今日は飛べたかな

平成17年3月27日(日) 小野子

朝から雲一つ無い青空が広がっていた。
この冬は飛べる日が少なかったので、久しぶりの小野子山。

早くから南東が入っていた、出足も早く1便は10時10分にはLDを離れた。
林道の駐車場には黄色い杉花粉がたまっている、これからは花粉でサーマルの在処が見つけられる。

TOには順調に風が入っていた。
早々に準備をしたが、新グライダーのためこれまでになく緊張。
少し北東ぽくてTOの踏ん切りがつかず1度失敗。

セラークS藤さんに先に出てもらう。
リフトはしっかりあるようで、+150m位まで簡単に上げて行く。
風の入るのを待って11時20分TO。

もうセラークは500TOに移動していた。
今日で2本目のフライト、どんな動きをするのか不安でいっぱい。
フレーク操作を慎重にして、体と気持ちをだんだんと慣らしていく。

+250mいつもならさっさと500TOへ移動するところ、でも今日は違う沖でまっ たりフライト。
後続オクターンS谷さんとセラークは私をおいて500TOへ移動してがんばっていた。

どうも弱い逆転層があるようでなかなかそれ以上は揚がらない。
30分くらいでだいぶ安心して飛べるようになる。

オクターンは主尾根から「中尾根」へ移動、「ゾウの檻」からゆっくり揚げて山頂へ 向かっていた。
2便で来た後続組はTOのタイミングに恵まれず500TOまでがやっとのようだった。

2005年3月27日(日)フライトナビゲート 

心のスイッチを切り替えて、オクターンを追う。
2度沖周りで「ゾウの檻」を狙って見たが途中のリフトが弱くTOへ戻る。

3度目の正直今度は500TOへ移動、+350mで「ゾウの檻」を狙って移動。
途中のシンクが無かったので直接「中尾根中断」につける。
小さく強めのサーマル、グライダーの挙動が少し気になる。
新型機になれるには随分時間がかかりそうだ。

小野子山頂+900m位のところに先行するオクターンがいた。
何とか稜線に沿って山頂下までいった。
しかしここからしばらく上がれず苦しんでいる間にオクターンは子持山方向へ移動していっ た。

荒れた小さいリフトを何とか利用して山頂トップアウト、要した時間は1時間丁度。
2人の登山者が私に気づき手を振ってくれたので、こちらも手足を振ってご挨拶。

残雪の三国連山、谷川岳、武尊山などの雪景色が美しかった。
榛名から誰かXCに来るかと目をこらしたが今日は誰も来ない。
自分が榛名から来たときもこんな感じの天気だったような気がする。

+750mが打ち止め、雲ができるのをしばらく山頂付近を移動しながら待つも雲ができない。
沖へ出しながらトリムをいじってみる、フルリリースで約5km/h程度早くなる。
まだ、アクセルは踏んでいない。

2005年3月27日(日)3Dフライトナビゲート 

全体的に渋くなり皆さんLDになりそうなのでこちらも降ろしに入る。
しかし、高度が皆さんより高いため、所々でサーマルに当たる。
バリオが鳴るとどうしても回してしまう。

沖へ出して+250mで「ゾウの檻」まで戻ると再び穏やかなサーマル発見。
「中尾根中断」を経由して+750mまでもどして、今度は「根古屋の湯」奥上空に雲ができていたので移動してみ た。

見た目より奥に雲があり、到達したときには雲がなくなってしまった。
グランドから沖を回って13時20分LD。

珍しく何人かリフライトに行き、その後もフライトを楽しんでいた。

最高到達高度 1400m(900mゲイン) 最長フライト時間 2時間00分
私の到達高度 1250m(750mゲイン)

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