平成18年 1月29日(日) 小野子  (画像はカシミール3Dを使用して作成しています。)

小野子山は週末の度に風と天気に邪魔をされ、なかなか飛べる日がなかったけれど、2006年になってやっと2日めのフライトです。

放射冷却がきつく前橋方面は白く低い逆転層らしきものがただよっていた。
天気と陽気に誘われてたくさんのフライヤーが集る。

LDは西風のためゆっくり目のスタート、TOに付くとすでに南からのほどよい風が入っていた。
少しすると300TOから猛禽が勢いよく揚げて行く。
揚げきると私たち同様に500TO方向からアンテナTOに移動し、先行していたもう一羽と合流して雨乞山方向へ消えていった。

先ほどまで入っていた風も弱まってしまい、声掛けしたが皆さん牽制してだれもでないので先頭でセッティング。

11時41分TO、バリオの音は沈下音がするばかり、320TO下にも入れず、「盆栽末」直行です。
狭い範囲のリッジを拾うが、しだいに高度を失った。
少し先の小山で猛禽二羽が回し始めたのでその下へ入る。

2006年 1月29日(日) 2Dフライトナビゲート

サーマルがとても小さく、上がっては下がってを繰り返しステイするのがやっとの状態が10分ほど続く。
リッジとサーマルを乗り継ぎ我慢していると、しだいにサーマールがしっかりしてきて360度回っても落ちなくなった。

それを確認したか後続S谷さんがTOする。
「盆栽松」で揚げ始めるとあっという間に下から迫ってきた。
二機で回しながら+300mまで揚げたところで、私が先行して500TOへ移動する。

途中の沈下が大きく、500TOのかなり低いところに付いた。
私はやや東面にS谷さんは南面に入った、ここで大きく出遅れてS谷さんに完全において行かれる。

後続もTOするがタイミングが悪くLDへ向かった機体が数機ある。

S谷さんは雨乞山経由のルートで15分ほどで小野子山トップアウトした。
こちらはいつもの通り雨乞山をさけて「中尾根」を目指して移動、ここでも途中の沈下が大きく、中段に付くのがやっとでした。

S谷さんに遅れること約五分、小野子山トップアウトまで35分かかっていた。
子持山方向へ移動していくS谷さんの動きを確認するとほとんど落ちずに移動しているように見える。

+1000mまで揚げてこちらも子持山をめざして移動開始、ところが沈下がきつく大きく高度を失ってしい県道手前あたりで、子持山をあきらめて「ゾウの檻」へ戻る。

赤城山と榛名山を結んだラインから北は雲一つない青空が広がっている。
浅間山、三国連山、谷川岳、武尊山、日光白根山と雪山が白く輝いてとても美しい。
こんな景色は年に何度もない。

2006年 1月29日(日) 3Dフライトナビゲート 

S谷さんはTOに戻り、後続数機とともに500TOへ戻ろうとしていた。
次第に条件も良くなり皆さんフライトを楽しんでいる様子。

こちらは2度目の山頂トップアウトを目指してがんばる、今日の「ゾウの檻」はサーマルの育ちが悪くなかなか揚がれませんでした。
少し低い高度で中段に移動すると、しっかりしたサーマルがあり一気に高度が稼げる状況でした。

主尾根から山頂下に移動してきたO田部さんも次第に高度を揚げて山頂トップアウト、追いかけるようにこちらもトップアウトできた。

後続の中から何人か抜け出して、山頂下まで揚がってきている。
S谷さんががんばってフライトしていたので、降りるのも悔しいのでそのままフライした。

沖へ出たり、戻ったりをして3度目の山頂を目指したが、雨乞山の荒れたサーマルを嫌って「中尾根」へ渡ったのがいけません。
主尾根ルートを選択した人は山頂へ行けましたが、[中尾根]からは揚げ切れませんでした。

沖を少しフライトして14時22分LD

最高到達高度 1550m(1000mゲイン) 最長飛行時間 2時間41分
                          


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