平成20年12月13日(日)  小野子  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

気象情報に反して、絶望的にたれ込める黒い雲に向かいながらエリアに向かう。
時間がたつと西から時折日差しが戻り何とかなりそうな感じ。
11時20分頃空全体が明るくなり始めたところでTOへ。

たき火の煙はまだ西や北からの風になびいていた。
前橋、高崎方面は白く霞みがかかっている。

今日はいつもと異なり、先頭はM谷さん。
一足早く上がって+200mで空中待機、しばらくするとたれてTO前に降りてくる。

平成20年12月13日(日) 2Dフライトナビゲート 小野子山

12時07分TO。
渋いです、I崎さん、M谷さんは「盆栽松」で粘りきり500TOへ向かう。
K山さん、S藤さんもTO。

500TOへ移動した2機も上げきれずに引き返してくる。
「盆栽松」でK山さんが見つけたサーマルに上からかぶせて高度を稼ぐ。
30mの高度差は大きく、少し大きなサーマルに育ったのか、軽く乗る自分は高度が稼げた。

その後東から白い霞が来ると、サーマル活動はいっそう渋くなり皆さん苦む。
こちらは800m(+300m)で500TOへ移動。
先行した2機は東面に入り失敗したので、南面に狙いを付ける。

上空にはサーマル雲ができ、順調に上がり出した。
雨乞山にもサーマル雲ができ、次第に雲底が上がり山頂が見えてくる。

今日も臆病者は「中尾根」ルートを選択、こちらの水も苦かった。
TO前で粘る皆さんと同様上がりません。
少しづつ移動範囲を広げながらサーマルを探す。

中段方向へずらしたところでやっとサーマルヒット。
山頂付近の雲は北西風に押されているように見える。
上段手前1,257m(+745m)で雲底、山頂方向へ向かうと沈下が大きい。

平成20年12月13日(日)  3Dフライトナビゲート 小野子山

上空にできる雲の下降流が怖い、何度か上げきりアタックしたが・・・・
ルートを替えて「デント」へ向かってみる。
南西面から上がるサーマル雲。

気後れし、グライダーの動きが気になり、逃げ帰り「中尾根」中段へ戻る。
山頂アタックを試みるも、雲の動きが気になり攻めきれず。
再度雨乞山へ向かい、西面から山頂を取れないかと画策。
きっと平気なんだろうけれど、勇気無く撤退、がんばったが結局山頂は取れなかった。

粘っていた皆さんもぽつぽつとLD。
これしか無かったワンサーマルに乗れて今日はラッキーだった。

雲海の中に降りて行く感じで、沖を一周して「盆栽松」まで戻るとサーマルに当たる。
だんだん北西が落ち山頂付近の雲が東から流れるようになる。

平成20年12月13日(日)  断面 フライトナビゲート 小野子山

500TOへ移動へし、もう一度上げ替えそうとがんばるも上げられず。
雨乞山方向へ突っ込めば上がったのか、葉が落ちて風の動きが見えなくて残念。

「ゾウの檻」方向を周っもサーマルに当たらず、14時03分LD。
LD手前の桑の木を地主さんが追加伐採してくれたので、よりいっそうLDが広く感じるようになった。

最高到達高度 1,257m(ゲイン745m) 最長飛行時間 1時間54分

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