平成19年8月5日(日)  小野子  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

気象情報では曇りベース、朝起きるとなんと青空が広がっていた。
遅い梅雨がやっと明け夏本番、雲底がなぜか高く感じられた小野子山。

南西がなかなか落ちず皆さんゆっくり行動開始。
TOから見える雲の流れはやはり南西、LDの吹き流しもふらふら安定しない。
小野子山トップにはきれいなサーマル雲ができていた。

風向の安定を待って320TOから11時52分先頭でTO、続いてS藤さんもTO。
しばらくTO前を2機で磨く、子持山にもしっかりサーマル雲がある。
少しずれた所から2機とも上昇が始まった。

平成19年8月5日(日)  2Dフライトナビゲート 小野子山

S藤さんの見つけたサーマルの方が元気があり、どんどん離される。
夏のサーマルにしてはごつごつして乗りにくい。
ぐらぐらと揺れながらS藤さんも上がっていた。

+550mで直接「中尾根上段」を経由して山頂を狙う。
S藤さんはわたしより200m位高く移動して、楽勝で小野子山をトップアウトした。
こちらはサーマルを見つけられず、中尾根下段で苦しんだ。

S谷さんも遅れてTO、サーマルが売り切れたのかなかなか上がらず苦しんでいた。
上げきったS藤さんはすでに子持山方向へ移動していった。
やっとサーマルに当たって上げ始めると、南西からの風に流される。

あまり深追いせずに「中尾根上段」へ一度戻って高度を稼ぐ。
+650mで山頂方向へ移動してサーマルを探す。
ここでも南西の風に流される感じで上がっていく。

平成19年8月5日(日)  3Dフライトナビゲート 小野子山

山頂トップアウトまで30分。
そのまま回し続けて+1,100m雲底まで100m位を残して子持山へ移動開始。
電波塔から山頂方向にサーマル雲ができていたので北ルートを選択。

途中で迷いが出て結局前山狙いに方針転換、これが失敗か。
第4尾根を越えて前山山頂より高く取り付けたので、簡単にゲインできると考えた。
しかし、現実は厳しくサーマルがばらけていてなかなかあげられない。

場所を替えたがあまり上がらず、子持本山をあきらめ引き返す。
後続二機は飽きたのかLDに向かおうとしていた。
県道脇と貯水池北側でサーマルに当たり高度を確保できた。

ここからもう一度小野子山頂へ戻る。
草津方面や榛名山方向には次第に発達する積雲がいくつもできていた。
山頂へ戻って時間を確認すると、丁度1時間かかっていた。

平成19年8月5日(日)  フライト断面図 小野子山

まだまだ飛べるコンディションでしたが、雷さんが来る前にLDに向かう。
吾妻川の右岸(川の流れ下流に見て右)に渡ると大きなサーマルに当たった。
いつもなら回してしまう所をそのまま通過して高度を下げた。

根古屋の湯、グランドを経由してLDに戻る。
LDからも大きなサーマルが発生していて何とも降ろしにくい。
仕方なくLDを一回りよけいに回って、13時14分LD。

グライダーをたたみ一休みしていると、雷がゴロゴロと中之条方向で鳴り始めた。
車の回収に上がり、駐車場に戻ると南西強風。
その後雷雨になり、本日おしまい。

500TOから下がると、気温が高くなるがはっきりとわかる一日でした。

最高到達高度 1,600m(獲得高度 1,100m) 最長飛行時間 1時間22分

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