エリア訪問の旅

平成20年9月20日(土)  新潟県 舞子エリア  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

台風13号が関東沿岸を朝通過した。
今日もwebカメラで情報収集、ピーカン青空の舞子に決定。
三国トンネルを抜けると南風やや強め、雲がべったり山並みに付いていた。

舞子に近づくにつれ青空に積雲が浮かび絶好のフライト条件。
LD到着後すぐにTOへ移動。
魚沼スカイラインの上にいつもならできているクラウドストリート、今日は稜線から舞子側にできていた。

そのほかにも金城山から八海山へと続くクラウドストリートもできていた。
こちらもいつもより山側にできていたので、狙うには少し勇気が必要だ。

飯士山の東側岩原スキー場にできたサーマル雲で、エリア全体に日が当たらなくなり、ブローも止まる。
日差しが戻るまでしばらく様子見。
対岸上越国際スキー場の雲は適度に発達と衰退を繰り返していた。

舞子周辺の雲は消えて青空が広がり出した。
11時21分TO、北尾根へ向かうが沈下が大きくいつもの稜線につけない。
稜線に沿って高度が無くなる一方、バリオの下降音が鳴り続けた。

平成20年9月20日(土)新潟県 舞子 2Dフライトナビゲート

LDからフォロー3m/sとF村さんが無線をくれる。
北尾根突端の小山の下でやっとバリオの上昇音が鳴る。
上を見るとコンドラ山麓駅方向にサーマル雲ができはじめていた。

慎重に、丁寧にサーマルを拾う、ゆっくりとだが少しづつ高度が上がっていく。
ゴンドラ方向の雲は消えてしまいここまでか。

TOの後ろにサーマル雲ができたので、TO方向へ稜線に沿って引き返す。
リッジで粘るもなかなか上がれない、がんばれば生き残れそうなのに。
稜線の上に何とか出られたところで旋回を始める。

高度があまり無いので、日照のある東斜面に回り込む勇気が無くしばらくうろうろ。
何度か稜線より下がり、振り出しに戻るを繰り返す。

粘った甲斐が有りました、小さいながら回せるサーマルヒット。
サーチ範囲を少し広げながら稜線上を移動。
雲のできる場所が東の奥なので雲方向へはなかなか行く気になれなかった。

しばらくすると飯士山の北側にできたサーマル雲で、日が当っている場所が少なくなる。
高度が有る間に日差しのある北東奥尾根へ移動。
石打丸山スキー場上空にはなかなか雲ができず、上越国際スキー場方向にはいい感じで雲ができていた。

北東奥尾根でも上がるのに苦労する。
サーマルはどこと探している間に稜線ぎりぎりまで下がる。
あきらめかけて一つ先のトップまで移動したところでサーマルヒット。

ワンサーマルで+850mで雲底へ到達、40分苦しみました。
しかし、渡ろうと思っていた対岸の雲はすっかり消えてしまったので、とりあえず飯士山へ行ってみようと移動。

平成20年9月20日(土)  新潟県 舞子 3Dフライトナビゲート

トップアウトには十分な高度が有ったが、飯士山には行かず。
雲のできかけているファスト石打スキー場側の稜線を狙う。
移動のタイミングと雲のできるタイミングとが合い、+950mで雲底へ。

後続もTOするがタイミング悪く皆さん苦しんでいた。

対岸に渡るため、一番近い雲のある十二峠トンネル方向に進路取る。
雲は発達が終わりつつあり、すぐに消えてしまった。
石打丸山スキー場の北西側稜線を狙って移動。

少し高度が稼げたので、魚沼スカイライン十二峠方向へ進む。
西斜面から上がるサーマルを拾えきれずに高度を下げる。
リーサイドに入ってしまい、グライダーが暴れるのをなだめながらサーマルを探す。

降りたS田さんから現在位置確認の無線が入ったが忙しくて返答できない。
稜線から少し離れ、石打花岡スキー場手前でサーマルヒット。
高度が稼げたところで現在位置の報告。

そのまま上げきり雲底到達、舞子方向を見ると北東奥尾根から続く雲ができていた。
今なら楽に戻れるけれど、少し欲を出して上越国際スキー場方向へ。
以前に上越国際スキー場大沢ゲレンデまでは来ていたのでその先へ行きたい。

いくつもの雲が北西から流れて来る、少し大きいものもできていた。
雲底に付けないようにして魚沼スカイラインに沿って進む。
上越国際スキー場トップを過ぎたところで高度が下がりLD場所を探す。

魚沼スカイラインの駐車場か、上越国際スキー場メイン駐車場か。
そうはいっても降りてしまうにはもったい高度、サーマル見つけてだめなら魚沼スカイラインの駐車場に降りると決める。

稜線に沿って西面を中心にサーマルを見つける、小さく荒れたサーマルを拾い少しづつ高度を稼ぎながらサーチ範囲を広げた。

駐車場の東側に入ったところでサーマルヒット。
回りを見ると舞子に戻れそうな雲の連なり方をしていた。
せっかくなので舞子帰還をやめてXCに変更。

雲がいつになく平野側にいくつもできていたのに、どうしても山に着いてしまう。
最後の雲底からの進路選択が悪く、結局六日町ミナミスキー場へ13時56分LD。

西風なのでやはり平野に出る方が良かったと反省。

S田さん、F村さんに回収に来てもらい帰路に付く。
戻った舞子はすっかり上空の雲が発達して日差しがなかった。

最高到達高度 1,783m 飛行時間 2時間35分 XC飛行距離 11.7km

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