今日は飛べたかな

平成17年4月24日(日) 小野子  (画像はカシミール3Dを使用して作成しています。)

雲一つないさわやかな青空が広がっていた。
TOの風はおだやかに南東からはいっていた。

今日はダミーになってくれる人がいなかったので先頭で11時13分TO。
渋い、苦しい、TO直後からバリオは激しい下降音を鳴らすばかり。
「盆栽松」上空へ直行。

リッジに沿ってちょっとだけバリオは上昇音を出してくれる。
でも、厳しい、苦しい。
ふたこぶ目まで落ちた。

北に回り込み何とか高度維持。
半分上がって、半分落ちてを繰り返し、やっとの思い出じわじわと高度を稼ぐ。

後続はセラークs藤さん、やはり沖でサーマルをゲット。
続いてUPy場さん。
3機で回っているつもりなになぜか私だけおいて行かれた。

2機は500TO方向へ移動しながら上げていく。
こちらはそのまま回し続けて+450mで「中尾根」へ移動。

2005年4月24日(日)フライトナビゲート 

今日のサーマルかなり荒れていました。
なれないグライダーのためもありましたが、心臓バクバク状態。
主尾根から2機も「中尾根」へ渡ってきました。

こちらがバタバタしている間にセラークはさっさと高度を稼いで小野子山へ移動して行く。
「中尾根中段」で+1070m、後半は南東が強くなりそうなので、小野子山頂をあきらめて子持山を最初の目標に設定。

南周りで「第3尾根上段」に渡ることに成功。
このころ小野子山頂ではセラークs藤さんとUPy葉さんが+1300mまで上げて 子持山をめざしてスタートを切ったようだった。

「子持前山第3尾根」の攻略に失敗。
サーマルが小さく、うまくとらえられずなんとしても上がらない。
仕方がないので一発勝負「第4尾根」中段に移動。

無い、無い、サーマルありません。
高度だけが無くなっていく。
迫る白水ゴルフ場緑の絨毯、もう安全に降ろせる場所はコースのみ。

覚悟を決めた。
最悪でも林道沿いの雑木にツリーラン。
幸いにも、いくつかのリフトに助けられてゴルフ場をさけた道路に無事に12時06分LD。

子持山の攻略に失敗したときのリスクの大きさを実感。
「第4尾根」を過ぎると降ろせる場所が全くありません、ゴルフ場には絶対に降りな いでください。
「第3尾根」直下には広い伐採地があるので、最悪そこに降りる努力をしましょう。


子持山を目指した2機も上げきれず、採草地(着陸許可は取ってあります。)に 降りてしまった。
仲間に回収に来てもらいリフライトをする。

2005年4月24日(日)3Dフライトナビゲート 

13時50分TO。
次第に強くなる南東風。

リフライトでもサーマルはしっかり発生していた。
「盆栽松」から1サーマルで+450m、500TOを経由して「中尾根下段」へ移動する。
稜線に沿って+700m、フォローで55km/h山頂をあきらめて沖に出た。

少しサーチしているとサーマルヒット、次第にサーマルがしっかり強くなってくる。
1サーマルで+1080mまで上がるが、前進スピード8km/h以下とかなり南東が強くなる。
午前中山頂付近はかなり荒れていたと聞いていたので山頂を嫌う。

再び沖へ出してLDに向かう途中でいい感じのサーマルに当たる。
サーマルの傾斜に身をまかせて回っていると+1280mまで上がった。
フォローで沼田方面へのXCも頭をよぎる。

ルートを切り替え、あまり落ちなければ再び子持山を目指すつもりで前進を開始。
強いシンクは無いものの時々前進スピード5km/h以下なる。
LDには何かきらきら光るものが確認された。
どうやらレジャーシートの反射のようだ。

子持山をあきらめて、沖からグランドを経由してLDにむかう。
それまではあまりなびいていなかった竹林が大きく揺れ始めていた。
LD上空に余裕を持って戻り、じっと沈下の始まるのを待つ。

しかし、リッジとサーマルが混じった上昇風が邪魔をしてなかなか降下しない。
風が少し弱くなり降下とともに前進しながら無事14時45分LD。

最高到達高度  1800m(1300mゲイン)  最長フライト時間  1時間15分
私の到達高度  1780m(1280mゲイン)     フライト時間  1時間15分+55分

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