エリア訪問の旅

平成19年12月1日(土)  群馬県 榛名エリア  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

弱い冬型の気圧配置、西風予報のため榛名に向かう。
たき火の煙が弱い西風でたなびいている、高碕方面には逆転層らしきもの有り。

一便は定刻より少し遅れて、M原さんと私の二人を乗せてスタート。
TOも弱い南西が入っていた、上空の高層雲が東に移動すると次第に南になる。
時折サーマルが楢の木についた枯れ葉を巻き上げていく。
二人で様子見を決める。

平成19年12月1(土)
 群馬県 榛名 2Dフライトナビゲート

後続もTOに上がってきた。
M原さんが準備を開始するのに合わせて、こちらも準備。
10時47分先頭でTO、東面に回り込んだがサーマルを見つけられない。
戻ってTO前から西面で上がり始めた。

丁寧に弱いサーマルを回し続けてトップアウト。
ここからは順調に高度が稼げた、榛名湖方面にはサーマル雲が大きく広がっていた。
オーバーキャストになるまえにと、早く移動したい。

種山から天狗山と移動する間、バリオの沈下音が大きく鳴った。
いつまで経っても上昇音が鳴らない、やっと天狗山の西面に入り上がりだした。
+850mで雲底に付いたときには、すでに榛名湖はオーバーキャスト。

とりあえず行ける間に行こうと天目山まで30分で移動した。
三ツ峯山方向は日射しが有り上がりそうだった。
「たこる」と降ろせる場所が厳しいので、今日も安全策で引き返す。

平成19年12月1日(土)  群馬県 榛名 3Dフライトナビゲート

M原さんも雲底に付いて飛び回っていた。
後続2人も調子よく上がってくる。
一度前に出して天狗山まで戻り、再び雲底へついて杏が岳方面へ。

相変わらず上空は西、下層は南東の風。
杏が岳の西側から雲ができている、榛名神社の手前で沈下が大きくなったので引き返す。
まだ一度も杏が岳に付いた事がない。
今度は、どこかに降りるつもりで行ってみようかな。

引き返して種山で上げ直す、皆さんは雲を避けてTO方面で遊んでいた。
+950m上げたところで、沖に移動してみる。
斎場まで出してTOに戻る、今度は東へ少し東を攻めてみる。

雲はできていたがサーマルに当たらず突端から引き返す。
皆さんは飛び飽きたのか、ぽつぽつとLDに向かっていった。
TO前でサーマルヒット、榛名湖方面はオーバーキャスト気味。

西からの雲の動きが少し速くなった、飛ばされる前に降りることにする。
沖に出してLDに戻るとどこでも上がる状態になっている。
TO上には輪郭のはっきりした雲ができはじめていた。

逃げるように下がる場所を探して12時37分LD。

その後クラブハウスにて、みなさんとM原さん特製の手打ちそばをごちそうになる。
ごちそうさまでした。

その後も西風は強くならず、雲も発達せずでした。
状況判断が甘く、もったいない事をしたと少し反省です。

最高到達高度 1,734m(ゲイン954m) 飛行時間 1時間50分

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