平成17年8月27日(土) 小野子  (画像はカシミール3Dを使用して作成しています。)

榛名山方面に見える雲が南西から流れ少し黒くなりかけていた。
車窓から見える小野子山には感じのいい積雲がいくつもできている。

今日も少し出遅れた感じ、TOに付いたときがベストの状態のように思える。
南西から流れてくる雲がさっきまでの青空を隠してしまい日射がなくなった。

一度グライダーをセットしたもののTOするのを躊躇する状態に。
皆さんに声がけしてみたが誰からも飛びたいとの返事はない。
S藤さんから時間は十分あるのでゆっくり行きましょうと発声があった。

西から次第に青空が広がり始めたので再度セットアップ、11時35分先頭でTO。
TO前のリッジを取り高度維持に努める。
時々上がる小さく弱いリフトを捕まえて高度を何とかTOまで戻す。

後続セラークS藤さんもTO、リッジに付かずに「盆栽松」当たりをフライトしている。
弱いながらも2機とも何とかステイできていた。

後続はこの状態を見てTOしてこなかった。
これが本日の分かれ目になる。
TO前の小さなボールから上がるセラークの見つけた弱いサーマルを2機で育てる。

2005年8月27日(土)
 2Dフライトナビゲート

ごつごつと形のしっかりしないサーマル、こちらが翼端の動きをコントロールしている間に楽々セラークはドリフトさせながら上がっていく。

翼をなだめながらサーマルに乗り続けた。
トンビが1羽セラークと重なりあうように上げていく。
1サーマルで+800m、雲が発達してきたので雨乞山から直接山頂へ移動、セラークは上げきって雲底へ到達したようだ。

後続も次々TOするが、TO前の日照が無くなり上げられずに苦しんでいる。
山頂トップアウトまで35分、山頂には登山者がたくさんいた。

上空の雲はゆっくりと北西から流れてくる。
小野子山と子持山を結ぶライン上に雲が発達していた。
山頂付近はリフトが無いので、雲の発達している「中尾根中段」へ移動する。

狙ったところでサーマルヒット、そのまま回し続けて+1000mで雲底到達、子持山を目指して移動開始。
遅れて山頂をトップアウトしたセラークも後を追うように上げ始めていた。

2005年8月27日(土) 3Dフライトナビゲート 

白水ゴルフ場方面の雲は少し黒ずんで怪しい。
子持前山を北側から回り込む、山頂でサーマルヒット、雲に入らないように+850mで子持本山へ移動、サーマルに当たらなくても山頂をトップアウトして十分戻れる高度を確保。

セラークは子持山をあきらめ小野子山前面の雲底を飛んでいた。
振り返ると小野子山は全山雲で日射が当たらなくなっていた。
小野子山山頂を目指して戻ったが、「中尾根上段」から弱い日差しのある雨乞山方向に進路を変更する。

主稜線の上を移動しながらサーマルを探すがリフトはどこにもない。
まだ十分に日差しのある「根古屋の湯」に最後の望みをかけて移動したが、ここにもサーマルは無く、12時55分LD。

最高到達高度 1500m(ゲイン1000m) 最長フライト時間 1時間20分



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