ。FRPだから多少は軽い? | ||
シャフト | レースで使用されていたもの、純正14キロから7.5キロへ | ||
助手席 シート |
フルバケではないやつで。 | ||
ブレーキ キャリパー |
アルミ製にかえれば、おそらく片側1キロ以上の軽量化になるはず。個人的なお勧めはナイトベイジャーのセルシオキャリパー流用キッドでしょうか。ただ、ローターが大きくなるため、その分は重くなりそう。 | ||
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