エリア訪問の旅

平成20年6月8日(日)  長野県 栂池高原  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

JPA栂池大会2日目、気象情報は芳しくない。
朝の状況からは想像できない好天になり今日も栂池マジックは続いた。
ミーティング後TOへ移動。

TOの準備を皆さんで進めている間にも、どんどん雲が厚くなっていく。
今日こそキャンセルかと心の中でつぶやいた。

栂池クライムヒルが行われるため、林道は時間制限の通行になる。
本部スタッフがとりあえず1本フライトし様子見、まだリフトはなくLDへ。
9時30分選手ミーティング、タスク仮発表。
天気が劇的に変わり青空と太陽がまぶしくなる。

700人位の自転車クライムヒルが行われ、ちょうどウエイティグ中に実業団先頭2人を皮切りに次々に選手がTO横を通過して行く。
パラの選手も自転車の選手に声援を送る、余裕で手を振る選手やばてばてで自転車をこいでいる人などなかなかおもしろかった。

平成20年6月8(日) 長野県 栂池高原 2Dフライトナビゲート

そうこうしている間に八方方面の雲底が次第に上がり、1,700mあたりだろうか。
地上業務の待っているダミーの皆さんから順次TOして様子見。
まだ早いのか馬の背のサーマルはまだない。

数人が出て、K山さん、T賀さんがTOする。
この二人やはり別格、こともなげにサーマルを捕まえ馬の背トップから鵯峰へ移動していく。

ここで後続ダミーしばらくストップ。
雲底1,700mと無線が入り、なお、小谷方面へ移動していた。
仮発表のタスクが大幅に変更なりレースになった。

10時24分TO、自分のワンパターン馬の背ゴンドラ線へ一直線。
先行する2機とは大違い、昨日の再演状態、サーマル見つけられません。
H山さん、M谷さんが丸山ゲレンデのサーマルで上げ始めた。

平成20年6月8日(日)  長野県 栂池高原 3Dフライトナビゲート

馬の背は苦しいので、ダミーの仕事を一度捨てて生き残るために2機を追う。
間に合いました、2機に混じって高度を稼ぎやっとの事で馬の背に戻る。
K山さん、T賀さんはコルチナの上空で雲底についていた。

1,650mまで上がったところで、阿弥陀方向の調査指令。
ハイ、お仕事しますということで阿弥陀に移動。
どこまで行っても沈下音、山頂南でやっとサーマルに当たる。
雲はできているのに、なかなか上げられない、南風に流され。

S木さん、I崎さんもやってくる、三機でかき回すとリフトが次第に強くなる。
岩岳方面は選手に先行して行かないようにと無線指示のため馬の背へ戻る。
ゲートが開き次々に選手TO。

邪魔をしないようにコルチナへ移動、途中で栂池に戻るK山さん、T賀さんとすれ違う。
コルチナの一番北リフト小屋近くまでお出かけ、後から来たS木さん、I崎さんと合流。

選手が次々に小谷に移動してくる、雲底を使って来る人、尾根下に付く人など駆け引きがおもしろかった。
しばらく選手と回して、スタートになる前に栂池に戻る。

平成20年6月8日(日)  長野県 栂池高原 フライト断面 

馬の背トップから松川南面でしばらく遊んでいると、スタート時間になり選手が動き出した。
O沢さんが先頭で岩岳へ移動していくのが上空から見えた。
後続はいないぶっちぎりの早さだ、ねらいは岩岳西の松川上空にできたサーマル雲。

低い高度で岩岳に付いたと思ったら、なお、西に入って行った。
強力サーマルを捕まえ一気に雲底に付き、パイロン方向へ移動して。
まだ後を追い、岩岳へ移動してくる選手はいない。

スタートがきられたのでお仕事終了と考え降りることにする。
鐘の鳴丘をぐっると一回りしてLDに戻る。

LD周辺にもサーマルがたくさん有りなかなか降りなかった。
11時43分LD。

最高到達高度 1,914m(ゲイン535m) 飛行時間 1時間19分

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