エリア訪問の旅
平成18年6月3日(土) 長野県 栂池高原 (画像はカシミール3Dを利用しています。)
関東方面は北東からの風、雲に終日覆われる予報。
仲間内の栂池常連組の数人はダミーで強力すると連絡があり、JPAの大会が行われている栂池まで足を伸ばすことにした。
途中トラブルが少しあり到着が少し遅れてしまう。
入山を済ませTOへ上がるとすでにダミーが数名がフライトしていた。
渋いながらも馬の背前方で粘っている。
後続ダミーがあちらこちらで上げ始める。
ウインドオープン前にTOしようと考えたが、オープンが10時に決まり時間がないので、選手を送り出してからのフライトになった。
馬の背トップにできたガーグル | |
選手を見送ったTO、フリー準備開始 | |
スタート直前の選手たち | |
平成18年6月3日(土) 長野県 栂池高原 2Dフライトナビゲート |
選手のセッティングをお手伝い。
スタートを待つ選手の見事なガーグルが馬の背から鵯にかけてできる。
選手全員を送り出し10時54分TO。
TO前で回し始めたM谷さんの下に入り回す、少し高度が取れたので馬の背へ移動。
選手はすでにスタートし小谷を取り阿弥陀へと移動して行く。
2220mで小谷を周り、その後岩岳へ移動する。
選手が集団で八方へ渡っていく、遅れた数人の選手に混ざり岩岳を2100mで離れ、八方へ渡る。
八方TOの後ろで回す皆さんに混ぜてもらい高度を稼ぐが、どうしても追いつけないでいると皆さんは次々と五竜へ渡っていく。
少し高度が低かったが、こちらも後を追い五竜へ移動。
先行したM谷さんは五竜TO上にうまく張り付いている、I崎さん+2機で渋いサーマルをしつこく攻めた、他の3機はうまく上げて五竜TO方向へ移動して行く。
拾い切れない私は・・・
一発勝負、五竜TO下を狙って見るも沈没・・・
いよいよ苦しくなる、LD方向へ戻りながらリフトを探す。
バリオの上昇音が弱々しく時々鳴る、リッジでずいぶん長く粘ったように感じた。
少し範囲を広げながら移動を繰り返しやっとの思いで上がり始める。
稜線上まで上がると、集団とともに佐野坂方面に移動していくM谷さん、I崎さんを発見。
平成18年6月3日(土) 長野県 栂池高原 3Dフライトナビゲート |
佐野坂から戻ったK山さんは余裕の高度で私の上を通過して八方へ戻って行く。
前回の反省から早めに栂池に戻ると心を決めた。
ブーメラン4機と高度を稼ぎK山さんを追って八方へ戻る。
八方のTO前からのサーマルで2000mまで上げ岩岳へ、先ほどのブーメランより100mほど低い、この差が岩岳で出た。
4機は直接栂池に戻り、こちらは岩岳でもがくことに、無理をすれば栂池には戻れそう。
安全策を選択、岩岳で上げなおそうとがんばりましたが、上げきれず松川LDに着陸。
13時01分。
北風が強くしびれるLDでした。
季節が1ケ月ほど遅れているように感じ、たっぷり残雪の北アルプスがとてもきれいでした。
最高到達高度 2220m(ゲイン780m) 飛行時間2時間07分