エリア訪問の旅

平成21年10月18日(日)  群馬県 榛名エリア  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

昨日の夕方から弱い雨が降ったためだろうか、雲底が低く霞みのかかる朝を迎えた。
気圧配置も微妙、確実に飛べそうな榛名へ遠征。

登山道の舗装工事が中間付近まで完了し、来年度にはTO直下まで舗装になるとのこと。
春先や雨の後も確実にTOに上がれるようになる、うれしい限り。

雲は無く、霞みがかかり、逆転層があるらしくTOはぽかぽかと暖かい。
地元T貝さんがダミーで出ると、すでにサーマルが所々に有り優雅に飛んでいた。

南西からの風に手こずり、講習生の方はTOに苦しんだ。
M原さんがその間にTO、じわじわと林道あたりから上がり始めた。
10時40分TO。

平成21年10月18日(日) 群馬県 
榛名2Dフライトナビゲート

東の稜線へ向かうが、リフトを拾えきれず。
高度を下げながら南麓ケ丘に向かう、M原さんはすでにTOPアウトして種山で上げている。

新しく付いた丘中央の吹き流しを過ぎてバリオの上昇音が弱々しく鳴る。
なんとか拾い続けてTOに戻れる高度まで上がる。
雲海の中を飛んでいる、妙義山の山頂だけが雲海から見え、ずいぶん近く感じた。

後続も次々にTOするが、なかなか上がれず苦しんでいた。
稜線まで上がり榛名湖方面を見ると、西風で上部が東に傾いたサーマル雲ができていた。

種山を経由して天狗山へ向かう。
天狗山から榛名湖方面の霞みは弱く、色づき始めた紅葉が綺麗だった。
相馬山の上には綺麗なサーマル雲。

+1,070m榛名湖目指して移動開始、いつもなら天目山へ着くところ。
サーマル雲を頼りに三ツ峯山へ着いて見る。
雲が下から上昇して行く道筋が、雲の流れで見て取れる。
これまであまり経験したこと無い感覚だった。

十分榛名富士にも渡れる高度、湖畔に降りるつもりならいつでもスタートは切れる。
降りてしまうのはもったいないので、保険をかけて帰路に付く。
雲を離れると西風強くなかなか進まない。

いつものパターンでは戻れそうもない、前回の学習効果か。
高度ロスを避け東よりルートで天狗山まで戻る。
東面にはエスケープゾーンがいくつかあるので、やはり安心感が格段にある。

平成21年10月18日(日)  群馬県 榛名 3Dフライトナビゲート

種山から天狗山へ向かい移動してくるN沢さんとすれ違う。
種山からTO方向で高度を稼ぎ、対岸へ向かい進んで見る、あまり高度も下がら無い。

上げ直せなければ降りるつもりで、南麓ケ丘でに向かう。
少し東よりでサーマルヒット、丁寧に拾いTOに戻り高度を稼ぐ。
ゴルフ場のクラブハウスを回り、再び南麓ケ丘に戻る。

最後にTOしたビジターの方が見つけたサーマルに混ぜてもらう。
しかし、離されるばかり、高度差がどんどん開いてしまった。
稜線の上に出たところから、高度差が縮まりやっと同高度になった。

2時間を超えたので、沖の小学校を回ってLDに向かう。
12時55分LD。

メンバーの皆さんが作ってくれた、キノコ汁と麻婆丼でおなかいっぱい大満足。
それほど期待しないで、飛び始めたが終わってみれば、高く、遠くへいけた1日でした。

最高到達高度 1,858m(ゲイン1,078m) 飛行時間 2時間15分


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