平成19年4月8日(日)  小野子  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

LDの風は弱い西風、上空の雲は北西から流れていた。
風が変わるのを期待してTOに上がる。

今日も小野子山、子持山の上には大きなサーマル雲ができていた。
300TOにはサーマルブローがしっかり入るものの、320TOは弱いフォロー。

時々320TOにも南東からのブローが入り始めた。
ゆっくり準備を開始していると完全に南東風に変わった。
大先生がTO前のサーマルでセンタリングしている。

平成19年4月8日(日)  2Dフライトナビゲート 小野子山

先頭で11分17分、320TOからTO。
南東風が強く注意していないとTO裏に流されてしまいそう。
安全策をとり、TO前を離れて「盆栽松」でサーマルを狙う。

今日のサーマルはいつもと違い、北へ立ち上がっていた。
+400mまで上げて直接「中尾根」へ移動する。

中段に付いて高度を稼ぐ、+400m当たりまではかなり厳しいコンディション。
レポート要請が入るが無線に出る余裕は無かった。
+600m以上は比較的安定していた。

平成19年4月8日(日)  3Dフライトナビゲート 小野子山

上段方向に移動してサーマルを探す。
サーマルを見失い突端方向に戻ろうとすると前進スピード3km/hになる。

山頂方向には行かず、沖で楽しむ作戦にする。
「ゾウの檻」手前でサーマルヒット、そのまま回し続けて+1170m。
山頂の雲が黒く発達していく、雲底まであと400m位。

いつでもくもから逃げられるようにした。
子持前山に移動を試みるもシンクが大きく、県道手前の貯水池に出るのに500m使った。
TOに戻ろうとするが、みるみる高度が下がる。
県道横の空き地に降ろす事も考えたが、途中で元気のいいサーマルに当たる。

少し沖を回って、TOへ戻る。
後続は風が強くフライトをせず下山の様子。

平成19年4月8日(日)  フライト断面図 小野子山

「盆栽松」当たりからのサーマルで簡単に上がってしまう。
500TOの後ろで+650m、南東が少し強い。

雲がどんどん発達してどこに行ってもバリオの上昇音が優しく鳴る。
雲を離れて新幹線方向に出てもなかな沈下音は鳴らない。
吾妻川に出たところでやっと沈下音が鳴る。

LDに戻る途中でもバリオの上昇音が。
翼を追って降下、LD上空に来てもバリオの上昇音が鳴る。
沈下音の鳴る場所を見つけながら高度を下げ、12時47分LD。

最高到達高度 1740m(ゲイン1170m) 最長飛行時間 1時間30分

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