平成18年 3月11日(土) 小野子  (画像はカシミール3Dを使用して作成しています。)

榛名山上空には南西から流れる積雲ができていた。
小野子山周辺は雲一つ無い青空、LDに付いたときにはすでに南東風がしっかり。

TOにも強めに南東が入り、杉の穂先を揺らしていた。
春の陽気に誘われたのか、TOに蝶が2匹飛んでいる。

今日の先頭はM谷さんのシグマ6、TOから+50m位でリフトとシンクを交互に繰り返している。
2番手で11時17分、2回目のトライでなんとかTOする。

M谷さんは次第に高度を失い「盆栽松」の前へ出でいる。
こちらも後を追うように高度が下がる。
M谷さんが見つけたサーマルにうまく相乗り成功。

TOレベルまで戻す。
こんな2機を見て、後続はしばらく様子見をしていた。
M谷さんは+150m位で500TOへ移動して行く。

こちらはそのままTO前で上げられるだけ上げる作戦にする。
500TO下はまだサーマル活動が弱いらしく、M谷さんは苦しんでいた。
後続も次々とTOして高度を稼ぎ始める。

2006年 3月11日(土) 2Dフライトナビゲート

+350mで500TOへ移動開始、M谷さんにダミーになってもらう。
少し高度の足りなかったM谷さんは一度TOへ戻っていく。
換わってシグマ6I崎が500TOへ渡ってくる。

東が少し強く感じたので南面に入るのを躊躇した。
東面でリッジを取りながら少しずつ高度を稼ぐ。
I崎さんもあまり元気よくは上がってこない。

+350m見切りをつけて一発勝負にでる。
「ゾウの檻」へ移動開始、途中シンクがきつく目標地点に到達できず、仕方ないので尾根線をTO方向にもどりながらサーマルを探す。

風が強いためか、サーマルがばらけて小さくてうまく拾うことができない。
少しずつ東側へシフトしながらリフトを探す。
初め形が崩れていたサーマルもしっかり育ち、順調に高度が上がり始めた。

後続が次々TOして、TO前が混雑していた。
なかから1機、また1機と500TO方向へ渡っていく。
皆さん+300m位で頭打ちのように見えた。

こちらは流しながら「中尾根突端」へ何とかたどり付く、ここで少し躊躇したが渋い状態がつづいたので、「中尾根中段」に移動してみる。
ここでもサーマルが見つからない。

上げ返したM谷さんが「中尾根突端」へ渡ってくる、高度は足りるか一寸不安。
こちらも上げきれず、「中尾根突端」へもどる。
しぶとく上げ返したM谷さんと2機でくるくるくる。

M谷さんは効率の良いサーマルを探して東へ移動した。
こちらはそのまましばらく我慢、レベルキープ状態で粘っているとだんだんサーマルが育ってきた。

+600mで 「中尾根上段」へ移動する。
M谷さんは少し低い高度で移動していく、ちょうどいいダミーになってくれた。
I崎さんも「中尾根突端」へ移動してあげ始めていた。

一足先に+810mで山頂トップアウト、要した時間は43分、山頂で高山村のお昼のチャイムを丁度聞いた。

2006年 3月11日(土) 3Dフライトナビゲート 

今日は主尾根から山頂トップアウトしたのはO田部さんだけだった。
後続も山頂目指して集まってくる。
4機が「中尾根中段」でS谷さんの見つけたサーマルにかぶりつき一気に高度を稼ぎ山頂方向へ移動して行く。

そのまま山頂トップアウトできた人、それからトップアウトまでかなりの時間がかかった人と二手に分かれた。

十二ケ岳の後ろにできるサーマル雲に期待したが、小野子山上空に来ると雲が消えてしまった。

春らしい、ハードなコンディションでしたが5名小野子山トップアウトできた。


最高到達高度 1310m(ゲイン810m) 最長飛行時間 1時間40分
                          私の飛行時間 1時間37分



トップページへ