平成21年 3月21日(土)  小野子  (画像はカシミール3Dを利用しています。)

駐車場前の下水道舗装工事で使えないため、ゲートボール場横に駐車場所を変更。
360度どこにも雲がない快晴。
TOに移動すると北東の妖しい風が吹いていた。

対岸のたき火の煙も北から北東、時には西からなびく。
TOも強弱が強く、風向も安定せずしばらく待機。
トンビが旋回して上げていく、12時近くなりやっと落ち着いた。

12時00分先頭でTO。
ワンパターンでいつもの「盆栽松」から上がるサーマルを拾う。
流しながら+400mで500TOへ移動。

平成21年 3月21日(土) 2Dフライトナビゲート 小野子山

東が気になり、北東斜面に入る。
しばらく苦しんだが、なんとか+500mまで上げて次の移動先を決める。
今日も雨乞山を避け、「中尾根突端」へ直行。

しかし、移動中のシンクがきつく高度を失う。
突端の稜線上には付けず、リッジを拾いながら何とかリフトを探す。
探る範囲を広げてもなかなかリフトに当たらない。

思い切って「中段」方向へアタック、ここでも上がらない。
今日は攻めても攻めても苦しい。
一度 「中尾根突端」へ引き返すと今度は一気に上がり「上段」へ移動。

「上段」も稜線上ではなかなか上がらず、右往左往をしばらく繰り返す。
前橋方向にはしっかり逆転層と春霞が漂っていた。

平成21年 3月21日(土)  3Dフライトナビゲート 小野子山

後続もTOするが苦しそうにTO周辺を磨いていた。
稜線上を少し離れるとしっかりとしたサーマルに当たる。

+1,200m小野子山頂へ移動、山頂の登山者が手を振っていた。
トップアウトまで25分、+1,250mまで上げたところで子持前山へ移動。
ライン交換の効果が出たのか、今日の動きはいつになく快調だ。

県道から東はシンクが強くかなり高度を下げた。
それでも第3尾根の先、稜線上に付いた。
北へ流されるのを嫌い、途中のサーマルを捨てたのがもったいなかった。

稜線上を探しても、サーマルに当たらない。
高度がじわじわ下がり、+700m引き返せるぎりぎりの高度。
白水ゴルフ場方向へ移動、支尾根が無くなる手前でサーマルヒット。

+1,350mまで上げ進路選択に迷う。
後続は東が強くなり、下山と無線が入る。

北東の赤城山から日光白根山、武尊山、谷川岳、三国連山、白砂山、草津白根山、浅間山と空気が澄んでいて雪景色が綺麗だった。
南東の前橋から南の榛名山方向は霞がかかり見通しが少し悪い。

平成21年 3月21(土)  断面 フライトナビゲート 小野子山

グランボレ方向へXCかLDに戻るか、さて、どうする。
結局XCをあきらめLDに戻ることにした。

LDからの情報は風が5m/sを越えて入っているようだ。
バレーの影響をまともに受けているのか。
上空は全く問題無く動けた。

中尾根上段へ戻り+1,100mで2度目の小野子山トップアウト、ちょうど1時間かかった。
沖に出て高度が下がると、スピードがやはり落ち時々一桁になる。
無理をせず、一回りして13時26分TOに一度戻ってからLD。

最高到達高度 1,892m(ゲイン1,354m) 最長飛行時間 1時間26分

中華四川で食事をして外に出ると、風も穏やかになりリフライトも出来そうだった。
皆さん帰宅ということで、本日おしまい。

トップページへ