平成18年10月28日(土)  小野子  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

昨日から今朝に掛けて大量の降雨があったらしく湿度が高い。
雨乞山から上は雲の中、前橋方向から日射しが少しづつ広がってきていた。

TOに上がりしばらく待っていると次第に雲底が上がり、小野子山山頂が見えてくる。
強かったブローも落ち着いてしまい、みなさんのんびりしていた。

先頭で11時30分TO、リッジは何とか採れるものの何とも渋い。
TOから「盆栽松」当たりをふらふら。
+200mで500TOへ移動。

南面、東面とも渋く稜線上がいっぱい、雲のできかけている「ゾウの檻」へ。
サーマルを拾いきれず一度TOに戻る。
2番機でTO、S藤さんの見つけたサーマルに入り2機で上げ始める。

平成18年10月28日(土) 2Dフライトナビゲート

S藤さんが先行して500TOに渡っていったが、まだサーマルは無く一度戻ってくる。
+300mまで上げてから500TOへ再び渡る。
今度は南面の木の葉が揺れ、危険なにおいがするサーマルができていた。

小さく、ごつごつして何とも疲れるサーマル、稜線上で+300m「中尾根」へ。
S藤さんも少し遅れて移動してくる。
突端へ付きサーマルを待つが元気のいいのが見つからない。

そのまま「中尾根中段」へ入るとこれがビンゴ、回し続けて雲底へ。
引き返したS藤さんはTO方向へもとって行った。

+650m気を付けていないと雲に入ってしまいそう。
山頂は雲から出ているが、付近の雲が発達していたので一度沖に出し高度をさげる。
稜線に沿って高度を取らずに山頂を目指す作戦に変更。

中段、上段と進みぎりぎり山頂取れるつもりで山頂下に入ったがリフトが無く仕切り直し。
上段まで戻り+730mで山頂へ、今度は何とかクリアできた。
後続は雨乞山手前で引き返して行く。

県道方向へ出てからTOに戻る。
何とかTOレベルまで戻して安心したところに落とし穴が待っていた。
強力なシンクにはまって一気に高度が下がる。

タイミングが悪く、このころになると山頂の雲も適度な大きさになり、子持山方向に雲が繋がってできていたのに、あっという間に「盆栽松」より下がってしまう。

平成18年10月28日(土) 3Dフライトナビゲート

今日もこれまでかとあきらめ掛けたが、最後に林道脇の小段でバリオの上昇音が鳴る。
半分だけ上がる状態で4回転くらいすると、サーマルの形がしっかりして一気に上昇。
ほぼ真上にワンサーマルで+350m。

移動して主尾根南面に入ったが上がらずTO前に戻る。
リフライトの確認をすると皆さん上がらないとのこと。

日射しが南西方向になっていたので、TO西面のサーマルでもう一度上げ直す。
500TOを経由して「中尾根」へ渡る。
さっきまでできていた雲が消えてしまったので子持山をあきらめ帰路に付く。

沖を一回りして13時55分LD。
少し苦しんたが楽しい一日だった。

その後LDの残り部分を草刈り。
草刈り後LD拡張のため地主さんなどを回ってご挨拶。
皆さんの理解を得られLDが約1,500m2広くできることになりました。

これまで歯抜けになっていた場所なので長さ幅とも安心できる広さです。

最高到達高度 1230m(ゲイン730m)  最長飛行時間 2時間25分

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